道北遠征サプライズも、北海道百名山・・・
タケノコの山・・ピヤシリ山(987m)
■ 山 行 日 2019年6月15日(土) 日帰り
■ ル ー ト 名寄車道(ピヤシリ林道)コース
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №20
■ 登 山 形 態 ドライブ登山+
■ 地 形 図 1/25000地形図 「ピヤシリ山」
■ 三角点・点名 一等三角点 点名「飛鏃岳 ピヤシリダケ」
■ コースタイム 登り 45分 下り 40分
<登り>
07:15 車道終点C782分岐
07:55 避難小屋
08:00 頂上
<下り>
08:30 下山開始
08:33 避難小屋
09:10 登山口駐車帯(タケノコ採りあり)
地形図上の標高点782mの林道分岐が車止めとなる登山口・・・隣の車はタケノコ採り車
ピヤシリ山の登山口林道・・・ゲートがあり施錠されている
ここから頂上まで2㎞、車両通行止だが一般車も通れる程立派な林道だった・・
この標識は、登山者向けではなく山菜取り(タケノコ)者向けの注意喚起
★ タケノコの山だった・・・
ゆっくり起きても良いはずが、5時に起床して早々恒例のモーニングコーヒーを落
とす。軽く朝食も取ると「もう行くかっ!」と6:20、道の駅を出発した。
ここからピヤシリスキー場まで約8㎞だが、昨夜は麓のなよろ温泉サンピラーに寄っ
たばかりなので道に迷う事は無い。ただ、夜の温泉だったので街灯に群がる虫の数は
半端なく、気持ちの良いものではないが周りは真っ暗だったので、今朝は別世界のサ
ンピラーだった・・。
ホテルサンピラーの向かい側がピヤシリスキー場でその頂上は「九度山(674m)」であ
る。ホテルサンピラーの手前には立派なジャンプ競技場もありスキーに力の入った町
だなぁという印象は強い。
さて、ピヤシリ山への林道は「ピヤシリ林道」と言いスキー場の奥へと続きダート道
を約10㎞走る事になる。林道は整備されていて走り易いが山間部の林道なので注意
したい。途中、林道沿いにピヤシリ山荘がありびっくりするが、ここは別の林道との
分岐点にあり休憩小屋で宿泊は出来ないようだった。
林道終点まで標識もしっかり付いていて迷う事は無いが、この山はタケノコ山でもあ
り、道路脇に停めてある車は多い。終点の駐車帯にも2台停まっていてこれから採り
に行く男性と挨拶した。
タケノコのメッカとは知らなかったが、周りはほとんどクマザサで覆われ、どこに入
っても太いタケノコが採れそうな場所で納得。
登山口(駐車帯)からタケノコ林道を歩くエバ夫婦・・・
★ ツバメオモトの群生地・・・
林道終点の登山口から頂上直下までの林道も笹原の中にある道をずっと歩く。
少し歩くとすぐに目に付いたのが、道路脇に咲く「ツバメオモト」である。珍しい花
ではないが、右も左もずっとツバメオモトが点在していてビックリした。場所によっ
ては小さな群落もありこれ程多く咲いているのは初めて見るかも知れない。
他にもハクサンチドリ、エンレイソウ、ノウゴウイチゴ、エゾイチゲ、サンカヨウな
どが咲いていて単調な笹の道も楽しく歩けたのが嬉しかった。
ツバメオモト
ツマトリソウ
ハクサンチドリ・・ピンボケ
エゾイチゲ
サンカヨウ
★ 頂上避難小屋・・・
登山口からのんびりと歩いて来たが、道中何組かのタケノコおじさんと出会う。
大音響のラジオを林道脇の木にぶら下げ、その奥にガサガサと笹を掻き分けながら宝
物探ししていた。丁度一人のおじさんと出会いご挨拶するとその風貌はプロのように
見え、採っている量が半端ではない。車輪の付いた荷車も用意されていて地元のプロ
だねと見惚れてしまった。
そんなこんなで40分ほど歩くと、もう林道終点となり広場に出る。そして、避難小
屋がありその奥が頂上への登山道となっていた。
整備されたピヤシリ山避難小屋
奇麗に清掃されているが、ベットマットには驚いた・・・
★ 微かに利尻山を望む・・・
避難小屋からほんの5分。ハイ松の小道から一気に展望が広がる頂上に着いた。
函岳と同じここも一等三角点の山でその展望は360度だ。昨日登った函岳も遠くに
確認出来たし、何と言っても利尻山を望めたのが嬉しい。写真を撮って見たがうまく
