エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

HYML20周年究極の懇親会は「三段山オフミ」

2019年12月23日 | 山紀行 (十勝・大雪)
HYML20周年究極の懇親会はじまる・・・
12月三段山オフミに参加
HYMLは今年で開設20周年となりました。
当ブログでも何度か紹介していますが、上富良野町吹上温泉「白銀荘」をベースに毎年
12月~3月まで4回に渡り開催している究極の懇親会です。今年も12月から始まり
ました。20周年記念としての特別な企画はありませんが、毎年宿泊の予約を担当して
くれるinoさんの実績と信用は厚く、人気の白銀荘でも毎回予定通り予約が出来るのは
嬉しい事で、感謝です。

私自身今シーズン第1回目の参加は微妙でしたが、なんとか参加出来る事となり2泊3
日で申し込みました。このオフミへの参加には基本、Aパターン(2泊3日)、Bパター
ン(初日から1泊2日)、Cパターン(後半の1泊2日)から選んで申し込みます。大部屋
と2段ベットの部屋に宿泊は分かれますが、20名以上の宿泊と宴会が可能です。
夕食と翌朝食は、参加者から賄い担当を選びます。準備と後片付けは全員でサポートし
宴会での懇親会がオフミのメインイベントです。22時消灯という制限はありますが、
山から下りて来る昼前後から小グループによる宴会が始まるのは恒例の風物詩ですね。

初日は、5名。二日目は9名の参加でしたが、思わぬ出会いもあって賑やかな宴会にな
ったのは二日目でした。



12/20(金) オフミ初日は5名参加も大部屋貸切でのんびり酒三昧・・・

前十勝へ雪不足偵察BC
■ 山 行 日    2019年12月21日(土)  日帰り
■ ル ー ト    白銀荘~前十勝カバ原ルート 往復
■ メ ン バ ー     ino、ファゼンダ、コージ、エバ
■ 登 山 形 態     山スキー
■ コースタイム   登り 1時間30分  下り 30分
<登り>
08:40     白銀荘出発
10:10     カバ原1250m付近

10:25     カバ原1160m付近まで滑降
10:40     登り返し 1250m付近

<下り>
10:50     下山開始
11:20     白銀荘着


★ 初日は男5名で酒三昧・・・
とにもかくにも、ここに来るだけで楽しい・・。
三段山オフミがなぜ究極の懇親会なのか・・・それは、あなたも来ればわかるさ。
もちろん中には面白くなかったとつぶやく御仁も否定はしない。感じ方、楽しみ方は
人それぞれだから「究極の懇親会」と言っているのは私個人の主観である。

札幌や各地方で行う懇親会は基本日帰りなのに対し、最大2泊出来る懇親会は、温泉
を始め賄いの料理と持ち寄ったアルコールでほぼ飲み放題。酔い潰れてもそのまま寝
床だから心が和む。家に居る感覚で山の仲間と交わすおしゃべりはエンドレスだ。
翌日は、参加者で思い思いにBCを楽しみ雪と戯れ、下山したらまた温泉と楽しい仲
間との懇親は時を忘れて童心のようにはしゃいでも誰も止めない。

そんな空間が好きだから、出来れば全参加を希望しているが・・・いつもそうとは限
らないのが現実だ。

初日は、5名の参加だった。集合時間は決まっていないのでそれぞれの時間で白銀荘
に着き、それぞれのペースで行きたい山へBCを楽しむスタイルだ。
私以外のメンバーは、午前中に到着し三段山へ向かったらしいが、雪模様で雪不足、
2段目上の約1400m前後で皆下山して来たらしい・・。私は、仕事の都合で白銀
荘に着いたのは15時過ぎだったから、みんなと合流するや即歓迎の一杯から始まっ
てしまった。途中抜けてお風呂には入れたのでその後はどっしりと座り込み歓談に時
は過ぎて行った・・・。
金曜日とあって宿泊者も少ないせいか、大部屋での懇親はもったいない気もするが、
賄いコージさんの手巻き寿司とラーメンサラダなどでお腹いっぱいにする。





12/21 白銀荘前から出発したメンバーたち・・・


白銀荘~十勝岳ルートに沿って樹林帯を抜けます・・・


樹林帯を抜けたところで本日のリーダーinoさんです・・


小尾根を越えて沢を渡りカバ原へ・・・


カバ原の入口付近、ダケカンバの若木が目立ち雪が少ない事を象徴している


カバ原の中腹まで来たが、少しずつ風が出始めていた・・・


新雪は20㎝前後でフカフカのパウダーだったことが嬉しい・・約1300m付近


標高差100m位を滑降し初のスキーを楽しむ・・・そして、登り返した。

★ BC紀行は割愛です・・・
三段山オフミのメインイベントは、BCではなく白銀荘での懇親会だと思うのは私個
人の主観です。なので仲間と出掛けたBCの紀行について細かく記する事は割愛させ
て頂きたい。それは、ブログをアップする上で懇親会と山行記が一緒だと非常に長い
文面や写真の数も増えてしまうのが、私自身の悪い癖でどこで止めて良いやらの中途
半端な報告になりがちだから・・。

