手軽に低山狙い・・・当別町丸山 (500.1m)
(北海道雪山ガイド HYML編 に誘われて・・・)
■ 山 行 日 2011年03月01日(火) 日帰り
■ ル ー ト 南西尾根ルート 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №10
■ 登山形態 山スキー
■ 地 形 図 1/25000地形図 「四番川」
■ コースタイム 登り 1時間30分 下り 40分
<登り>
9:50 登山開始
10:40 C321 付近
11:20 丸山頂上 (登り 1時間30分)
<下り>
11:25 下山開始
11:40 林道出合
12:05 駐車地点 (下り 40分)
黒い実線が今回のルートです。
★ 北海道「雪山ガイド」・・・
前回の「稀府岳」同様、今回の「丸山」についても北海道の山メーリングリスト編として発刊されている北海道雪山ガイドを参照し登ることが出来た。僅か500m程の山で山名「丸山」も同じ名前が多く、当別丸山という名も道南の北斗市にあることから便宜的に「当別町丸山」と呼んでいるらしい。低山ながら眺めがよく、スキーも楽しい・・という本のフレーズに誘われたのが主な理由ではあるが、天気予報が下り坂でどこの山を選んでも「悪天」・・・の中で増毛・留萌方面が昼過ぎまで晴れると知って決めたのも大きい。
702mの稀府岳で山は高さではないと改めて認識していたが、日帰りで登れる面白く楽しい山はまだまだあるようだ。
道道28号線 四番川出合付近から望む「丸山」
★ 登山口・・・
9:15 登山口到着。 (自宅から2時間)
ガイド本でも地形に特徴がないので分かりにくい・・とあったので、道道から青山奥四番川の国道出合より1/25000地形図を出して慎重に登山口を探すとそれらしき場所にはまだ新しいモービルのトレースがありその奥に当別川に架かる橋が確認出来たのでここが林道の出合であると確信する。しかし、駐車場所が無く道路脇に停めるしかないが出来るだけ路肩に近づけるため除雪をしてスペースを作った。
国道451号線の林道入口付近の道路脇に駐車する
★ 取付き・・・
9:50 出発。
予報通り天候は、どんよりとした曇り空。西に位置する726mの別狩岳すら山頂部が見えない程だ。ただ、幸いに丸山はくっきりと全容を見せてくれて出発には支障なかった。早々、モービルのトレースを辿る形で林道を歩き始めた。
まだまだ雪深いこの地区は登山口でも2m以上の積雪はある。当別川に架かる橋もトレースが無ければ分からない程に沢が雪で埋まっていた。ルート的には、ガイド本と同じ南西尾根を辿るつもりでいるので最初の難関は269mピークへの尾根の取付きである。手前の沢は問題なく雪に埋まっているが取付きの斜面は急な壁に見えた。直登は無理と考え2つ目の砂防ダム奥から尾根に取付きジグを切って登ってみると案外簡単に登ってしまい10分ほどで尾根上に上がる。後は快適な緩斜面の尾根を辿ると間もなく269ピークとなり、地形図を照らし合わせると丸山へ向けた痩せた尾根が確認出来苦労するところはほとんどなかった。
最初に取付いた急な斜面の登り
★ 読図・・・
269ピークから痩せた尾根を一端下りる形で北東に進むとやがて林道に出合う。林道を左折して50~60m程歩くと二股となりその間にある尾根がC321を経由する。この付近の地形で左手は沢形になっているが下に降りると必ず林道に出合うのでガイド本で下りのスキーで沢形を降りても面白いとある記事に納得した。
相方のチーヤンが、今日は読図の勉強をしたいと首からコンパスを下げて準備していたのでちょっとびっくり。途中何度となく立ち止まっては地図を出し読図の方法を聞いてきたが、エバの下手な説明で理解出来たかは不明だ。
C321付近の尾根上を登る