映らなかったのは残念だった。
もう一つビックリしたのが、ミヤマオダマキの群生である。それも三角点の周りだけ
に群生していて誰かが植えた畑?と思う程である。
登り45分だが、散歩だった・・・。
名寄の街を眼下に望み、貸切の山頂を二人占めで楽しんだ。
山頂への登山口にあった標識、破損していて地面に置いてあるだけだった。
ハイ松と笹の中にある登山道は少し狭いが整備されている・・・
一気に広がる眺望・・・
「なんだこれはぁ~」と最初に目についたミヤマオダマキ
一等三角点を囲むように群生していた・・・
写真中央の奥に利尻山が浮かんでいるのだが・・・
昨日登った「函岳」は、雪渓ですぐ分かった・・・
2019.6.15 ピヤシリ山(987m)初登頂
オダマキと一緒に・・・
山頂奥の岩場に咲いていたコケモモ・・・
★ 山菜取り・・・
貸切の頂上で30分ほど眺望を楽しみ、下山する。
2月に神奈川の岳友とスキーで登るはずだったピヤシリ山。スキー場からの登行なので
それなりにハードな山行だろう。でも念願のピヤシリ山に登頂したと後で知らせが来て
共に喜んだ。あの時私たちは、屋根棟山~函岳の計画も立てていたが、天候は思わしく
なく、岳友から登頂の知らせを聞いた後、天気の良い道東に遠征に切り替えていた。
そして、サマッケヌプリ山(1062m)に初登頂した・・・そんな思い出が蘇る。
下りもルンルン気分。
余裕があるからタケノコでも採って帰るか!と採る気満々なのだが、相方が「ダニがい
るから余り奥に入らないでね」と言ってサッサと降りて行った。ここはタケノコだけじ
ゃなくウドも宝庫らしく沿道に沢山あった。
結果、タケノコ数本とウド数本の取れ高で終了・・・。
その間にトレランで登って来る若者やタケノコ登山グループともすれ違いながら登山口
に着いた。帰路の林道ではタケノコ採りと思われる車も増えていて何度もすれ違った。
林道入口に下山したのは9:30頃でサンピラーの温泉は営業前。
そのまま通過して帰路への道を辿るが、途中旭川の「男山自然公園」に立ち寄って散策
し、「突哨山(243m)」に登り、富良野の温泉で汗を流して帰宅した。
タケノコの山・・ピヤシリ山(987m)
■ 山 行 日 2019年6月15日(土) 日帰り
■ ル ー ト 名寄車道(ピヤシリ林道)コース
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №20
■ 登 山 形 態 ドライブ登山+
■ 地 形 図 1/25000地形図 「ピヤシリ山」
■ 三角点・点名 一等三角点 点名「飛鏃岳 ピヤシリダケ」
■ コースタイム 登り 45分 下り 40分
<登り>
07:15 車道終点C782分岐
07:55 避難小屋
08:00 頂上
<下り>
08:30 下山開始
08:33 避難小屋
09:10 登山口駐車帯(タケノコ採りあり)
地形図上の標高点782mの林道分岐が車止めとなる登山口・・・隣の車はタケノコ採り車
ピヤシリ山の登山口林道・・・ゲートがあり施錠されている
ここから頂上まで2㎞、車両通行止だが一般車も通れる程立派な林道だった・・
この標識は、登山者向けではなく山菜取り(タケノコ)者向けの注意喚起
★ タケノコの山だった・・・
ゆっくり起きても良いはずが、5時に起床して早々恒例のモーニングコーヒーを落
とす。軽く朝食も取ると「もう行くかっ!」と6:20、道の駅を出発した。
ここからピヤシリスキー場まで約8㎞だが、昨夜は麓のなよろ温泉サンピラーに寄っ
たばかりなので道に迷う事は無い。ただ、夜の温泉だったので街灯に群がる虫の数は
半端なく、気持ちの良いものではないが周りは真っ暗だったので、今朝は別世界のサ
ンピラーだった・・。
ホテルサンピラーの向かい側がピヤシリスキー場でその頂上は「九度山(674m)」であ
る。ホテルサンピラーの手前には立派なジャンプ競技場もありスキーに力の入った町
だなぁという印象は強い。
さて、ピヤシリ山への林道は「ピヤシリ林道」と言いスキー場の奥へと続きダート道
を約10㎞走る事になる。林道は整備されていて走り易いが山間部の林道なので注意
したい。途中、林道沿いにピヤシリ山荘がありびっくりするが、ここは別の林道との
