エバ夫婦のようやく山始め?・・・
悪天予報で変更し 長官山 (254m)&スキー訓練
■ 山 行 日 2019年1月23日(水) 日帰り
■ ル ー ト 北長沼スキー場コース
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №1
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「長沼」「栗山」
■ 三角点・点名 三角点なし
■ コースタイム 登り 1時間 下り 30分 (スキー場リフト終点まで)
<登り>
11:30 スキー場駐車場出発
12:00 NTTレーダー塔
12:30 長官山頂上
<下り>
12:50 下山開始
13:20 スキー場リフト終点
スキー訓練
15:00 駐車場
★ 計画は大雪山系だった・・・
延び延びになっていたエバ夫婦の山始めだったが、ようやく「行くか!」と計画
を立てのが大雪山系の「ピウケナイ山1247m」~「本安足山1142m」で
1000m超峰の未踏峰を狙っていた。
しかし、こういう時に合わせるように意地悪な低気圧が接近するとは・・・。
特に24日は、大雪・猛吹雪の予報ではとても出掛ける気にはなれない。
新年山始めの計画から鼻っぱしを折られた感じで悪天とは、運の無い事だ。
ただこの事が今年を占うエバ夫婦の山行にはしたくない。とにかくどこかへ行こう
と言う事で無理のない里山で今年の足慣らしをする事にした。
★ 残った回数券・・・
21日大雪の降った近隣の長沼町の北長沼スキー場。
年末に孫たちを連れて初のスキー体験をさせるためにやって来て回数券まで買った
が、2回リフトに乗っただけで疲労困憊、予想以上に苦戦したスキー指導に肩を落
とし回数券だけ残ったままだった。
長官山に登った後は、スキー場でスキー訓練と称し残った回数券を使ってしまおう
と言うのもここを選んだ理由の一つ。
夕方から荒れる事を予想しながらも行き慣れた長官山なら仮に悪天となっても対応
出来る山域なので安心だ。
まだ青空が覗くスキー場駐車場に11時過ぎ到着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/6d/19324f3c155150c49c957725096bae3b.jpg)
青空を覗かせながらスキー場を右手に見ながら長官山を目指す・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/5b/f80b9713a567990b9d7c4858cec9d545.jpg)
大雪以降まだ誰のトレースも無く軽いラッセルをしながらゆっくり歩く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/2c/d93c14cd85f6be9e5dc249605b765534.jpg)
吹きさらしの林道も雪はしっかりと積もりほとんどラッセル無く歩けた・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/0c/e0c32ba42bf1d3ab0d20666c926f0d1e.jpg)
チーヤンのアウターは新品のノースフェイスです・・・
★ 9回目の長官山・・・
長官山へのバリエーションは幾つもあるが、基本的に今はスキー場コースだけ公認
のルートのようだ。他の遊歩道は2月末まで倒木の処理や伐採作業のため通行止め
になっている。しかし、頂上に登って見ると真新しいスノーシューの痕跡が幾つも
あり別のルートから登っているようだった。来ようと思えばどこからでも登れる山
域だから地形を熟知していれば通行止めの標識さえ目に入らないだろう。
どのコースも登行1時間前後で登頂出来る長官山。今回で登頂は9回目を数えたが
登る度に思い出すのが、北海道全山最後の1594座目を達成する児玉保則氏と多
くの仲間たちが一緒に登った事である。
あれは2016年8月6日だった。
30人を超える山の仲間たちが集まり、前人未到の記録に立ち会った。
長官山を最後に選んだのは、みんなと登りたかったことと下山後に祝宴を開きたい
と言う意向があったからだ。祝宴は安平町追分のホテルで盛大に行われ深夜まで続
いた。児玉さんと最後まで飲み明かし、これからは私の山行に付き合ってくれると
約束していたのに翌年の5月62歳で旅立ってしまった。
赤い鉄製の頂上展望台を見る度に登頂した児玉さんの笑顔を思い出す。
私も今年62歳になる。
早過ぎる旅立ち。もっと一緒に登りたかった。もっと一緒に酒を飲みたかったよと
いつも呼び掛けているのに・・・彼はもう居ない。
児玉氏が残した前人未到の大記録を後世にも伝えたいと言うのは本人の希望でもあ