標高400m位になると広い斜面の疎林帯を登る。
もう前方には頂上台地の稜線が見える
★ 直登・・・
標高400m付近に来ると広い斜面が頂上に続き疎林帯になっていた。斜度も少しずつ増して来て頂上直下は見上げる壁にも見える。地形図的には崖記号のあるところであるが、それほどの印象はない。ガイド本では、左の林道側に大きく迂回し平坦な頂上台地に取付いているが、私たちは頂上付近に向けてジグを切り壁を直登した。雪面は固いところとやわらかい新雪のところがあり下りのスキーを楽しむ・・という状況ではなかった。
頂上台地は一面が若い白樺林で高度感はまったくない。読図をして東側のポコのある頂上を目指す。
頂上台地の白樺林
初登頂 当別町丸山 (500.1m)
★ 滞在5分・・・
11:20 丸山頂上到着。
予報通り天候は下り坂、ちょうど頂上に着いた頃吹雪模様となり吹きさらしで寒かった。残念ながら視界もほとんど無く、写真だけ撮って下山体制に入る。僅か5分の滞在である。
下りでは、シールを付けたまま直下の壁を降りてトレースに沿って滑る。下に降りるほど表面がフカフカのパウダーが多くシールを付けたままでもそれなりに楽しかった。登り返しも気にすることなくあっという間に下山してしまう。物足りないチーヤンは、向かいの別狩岳も登ろうかとあおるが、丁重にお断りする。
帰路、月形温泉を予定していたが「栗山町のスキー場に寄って行かない?」と言われ余る体力・気力に負けて月形を通過する。しかし、車中すっかりくつろぐと再びジャンパーを着てスキー靴を履くのが面倒になったのか栗山町内で急きょ中止しそのまま温泉に直行した。(良かった・・)
丸山・・・多少深雪でもパウダーな時期にもう一度行って見たい山である。頂上からの展望も叶わなかったので次回は是非楽しみたいものだ。ガイド本のように初心者にはちょうど良い訓練になる山だと思う。
栗山町内にある天然温泉「くりやま」・・このホテルの中にある。
(北海道雪山ガイド HYML編 に誘われて・・・)
■ 山 行 日 2011年03月01日(火) 日帰り
■ ル ー ト 南西尾根ルート 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №10
■ 登山形態 山スキー
■ 地 形 図 1/25000地形図 「四番川」
■ コースタイム 登り 1時間30分 下り 40分
<登り>
9:50 登山開始
10:40 C321 付近
11:20 丸山頂上 (登り 1時間30分)
<下り>
11:25 下山開始
11:40 林道出合
12:05 駐車地点 (下り 40分)
黒い実線が今回のルートです。
★ 北海道「雪山ガイド」・・・
前回の「稀府岳」同様、今回の「丸山」についても北海道の山メーリングリスト編として発刊されている北海道雪山ガイドを参照し登ることが出来た。僅か500m程の山で山名「丸山」も同じ名前が多く、当別丸山という名も道南の北斗市にあることから便宜的に「当別町丸山」と呼んでいるらしい。低山ながら眺めがよく、スキーも楽しい・・という本のフレーズに誘われたのが主な理由ではあるが、天気予報が下り坂でどこの山を選んでも「悪天」・・・の中で増毛・留萌方面が昼過ぎまで晴れると知って決めたのも大きい。
702mの稀府岳で山は高さではないと改めて認識していたが、日帰りで登れる面白く楽しい山はまだまだあるようだ。
道道28号線 四番川出合付近から望む「丸山」
★ 登山口・・・
9:15 登山口到着。 (自宅から2時間)
ガイド本でも地形に特徴がないので分かりにくい・・とあったので、道道から青山奥四番川の国道出合より1/25000地形図を出して慎重に登山口を探すとそれらしき場所にはまだ新しいモービルのトレースがありその奥に当別川に架かる橋が確認出来たのでここが林道の出合であると確信する。しかし、駐車場所が無く道路脇に停めるしかないが出来るだけ路肩に近づけるため除雪をしてスペースを作った。
