エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

セイタカスズムシソウ

2023年06月06日 | 鹿公園
セイタカスズムシソウ
                                   ラン科 多年草 「背高鈴虫草」
【6月5日 (月) 】
昨年のこの時期に見付けた「セイタカスズムシソウ」・・・感動の発見と言っても良いくらい嬉し
かった。これで菅原靖彦氏著書の「札幌から日帰り ゆったりハイキング」(北海道新聞社)発行に
載っていた鹿公園の花が全部見付ける事が出来た。この他にも著書には載っていない草花が沢山あ
る公園だが、これからは目立たない草も含めて記録に残せればと思っている。

ただ、拘りがある訳では無いのでずっと続けられるかは保証出来ないのは正直な気持ちだ。
取り敢えず、今年も咲いた「セイタカスズムシソウ」が見れて良かった・・・。



「セイタカスズムシソウ」



★ 静かだが鬱蒼とした雑木林・・・
時々小雨がパラツク月曜日の午後、気温は14~5℃。
動物管理棟を出て「キタキツネの小路」から「エゾリスの小路」を経由してホタル池のある「せせ
らぎ広場」へ繋がる約1㎞の周回コースを歩く。90%以上が広葉樹の雑木林は今季最大とも言え
る新緑の時期を迎え、陽が差す隙間が無いほど鬱蒼とした暗い遊歩道の印象である。

ただ煩い程に小鳥のさえずりが頭上で奏で木々の葉に隠れて姿は見えぬも、元気一杯の明るい歌声
を感じる心地良い響きになっている。誰にも会わない静かな公園で遊歩道の両脇に咲く草花に注視
し、スマホのカメラに収めるのが楽しみの一つになった。

写真を撮る時、しゃがんでジッとしているとすぐに蚊が飛んでくるのは勘弁してほしいが、何枚撮
ってもボケるマクロ撮影がいつもの課題になっている。

巡回を終えて公園内の清掃作業をしていると遠くから呼ぶ声が聞こえ、振り向くとチーヤンだった。
妻もまた草花が好きでよく公園の遊歩道に訪れる。セイタカスズムシソウのある場所を教えるとす
ぐに行って見る行動派。私が見付けられなかった「ヤマシャクヤク」があったよと逆に教えられて
明日見に行こうと思った・・・。



ようやく咲き始めた「フタリシズカ」・・・これからの主役かも?


年々株を増やしている「コケイラン」今が満開の時期・・。


「トケンラン」ある場所でしか見付けていない貴重な蘭かも知れない。