ったし、病床中もずっと原稿作りに奮闘していた姿は私も知っている。
でも彼の傍でずっと応援して来たのは、西條氏だ。
意思を引き継ぎ、登りたい山を休止して大記録の業績をまとめ上げた。
その偉大なる記録本がいよいよ出版の時を迎えそうだ。
「長官山」・・・と聞くだけでいつも児玉氏との思い出が目に浮かぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/66/fb7b6b90a9f9985085e75942d7de9a61.jpg)
9回目(チーヤンは7回目)の登頂となった長官山254m・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/5a/6aada1268cb3a66554d35edda89bb8a6.jpg)
真新しい多くの痕跡があった頂上・・・
★ スキー訓練・・・
貸切の頂上も少し風が強かったので20分ほどで下山する事にした。
シールを外し急斜度の遊歩道を慎重に降りるも勢い余って転倒する。
その後しばらく登り返しがあり再びシールを付けて歩いた。レーダー塔を過ぎてすぐ
スキー場リフト頂上に繋がる痩せ尾根の末端に取付く。
程なくスキー場リフト頂上に着きシールを外してスキーヤーに転じた。
固く圧雪されたゲレンデコースのスキーは、基本面白くはないが、下手なスキーの練
習と思えば苦にはならない。チーヤンと一緒に数回各コースを滑り回数券が無くなっ
たところで終了とした。
終わる頃にはゲレンデを賑わせていた各学校の団体授業や自衛隊の訓練も終了して閑
散とした寂しいゲレンデとなっていた。
帰宅途中、天候が急変し吹雪模様となり家に着くと本降りになった。
夕方から荒れるという予報は的中し、タイミング良く訓練を終えて帰宅出来た事に安
堵した。
しかし、翌日は除雪の一日かも知れない。
これがエバ夫婦の山始めとなった・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ea/97d69ad2790c84fd9b7f23f5c7a48ab2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/9e/dcbd8367d0171757651c45e40b26e62d.jpg)
最後に滑り降りて来たチーヤンを撮る・・・
悪天予報で変更し 長官山 (254m)&スキー訓練
■ 山 行 日 2019年1月23日(水) 日帰り
■ ル ー ト 北長沼スキー場コース
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №1
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「長沼」「栗山」
■ 三角点・点名 三角点なし
■ コースタイム 登り 1時間 下り 30分 (スキー場リフト終点まで)
<登り>
11:30 スキー場駐車場出発
12:00 NTTレーダー塔
12:30 長官山頂上
<下り>
12:50 下山開始
13:20 スキー場リフト終点
スキー訓練
15:00 駐車場
★ 計画は大雪山系だった・・・
延び延びになっていたエバ夫婦の山始めだったが、ようやく「行くか!」と計画
を立てのが大雪山系の「ピウケナイ山1247m」~「本安足山1142m」で
1000m超峰の未踏峰を狙っていた。
しかし、こういう時に合わせるように意地悪な低気圧が接近するとは・・・。
特に24日は、大雪・猛吹雪の予報ではとても出掛ける気にはなれない。
新年山始めの計画から鼻っぱしを折られた感じで悪天とは、運の無い事だ。
ただこの事が今年を占うエバ夫婦の山行にはしたくない。とにかくどこかへ行こう
と言う事で無理のない里山で今年の足慣らしをする事にした。
★ 残った回数券・・・
21日大雪の降った近隣の長沼町の北長沼スキー場。
年末に孫たちを連れて初のスキー体験をさせるためにやって来て回数券まで買った
が、2回リフトに乗っただけで疲労困憊、予想以上に苦戦したスキー指導に肩を落
とし回数券だけ残ったままだった。
長官山に登った後は、スキー場でスキー訓練と称し残った回数券を使ってしまおう
と言うのもここを選んだ理由の一つ。
夕方から荒れる事を予想しながらも行き慣れた長官山なら仮に悪天となっても対応
出来る山域なので安心だ。
まだ青空が覗くスキー場駐車場に11時過ぎ到着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/6d/19324f3c155150c49c957725096bae3b.jpg)
