エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

奥深き大工作業の一日・・・

2012年06月06日 | 日記
奥深き大工作業の一日・・・


前略・・

いきなり下品なお話で恐縮ですが、一昨日職場に向かうべく家を出て車で千歳に向かいました。

途中で口元に違和感を覚え「ハッとして」家まで引き返しました。

大切な部分入れ歯を忘れていたのです。エバまだまだ55歳。

でも守るべき歯抜けは、ただのオヤジです・・・・。

幸い、予定していた通勤列車には間に合いましたが (汗・・)

2日前の報告します。


★ ネジ切り作業

【6月4日(月)】  快晴  

午前中は久しぶりに発行出来る会報「こざくらだより」の印刷等々でした。

昼から沼ノ沢仮組作業場へ向かいます。

平日なので藤井棟梁以外には誰も来てませんでした。

藤井さんは、ブルーシートの屋根の下で小さな角材の加工中でした。

小学校から頂いた廃材の加工はすべて終了し、足りない角材を注文したところです。

到着まで1週間前後掛かるようでしばらく大きな力仕事は無さそうです。

で、本日エバに科せられた仕事は「ネジ切り作業」

もちろん初めてでした。





12mmの鉄金にネジ山を作る「ダイス」という道具を使いますが、最初に鉄金に合わせるのが難しく少し

でも斜めになるとネジ山も斜めに出来上がり途中で止まってしまいます。ダイスを回すにも力を要し時間

も掛かります。

1本仕上げるのに約30分掛かりました。単調で辛い仕事ですが1本上手く出来ると嬉しくなります。

この「ねじ切り作業」で作った鉄金は外壁で重ねた角材の隙間とゆがみを無くすために使用するもので

す。角材の上から穴をあけ長い鉄金を下まで通しボルト締めしますが、この時折角積み上げた角材を

もう一度全部外して鉄金を通すそうです。

角材や丸太で小屋を作る際に持ち入れられる手法なのだそうですが、実に手間暇の掛かる作業で奥

深さを感じました。

昼からの作業で6本作るのがようやくでした。


以上です。