私が通っているジムの近くに、貸店舗があるのだが、その貸店舗は、これまで色々な店がオープンしたが、どの店も長続きせずに、閉店になってしまうということが続いている。一見、駅からそれ程遠いわけではなく、甲州街道から一つ奥に入った通りに面して、決して不便を感じさせるような場所ではない。しかし、人通りはあまり多くないし、駅への行帰りに通過するような人ばかりなのだ。だから、良さそうな物件に見え、借り手はつくのだが、実際のところは、開店しても、全く繁盛しない。今は、つい先日、美容院がオープンした。今のところ、ちらりほらりと客が入っているようだが、果たして、この先どうなるのか、ちょっと不安になって来る。
私がジムに通い始めて５，６年経つのだが、その間に、４，５店がオープンしては消えて行った。店のオーナーになるぞと、希望に満ち溢れ、借金して内装を施して開店するのだろうが、それが悉くうまく行かないというのだから、本当に罪作りな物件と言わざるを得ない。消えて行った店舗のオーナーは、多額の負債を抱えて廃業して行ったかと思うと、全く心が痛む。店舗を借りる前に、なぜもっとしっかりとどういう人がこの店舗の前を通過していくのかを調査しないのだろうか？世の中には商売に向かない人、不運な人って本当にいるものだと改めて思う。
