エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

おnewのブーツ試し履き・・漁岳林道歩き

2009年01月09日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
新春夫婦山初めは、試し履き
newブーツで 漁 岳 林 道 歩 き
■ 山 行 日     2009年1月9日(金)   日帰り
■ ル ー ト     漁岳林道~南東尾根ルート
■ メ ン バ ー      夫婦登山 №1
■ 登 山 形 態      山スキー
■ 地 形 図     1/25000地形図 「漁岳」
■ 三角点・点名    二等三角点  点名「漁岳 イザリダケ」

■ コースタイム     登り 2時間   下り 30分
<登り>
10:30     漁岳林道出合出発
12:30     登行中止 (C800m付近 悪天の為)

<下り>
12:30     下山開始
13:00     出発点到着



写真はこの1枚だけ・・・漁岳林道にて

★ 兼用靴の新調・・・
2009 新年を迎え最初の夫婦登山は、先日(1/3)購入したばかりのお揃いのブーツ(ガールモントGラ
イト)の試し履き山行をすることになった。
本来なら、2泊3日で東大雪山系「上然別山」を予定していたが、天気予報の悪さから遠出は諦め日帰りの
山行に切り替えた・・という訳だ。それにしても昨年の暮れから自分達の休日と天候が噛み合わず、山に行
かない日が50日も続いたなんて今までになかった現象だったけど、新年早々からもこれでは先が思いやら
れるブルーな気持ちになりそうだ。

自宅の出発は、8:45・・と遅い。(天気が悪いとなんか気分もノンネェ~)
千歳から支笏湖線を抜け漁岳林道出合に10:00に着く。出合には1台の車が駐車してありスノーシューの
跡が林道に続いていた。エバ夫婦もその車の前に止めて準備を始めた。今回は、最初から天候も良くないし山
も中腹から上はガスの中に隠れ何も見えなかった。
だから登頂が目的ではなく「おnewのブーツの履き心地を試す足慣らし」で出発することにした。
 
林道の積雪は、始め50cmくらいで山の斜面にはまだ笹が目立っていた。先行者のトレースを利用させて
頂き小雪降る中揚々と出発した。(10:30)
途中で、スノーシューの先行者と出会い挨拶を交わす。若い好青年・・という感じで爽やかさを感じた。ど
こまで登ったのか聞くと林道の途中から尾根に取付いたとこで風が強くなり引き換えしたという事だったが、
後にそこは彼のトレースからもはっきりわかる事が出来た。地図上で言うと南東尾根の901mピーク地点
から真北に位置する林道の出合だった。しかし、自分達のいつものルートは更に林道を詰めて漁川奥二股の
左股沢にかかる手前から北東斜面に取付き、沢を大きく迂回するルートで南東尾根を目指す予定だった。
林道から北東斜面に取付いたのは11:55で12:30標高800m付近でガスの中に突入、風と雪が強
くなって来たので登高を中止し、下山することにした。

少し下りた所で行動食と山頂コーラを飲んで休憩し、シールを剥がしてブーツもスキーモードに切り替えい
よいよ滑りに入る。
12:40には林道に降り、快適にトレースを辿ってスキーを楽しんだ。プラブーツと違いしっかりと足首
が固定され安定感が違った。勢いに乗るとトレースから外れ新雪のパウダーに入ると更に楽しさ倍増・・
しかし、わずか20分で林道を終了。車のある出合に着いてしまった。(13:00)

何年間も冬山はプラブーツ(紐靴)だっただけに兼用靴の素晴らしさに改めて関心させられ今後の登山も楽しみ
になりそうな予感がした。

山初めの夫婦登山は、ピークにこそ登れなかったがまずまずの成果もあって楽しく終わることが出来た。

帰路では、千歳市街にあるスパ「千歳の湯(せんさいのゆ)」で汗を流し無事帰宅した。
                                      (走行距離 122キロ)



※ 2021年1月19日、再編集しアップしています・・。