青空を覗かせながらスキー場を右手に見ながら長官山を目指す・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/5b/f80b9713a567990b9d7c4858cec9d545.jpg)
大雪以降まだ誰のトレースも無く軽いラッセルをしながらゆっくり歩く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/2c/d93c14cd85f6be9e5dc249605b765534.jpg)
吹きさらしの林道も雪はしっかりと積もりほとんどラッセル無く歩けた・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/0c/e0c32ba42bf1d3ab0d20666c926f0d1e.jpg)
チーヤンのアウターは新品のノースフェイスです・・・
★ 9回目の長官山・・・
長官山へのバリエーションは幾つもあるが、基本的に今はスキー場コースだけ公認
のルートのようだ。他の遊歩道は2月末まで倒木の処理や伐採作業のため通行止め
になっている。しかし、頂上に登って見ると真新しいスノーシューの痕跡が幾つも
あり別のルートから登っているようだった。来ようと思えばどこからでも登れる山
域だから地形を熟知していれば通行止めの標識さえ目に入らないだろう。
どのコースも登行1時間前後で登頂出来る長官山。今回で登頂は9回目を数えたが
登る度に思い出すのが、北海道全山最後の1594座目を達成する児玉保則氏と多
くの仲間たちが一緒に登った事である。
あれは2016年8月6日だった。
30人を超える山の仲間たちが集まり、前人未到の記録に立ち会った。
長官山を最後に選んだのは、みんなと登りたかったことと下山後に祝宴を開きたい
と言う意向があったからだ。祝宴は安平町追分のホテルで盛大に行われ深夜まで続
いた。児玉さんと最後まで飲み明かし、これからは私の山行に付き合ってくれると
約束していたのに翌年の5月62歳で旅立ってしまった。
赤い鉄製の頂上展望台を見る度に登頂した児玉さんの笑顔を思い出す。
私も今年62歳になる。
早過ぎる旅立ち。もっと一緒に登りたかった。もっと一緒に酒を飲みたかったよと
いつも呼び掛けているのに・・・彼はもう居ない。
児玉氏が残した前人未到の大記録を後世にも伝えたいと言うのは本人の希望でもあ
ったし、病床中もずっと原稿作りに奮闘していた姿は私も知っている。
でも彼の傍でずっと応援して来たのは、西條氏だ。
意思を引き継ぎ、登りたい山を休止して大記録の業績をまとめ上げた。
その偉大なる記録本がいよいよ出版の時を迎えそうだ。
「長官山」・・・と聞くだけでいつも児玉氏との思い出が目に浮かぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/66/fb7b6b90a9f9985085e75942d7de9a61.jpg)
9回目(チーヤンは7回目)の登頂となった長官山254m・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/5a/6aada1268cb3a66554d35edda89bb8a6.jpg)
真新しい多くの痕跡があった頂上・・・
★ スキー訓練・・・
貸切の頂上も少し風が強かったので20分ほどで下山する事にした。
シールを外し急斜度の遊歩道を慎重に降りるも勢い余って転倒する。
その後しばらく登り返しがあり再びシールを付けて歩いた。レーダー塔を過ぎてすぐ
スキー場リフト頂上に繋がる痩せ尾根の末端に取付く。
程なくスキー場リフト頂上に着きシールを外してスキーヤーに転じた。
固く圧雪されたゲレンデコースのスキーは、基本面白くはないが、下手なスキーの練
習と思えば苦にはならない。チーヤンと一緒に数回各コースを滑り回数券が無くなっ
たところで終了とした。
終わる頃にはゲレンデを賑わせていた各学校の団体授業や自衛隊の訓練も終了して閑
散とした寂しいゲレンデとなっていた。
帰宅途中、天候が急変し吹雪模様となり家に着くと本降りになった。
夕方から荒れるという予報は的中し、タイミング良く訓練を終えて帰宅出来た事に安
堵した。
しかし、翌日は除雪の一日かも知れない。
これがエバ夫婦の山始めとなった・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ea/97d69ad2790c84fd9b7f23f5c7a48ab2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/9e/dcbd8367d0171757651c45e40b26e62d.jpg)
最後に滑り降りて来たチーヤンを撮る・・・