じゃ~懇親会の事だけを詳しく書こうと思っても、飲んだら周りの事もうる覚えだか
ら、もうどうでもよくなるし書けない・・。

せめて山行と懇親会の写真だけアップして勘弁してもらう事にした・・・。



登り返したカバ原にて 今回のメンバーです・・・


滑降を終えて下山する。背景の山がカバ原と右に三段山

大賑わいのオフミ宴会に・・・
【2日目の夜】
お昼前には下山して白銀荘に入る。それぞれのペースでランチを取るもの。お風呂に
行くもの、まずは一杯飲むもの・・・と分かれるのもHYML流。この日から加わる
メンバーの一部が到着していて貸切の大部屋が賑やかになって来る。本日参加のメン
バーも各自で三段山へのBCで汗を流し雪の感触を楽しんでから入館している。

通常なら夕食は17時~18時なのだが、「そんなに待てない」と賄い担当を急かす
飲んべ組だ。そして、風呂に入ってさっぱりした順に小宴は始まっていてその輪が少
しずつ大きく賑やかになるのもこのオフミの風物詩である。


★ 当初は9名での懇親会が・・・
当初の参加メンバー2日目は、9名でした。
そして、そのまま9名で夕飯の準備もしていたのですが、なにやら見た事のあるメン
バーが続々と白銀荘入りするではありませんか!

rokoさん、黒猫さん、マリッカさん、おとーちゃん、あら田さん、フナさん・・
他3名で、どんなグループかとたずねると某山岳会の集まりだと言う事でした。
大部屋は他の予約でいっぱいだっだので個室の和室を予約したようですが、9名が宴
会をするには余りにも狭いと分かり、会に支障なければ私たちと合流しませんか!と
お誘いしました。なので9名⇒18名の宴会となった訳です・・。



三段山オフミの二日目の参加メンバーです・・・


全員揃ったところで、いつものスピーチタイム・・・


この日のサプライズメニュー「サロマの蒸し牡蠣」おすそ分けタイム・・・


昨年に続き、賄いコージさんの提案で牡蠣が出ました!


やっぱり蒸し牡蠣は美味しいねぇ~!


18名居るかな? 賑やかな宴会になりました!

★ 3日目のBC・・・
締めの最終日は、いつもバラバラ感が残り少し淋しい気がする。
もちろんどんな行動をするのも自由な会なので仕方がないのだが、せめて朝食を食べ
た後でも参加者全員が集まってどなたかのご挨拶を賜り締められたらなぁ~と思った。

毎回の光景としては、朝風呂から始まり朝食を食べたらすぐに帰宅する人、すぐにB
Cを楽しもうとするグループ・個人、居残りしてゆっくりと言うメンバーなどに分か
れてしまう。「またねぇ~」「お世話になりましたぁ~」「気をつけてぇ~」と様々
な挨拶を交わしながら一晩二晩を共に楽しんだ仲間たちと別れる瞬間の朝だ。

楽しかった時間がもう終わりかぁ~・・・
いつもの日常にそれぞれが戻って行く様を見送る自分だ・・・。

3日目のBCは、7名で前十勝カバ原へ再び向かう事になった。昨夜合流した某山岳
会のメンバーも同じルートだったので、当初は同一行動で行こうという話もあったが
出発時間にズレが生じそれぞれのパーティーに分かれてしまった。

昨夜から降った雪は15㎝前後だろう。昨日のトレースが僅かに残る程度で再びラッ
セル感のある登行は新鮮だ。ファゼンダリーダーが先頭を歩くも早くて付いて行くの
が精一杯。結局写真は一枚も撮れずに下山してしまったのがちょっと残念だった。

カバ原尾根に来るとトレースはほとんど消えていて新たなラッセルとなり交代しなが
ら高度を上げて行った。昨日よりも少し上の1350m付近まで登りシールを外す。
ほんの少しだけ雪の重さを感じるもこれもパウダーで下手なりのスキーを楽しんで下
降した。下りも早く30分と掛からず白銀荘に着いてしまい。そのまま解散のスタイ
ルだった。
私は、ファゼンダさん、トシさんと風呂に入ったが、他のメンバーはそのまま帰宅し
た。

来月のオフミも参加する事にしている。
理屈無しで楽しい究極なオフミだと改めて感じている・・。



9名の内2名は所用で早帰りしたので7名で再び前十勝へ