分岐点にあり休憩小屋で宿泊は出来ないようだった。
林道終点まで標識もしっかり付いていて迷う事は無いが、この山はタケノコ山でもあ
り、道路脇に停めてある車は多い。終点の駐車帯にも2台停まっていてこれから採り
に行く男性と挨拶した。
タケノコのメッカとは知らなかったが、周りはほとんどクマザサで覆われ、どこに入
っても太いタケノコが採れそうな場所で納得。
登山口(駐車帯)からタケノコ林道を歩くエバ夫婦・・・
★ ツバメオモトの群生地・・・
林道終点の登山口から頂上直下までの林道も笹原の中にある道をずっと歩く。
少し歩くとすぐに目に付いたのが、道路脇に咲く「ツバメオモト」である。珍しい花
ではないが、右も左もずっとツバメオモトが点在していてビックリした。場所によっ
ては小さな群落もありこれ程多く咲いているのは初めて見るかも知れない。
他にもハクサンチドリ、エンレイソウ、ノウゴウイチゴ、エゾイチゲ、サンカヨウな
どが咲いていて単調な笹の道も楽しく歩けたのが嬉しかった。
ツバメオモト
ツマトリソウ
ハクサンチドリ・・ピンボケ
エゾイチゲ
サンカヨウ
★ 頂上避難小屋・・・
登山口からのんびりと歩いて来たが、道中何組かのタケノコおじさんと出会う。
大音響のラジオを林道脇の木にぶら下げ、その奥にガサガサと笹を掻き分けながら宝
物探ししていた。丁度一人のおじさんと出会いご挨拶するとその風貌はプロのように
見え、採っている量が半端ではない。車輪の付いた荷車も用意されていて地元のプロ
だねと見惚れてしまった。
そんなこんなで40分ほど歩くと、もう林道終点となり広場に出る。そして、避難小
屋がありその奥が頂上への登山道となっていた。
整備されたピヤシリ山避難小屋
奇麗に清掃されているが、ベットマットには驚いた・・・
★ 微かに利尻山を望む・・・
避難小屋からほんの5分。ハイ松の小道から一気に展望が広がる頂上に着いた。
函岳と同じここも一等三角点の山でその展望は360度だ。昨日登った函岳も遠くに
確認出来たし、何と言っても利尻山を望めたのが嬉しい。写真を撮って見たがうまく
映らなかったのは残念だった。
もう一つビックリしたのが、ミヤマオダマキの群生である。それも三角点の周りだけ
に群生していて誰かが植えた畑?と思う程である。
登り45分だが、散歩だった・・・。
名寄の街を眼下に望み、貸切の山頂を二人占めで楽しんだ。
山頂への登山口にあった標識、破損していて地面に置いてあるだけだった。
ハイ松と笹の中にある登山道は少し狭いが整備されている・・・
一気に広がる眺望・・・
「なんだこれはぁ~」と最初に目についたミヤマオダマキ
一等三角点を囲むように群生していた・・・
写真中央の奥に利尻山が浮かんでいるのだが・・・
昨日登った「函岳」は、雪渓ですぐ分かった・・・
2019.6.15 ピヤシリ山(987m)初登頂
オダマキと一緒に・・・
山頂奥の岩場に咲いていたコケモモ・・・
★ 山菜取り・・・
貸切の頂上で30分ほど眺望を楽しみ、下山する。
2月に神奈川の岳友とスキーで登るはずだったピヤシリ山。スキー場からの登行なので
それなりにハードな山行だろう。でも念願のピヤシリ山に登頂したと後で知らせが来て
共に喜んだ。あの時私たちは、屋根棟山~函岳の計画も立てていたが、天候は思わしく
なく、岳友から登頂の知らせを聞いた後、天気の良い道東に遠征に切り替えていた。
そして、サマッケヌプリ山(1062m)に初登頂した・・・そんな思い出が蘇る。
下りもルンルン気分。
余裕があるからタケノコでも採って帰るか!と採る気満々なのだが、相方が「ダニがい
るから余り奥に入らないでね」と言ってサッサと降りて行った。ここはタケノコだけじ
ゃなくウドも宝庫らしく沿道に沢山あった。
結果、タケノコ数本とウド数本の取れ高で終了・・・。
その間にトレランで登って来る若者やタケノコ登山グループともすれ違いながら登山口
に着いた。帰路の林道ではタケノコ採りと思われる車も増えていて何度もすれ違った。
林道入口に下山したのは9:30頃でサンピラーの温泉は営業前。
そのまま通過して帰路への道を辿るが、途中旭川の「男山自然公園」に立ち寄って散策
し、「突哨山(243m)」に登り、富良野の温泉で汗を流して帰宅した。