国道451号線の林道入口付近の道路脇に駐車する
★ 取付き・・・
9:50 出発。
予報通り天候は、どんよりとした曇り空。西に位置する726mの別狩岳すら山頂部が見えない程だ。ただ、幸いに丸山はくっきりと全容を見せてくれて出発には支障なかった。早々、モービルのトレースを辿る形で林道を歩き始めた。
まだまだ雪深いこの地区は登山口でも2m以上の積雪はある。当別川に架かる橋もトレースが無ければ分からない程に沢が雪で埋まっていた。ルート的には、ガイド本と同じ南西尾根を辿るつもりでいるので最初の難関は269mピークへの尾根の取付きである。手前の沢は問題なく雪に埋まっているが取付きの斜面は急な壁に見えた。直登は無理と考え2つ目の砂防ダム奥から尾根に取付きジグを切って登ってみると案外簡単に登ってしまい10分ほどで尾根上に上がる。後は快適な緩斜面の尾根を辿ると間もなく269ピークとなり、地形図を照らし合わせると丸山へ向けた痩せた尾根が確認出来苦労するところはほとんどなかった。
最初に取付いた急な斜面の登り
★ 読図・・・
269ピークから痩せた尾根を一端下りる形で北東に進むとやがて林道に出合う。林道を左折して50~60m程歩くと二股となりその間にある尾根がC321を経由する。この付近の地形で左手は沢形になっているが下に降りると必ず林道に出合うのでガイド本で下りのスキーで沢形を降りても面白いとある記事に納得した。
相方のチーヤンが、今日は読図の勉強をしたいと首からコンパスを下げて準備していたのでちょっとびっくり。途中何度となく立ち止まっては地図を出し読図の方法を聞いてきたが、エバの下手な説明で理解出来たかは不明だ。
C321付近の尾根上を登る
標高400m位になると広い斜面の疎林帯を登る。
もう前方には頂上台地の稜線が見える
★ 直登・・・
標高400m付近に来ると広い斜面が頂上に続き疎林帯になっていた。斜度も少しずつ増して来て頂上直下は見上げる壁にも見える。地形図的には崖記号のあるところであるが、それほどの印象はない。ガイド本では、左の林道側に大きく迂回し平坦な頂上台地に取付いているが、私たちは頂上付近に向けてジグを切り壁を直登した。雪面は固いところとやわらかい新雪のところがあり下りのスキーを楽しむ・・という状況ではなかった。
頂上台地は一面が若い白樺林で高度感はまったくない。読図をして東側のポコのある頂上を目指す。
頂上台地の白樺林
初登頂 当別町丸山 (500.1m)
★ 滞在5分・・・
11:20 丸山頂上到着。
予報通り天候は下り坂、ちょうど頂上に着いた頃吹雪模様となり吹きさらしで寒かった。残念ながら視界もほとんど無く、写真だけ撮って下山体制に入る。僅か5分の滞在である。
下りでは、シールを付けたまま直下の壁を降りてトレースに沿って滑る。下に降りるほど表面がフカフカのパウダーが多くシールを付けたままでもそれなりに楽しかった。登り返しも気にすることなくあっという間に下山してしまう。物足りないチーヤンは、向かいの別狩岳も登ろうかとあおるが、丁重にお断りする。
帰路、月形温泉を予定していたが「栗山町のスキー場に寄って行かない?」と言われ余る体力・気力に負けて月形を通過する。しかし、車中すっかりくつろぐと再びジャンパーを着てスキー靴を履くのが面倒になったのか栗山町内で急きょ中止しそのまま温泉に直行した。(良かった・・)
丸山・・・多少深雪でもパウダーな時期にもう一度行って見たい山である。頂上からの展望も叶わなかったので次回は是非楽しみたいものだ。ガイド本のように初心者にはちょうど良い訓練になる山だと思う。
栗山町内にある天然温泉「くりやま」・・このホテルの中にある。