エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

在宅介護でも自遊人でいたい・・

2022年05月11日 | 在宅介護
在宅介護でも・・自遊人でいたい
今月は在宅介護3連チャンがあった。
初日から母親の状態を見ながら外で作業して身体を動かす事にした。
7日土曜日は、裏庭で「焚き火」をした。薪の廃材処理や乾いた薪の燃え具合を確認したかった
ので午後からだが、焚火台を出した。少し風も強かったが燃え具合は上々、良い薪が出来ていた。
身体を動かすと言うより癒しを求めた焚き火だったかも知れない。

8日は、午後からパソコンで野球観戦。日曜で妻も休みだが近所の農家へアルバイトに出掛けた
ので、介護は私の担当になった。午前中は、介護の手を抜いてブログを書いてアップ。最近山も
行っていないのですっかりネタ切れ、在宅介護のひとりごとを綴る。
午後のPC野球観戦はファイターズ VS 西武。1回裏に西武中村が杉浦から2ランホームランを
放ち、4回にも中村から3ランを打たれたところで観戦中止。物置の整理に切り替えた。

そして、9日、最終日。
朝、介護施設の担当者から電話が来る。
「施設内でコロナの感染者が出たので、今月のショートステイは中止にさせて欲しい」という内
容だった。突然の知らせは「訃報」のように驚き、動揺したが、今回のショートステイは約10
日間の長期だったので、私たちも仕事や予定を組んでいて調整が難しく連絡に戸惑う。施設担当
者と更に相談の結果、近隣の介護施設利用が出来るよう調整してくれる事になり、予定のショー
トステイより長く利用出来る事になってその時は安堵した。がその後、3月に2ヶ月分処方して
もらった薬がショートステイ利用途中で切れる事に気が付く。いままで通っていた病院から同系
列の地元クリニックに変更出来る事になっていたので、すぐに電話で確認。急きょ受診して薬の
処方をお願いする事に・・。そして、なんとか薬を確保出来た・・ほんとドタバタ劇である💦

他にも仕事関係で整理しておく事があり、母親を家に残して留守にした時間もあったが、予定し
ていた事はすべて整理出来たので良かった・・。ホッ! 母親も一人で無事留守番をしてくれた。


自遊人ってなんだろう・・・
退職した後、仕事をせずにすべてを年金生活出来る人は少ない。
でも、最初はそうしようと思い「自遊人」を夢見てやりたい事三昧の生活に憧れていた。

それなのに、退職してすぐに自ら仕事を見付け働く事を決める。それは、夢と現実のギャップを
実感し、夢=遊びである以上生活費以外の「お金」が必要なのだと思い知る。「そのお金はどこ
から出るの?」と問われたら「働いて・・」としか返せない。

衣食住の生活だけなら何とか二人の年金だけで暮らせるかも知れないが、夫婦の趣味でもある登
山やキャンプ、孫たちへの小遣い、交際費、家や車のメンテなどなどを考えるととても年金だけ
では足りない。切り崩す預貯金も無いから結論は「働く」しか無かったのだ・・・。

ただ、いままでのようなサラリーマン的労働と収入を求められている訳では無く、足りない分を
補えたらそれで良いのだ。そのためにどんな仕事があり、どれだけ働けば良いのかと選択肢は自
分たちにあった。

足りない分はしっかり稼ぎ、遊ぶ時は精一杯遊ぶ。
ひと月のスケジュール管理を行ってメリハリを付ける事により、ストレスの無い自遊人まがいの
生活が近づくような気がしてくる。

「在宅介護」という予想もしなかった云わば「異変」と言うものは、一緒に住んでいる家族の事
であり、もしかすると自分がそうなる事だってあると考えれば、真摯に受け止めやるべき介護だ
とようやく納得するようになった。

幾つかの制約があっても、それを踏まえた「自遊人」は可能だと思う。
自分たちはまだ元気、病気になって困っているのは母親本人なのである。自分たちにとって今そ
のサポートをする時で、最後まで面倒を見る事は義務だと思っている。

「自遊人」とは、いつでも遊び三昧と言う事ではなく、癒された心で無理なくマイペースな生活
を送れる事ではないだろうか・・・。時間に制限なく、するもしないも自分ペースで決められる
のも自由=自遊だと思うし、また別の自遊だって、これからあるかも知れない。

そんな事を考えた3日間だったかなぁ~・・・。



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