エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

※第二の故郷へ花見ドライブ

2019年05月10日 | 日記
第二の故郷へ花見ドライブ
しずない二十軒道路桜並木
復興を願う被災地むかわ&40年ぶりの再会果たす
■ ドライブ日       2019年5月9日(木) 日帰り

★ 気になる故郷の桜・・・
10年前なら今が満開の桜だったが、年々開花が早まりGWに合わせるように開花
した、しずないの二十軒道路桜並木。すっかり観光地として有名になりGWは満開
と重なって大いに賑わった会場だったらしい。この街は、私たち夫婦の第二の故郷
でもあり、葉桜も覚悟でドライブする事になった。

いつもの経路を変えて田舎道の沿道に咲く桜を巡りながら、まず私の生まれ故郷で
もあるむかわ町に立ち寄った。
昨年9月の胆振東部地震で被災した後、復興を願うある人物が多くの取材に応えて
いた報道を覚えているだろうか。新聞販売店とおやき屋を営む工藤さんと電気店の
白田さんだ。どちらの家も地震で全壊し現在はアパート暮らしだという。

地震当日2階で寝ていた工藤さんの奥さんとは中学・高校の同級生だった。1階の
新聞販売店舗が、地震で圧し潰されたが幸いご主人は店を出た直後であった事と2
階で寝ていた奥さんも幸いケガ無くその後助けられたという。
白田電気店の夫婦も同級生で被災後ずっと気になっていたが、今日になってようや
く立ち寄る事が出来、色々お話しする事が出来た。

仮設の店舗で新聞販売とおやき屋「いっぷく堂」を営む工藤さんとは初対面だった
が、訪れるとさっそくおやきを焼きながら気さくにお話をしてくれた。同級生の奥
さんは別の仕事で留守だったが、新しく考案した「むかわ竜」の恐竜おやきを焼き
ながら日々の苦労を淡々と語り「やるしかない」と前向きな話が多かった。
同じ仮設の店舗で3軒長屋になっている白田電気店にも寄って店主の白田さんと会
う事が出来た。

わが家も地震で被災はしたが、この比ではなくお二人は商売に関わる大きな被害だ
ったが、家族にケガが無かった事を幸いにこれからの復興に向かって頑張って行く
しかないと力強く語ってくれたので、自分も元気を貰った感じだった。



むかわ町「いっぷく堂」の恐竜おやき クリームと小豆庵とっても美味しかった

★ チーヤン40年ぶりの再会・・・
むかわを後にして、しずないに向かう。
ここも無料の高速日高道は使わず、一般国道をゆっくり走り郊外の牧場や桜を楽し
みながら、会えば40年ぶりだと言うチーヤンの恩師という奥さん宅へ向かった。
恩師というのは、チーヤンが独身時代務めていた会社の社長さんだったが、2年前
突然他界した連絡をもらってからずっと会えずに気になっていたという。奥さんと
も当時は親交があり会えれば40年ぶりと言うが、お互い歳も取り分かるだろうか。






★ 多くは葉桜も懐かしさ満開・・・
すっかり夕方になってしまったが、懐かしい二十軒道路に着いた。
昔の記憶とは様変わりした観光地の二十軒道路で沿道のロープや注意書きが目立って
いた。桜は予想通り「葉桜」が多かったが、お祭りも終わって閑散としたこの風景を
期待していたので、来て良かったと安堵した。当時はどこでも駐車、どこでも宴会の
会場だったが、今は規制する場所が多く車も長蛇の列になったようだ。

ご存知二十軒道路は、約2000本を超える桜が直線7kmの両面に咲き誇り「日本の
道百選」や「さくら名所100選」「北海道遺産」などに選定されて親しまれている
場所だ。

この街でチーヤンと出会い、結婚、子供もこの街で生まれた。
ここで骨を埋めると決めていたのに事情が変わって札幌に転勤となってしまったが、
いつになってもこの街は、私たちにとって第二の故郷と言っていい街だった。













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