エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

ロビコンでの出会い・・・

2017年02月05日 | 日記
~アイスキャンドルとコンサートの夕べ~
ロビコンでの出会い・・・


★ つぶやき・・・
【2月4日(土)】
毎年この時期に開催されている「ロビーコンサート」(略してロビコン)に今年もお邪魔して、
会場内でのフリーマーケットとロビコンを楽しんで来た。
会場前の広場には、ボランティアで作られたアイスキャンドルが灯りしばれる夜もホッとする光景が感動的だ。
でもこの日は夫婦登山の予定もあって「今年は行けないね・・」とつぶやいていたが、急きょ別件の用事が入り
午前中は家を空けることが出来なくなった。

登山は中止・・・皮肉にも「天気が良いのに」とまたつぶやくが仕方ない用件だったので諦めるしかない。
午前中の用件も終わり午後からは久ぶりに洗車をして、こびり付いたエンカルを流す事が出来た。
後はダラダラと時間を過ごし晩酌の時間を楽しみにと思っているだけだった・・・。

そんな私を見てか?
「今日ロビコンあるけど行って見る!?」とチーヤンが言う。
あまり乗る気ではなかったが「・・・行くか!」と重い腰を上げる事にした。



会場前の広場に作られたアイスキャンドルの灯り・・・


設置された「展望台」から見下ろすと雪の結晶なんだぁ~とはじめて分かる


高校生や町民のボランティアの皆さんが何百個のバケツを使って一つ一つ作り上げたアイスキャンドル
★ ロビコンでの出会い・・・
18:00~始まったコンサート
今年は5組の出演者がそれぞれ20分ほどの持ち時間で演奏や歌などを披露してくれた。
私たちは特等席と言える一番前の席に座る事が出来た。と言うのもちょっとお客さんが少な過ぎ・・・

最初の演奏は札幌在住の門田江理さんで複音ハーモニカ奏者。一度に3本のハーモニカを持って
巧みにビブラートな音を奏でる。昭和のテレビ主題歌やオリジナル曲など5曲を披露してくれた。

次は恵庭市在住のアメリカン人ジェレット・ボーセンさん。
アコースティックギターでオリジナル曲を演奏したりシンガーソングライターとしてもその歌声が素晴らしかった。
ステージでは「stand by me」が印象的だったが、もっと聞きたいなぁと思いロビコン終了後に楽屋にお邪魔した。
ステージでも語っていたが、ボーセンさんは大の中頓別村ファンで8年間暮らしていたらしい。
今は音楽と農科学の研究をするため北海道大学院に籍を置きながら活動を続けているがCDも出していてその
ファーストアルバムをサイン入りで購入した次第だ。
「出会い・・」は、ボーセンさんの事で、今後の活躍もちょっと気になり追っかけたくなったシンガーである。

三番目の出演者は、札幌市在住の「運河のカモメ」
アコースティックギターを弾く浜田隆史さんとハンマーダルシマーという中世ヨーロッパの楽器を奏でる
小松崎 健(けんじ)さんのお二人。
NHK朝の連ドラ「花子とアン」の中でハンマーダルシマーを使った曲を担当していたのが小松崎さんと聞く。
神秘的な音色の珍しい楽器を目の当たりにしてチーヤンはすっかりお気に入り。彼女も直接楽屋に忍び込み
CDをゲットした・・。

四番目は、メンバーのほとんどが地元出身というボーカルアンサンブルでグループ名「リアンA」は
リアン=絆、Aは安平町の頭文字Aを取り「安平町の絆」と言う意味らしい。
リアンAとしての舞台は今回がデビュー1回目と言うから記念すべき日に聞けてお得感いっぱいである。

そして最後に登場したのはゴスペルチーム。
Voice of Soulと言う名でメンバーの一部が来てくれたらしい。
普段の練習は苫小牧のとある教会という。明るく元気なグループの歌声は自分たちも楽しくさせてくれた。

最後に全員で「ふるさと」を合唱し2時間のロビコンが終了した。

外に出ると再びアイスキャンドルが迎えてくれてしばれる空気がホット和むときである。
色々な場所でそれぞれ活躍している人たちとこうした場所ではじめて知り得て、そこから学ぶ事も多い。
見たことのない世界を偶然、タダで見られるこの特ダネ的コンサート・・・来年も是非見に来たいイベントだった。



「運河のカモメ」 左が浜田隆史さん 右が小松崎 健さん


「リアンA」 地元追分生まれの女性ボーカルアンサンブル


「Voice of Soul」 苫小牧で活躍のゴスペル


最後に出演者全員と観客全員で「ふるさと」を合唱してロビコンの幕を閉める。




ジェレット・ボーセンさんと私  楽屋にて・・・