ブログ開設前の山行記をアップしました・・・
リベンジ日高縦走記
トムラウシ山(1477m)~伏美岳(1792m)
■ 山 行 日 2005年04月05日(火)~07日(木) 山中1泊
■ ル ー ト トムラウシ山東尾根~トムラウシ山~伏美岳~夏道ルート
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №5
■ 登 山 形 態 スノーシュー登行
■ 地 形 図 1/25000地形図 「妙敷山」
■ 三角点・点名 トムラウシ山 三等三角点 点名「富良牛トムラウシ」
伏美岳 三角点・点名無し
■ コースタイム 2日目 8時間45分 3日目 9時間
【4/6】
05:45 登山開始
06:15 林道分岐
06:30 砂防ダム横から作業道へ
08:30 東尾根942ピーク
09:15 東尾根1005稜線分岐点
11:10 東尾根1182ピーク
13:15 トムラウシ山頂上 (登り7時間30分)
14:30 1320最低コル テント設営 C2
【4/7】
05:30 出発
08:10 伏美岳頂上 (登り2時間40分)
10:10~ 道迷い
11:30 夏道登山道駐車場着
11:45 伏美小屋着
14:15 林道入口
14:30 美生ダム C1駐車場
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当時、ワードで作成した山行記
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トムラウシ山概念図
★ リベンジ縦走記・・・
昨年は、トムラウシ山のみを目的にトライした夫婦登山だった。
しかし、予定していた登山口を見つける事に時間がかかったり、
登行ルートも間違えて稜線までの時間が掛かり過ぎた。
更に腐った雪に悩まされて結局はタイムアウト・・・途中下山で終わってしまった。
来年のリベンジを強く決意して今年の計画となった。
★ 例年にない大雪・・・
計画は、トムラウシ山~伏美岳~妙敷山までの贅沢山行で自宅を出発した。
いつものように日勝峠を越えて清水町から芽室町上美生方面へ道道55号線を走る。
伏美岳登山口となるトムラウシ林道を過ぎて美生ダム入口前のゲートで車止めとなる。
例年にない大雪の影響で林道にはまだ1m以上の雪が積もっていた。
ここをC1テン場と決め早々テント設営に取り掛かる。陽は少し傾きかけながらも
明るく静かで暖かいテン場は車を横付けにしての適地だった。
16時、すっかり設営を終えてるといつもの安着の儀「乾杯!」が実質的登山開始の合図となる。
夕食は、「タラ鍋」。尽きない夫婦談と美味しいビールと酒は、時を忘れるほどに充実している時間だ。
19時50分、満天の星を仰ぎながら明日の好天と登山の成功を願って就寝する。
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美生ダムの近くに張ったテントがC1となる
★ カバノアナタケは伏美までお預け・・・
3時、起床。
トイレに起きて外に出ると星空と無風の静かな朝が迎えてくれた。
なんか良い感じ・・・でもピリッと寒いかな?って気分上々だ。
コーヒーを落とし「まったり」としたひと時を噛み締め今日の日の決意を新たにする。
4時、朝食。
昨夜の残り汁とアルファー米わかめご飯、ミニトマト、玉子焼き、マグロのフレークそして
漬物といった豪華なメニューが並ぶ。車横付けという好条件とシェフチーヤンの献立には
いつも敬服している。しっかり食べて、ボチボチと出発準備に取り掛かった。
5時45分、いよいよ出発。
美生川沿いに延びる林道を北西に約1.5キロほどツボ足で歩くと美生川支流となる沢と
林道が交差し、沢沿いに作業道らしき道の分岐点に出合う。(6時15分)
沢沿いに作業道を10分程歩くと砂防ダムがありそのすぐ横には作業道が942m標高点の
尾根に向かって伸びているので利用する事にした。
作業道の雪はまだ1m以上あるが、快晴と気温の上昇で早くも腐り始めた。
まだ6時40分なのにスノーシューに履き替えることになる。
8時30分、942ピークに立つ。
結構急峻な斜面をジグを切りながら登るが、時々ヒザ位まで埋まる所もあり苦労させられた。
しかし、尾根上に上がると昨年の記憶がどんどん蘇えり懐かしささえ感じてしまった。
スノーシュー登行は、比較的順調に進み各標高点で休憩を挟みながら稜線を歩いた。
所々に目に付く「カバノアナタケ」は、見て見ぬふりして通過する。
何せ重装備(ビールの荷揚げ)で限界だった・・笑
1182ピークには11時10分に到着したが、途中雪が腐って埋まる箇所も幾つかあり
辛い登りが続いた。
それでも一歩ずつ登れば辿り着くのが頂上・・・
13時15分、ついにトムラウシ山頂上に立った。
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作業道の分岐点にて・・・真後ろに見えるのが942ピーク
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942mへの急斜面を登る
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942mピーク手前から作業道分岐や美生川を見下ろす・・・
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1182m手前のコルから伏美岳を背に・・・昨年と同じ場所で撮影した。
★ リベンジ登頂した トムラウシ山・・・
13時15分、トムラウシ山頂上。
チーヤンと固い握手をして用意したビールで乾杯・・・と行きたかったが、強風のためすぐに稜線に降りることにした。
それにしても目の前に聳える名峰「伏美岳」は、そこまでの稜線と迫力のあるうしろ姿は、今までの伏美岳を
見て来た方向と違い、実に「男らしさ」を感じる山だった。
しかし、すぐに現実的となり伏美まではここから150m降りて450m登らなければ着かないのだ。そう思うと
少し力が抜けた・・・。
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4/6 トムラウシ山1477m 頂上にて
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4/6 風が強かったので一人ずつ撮影する。
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トムラウシ山頂上から望む伏美岳・・・右側の尾根を登り左側の尾根を下る
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トムラウシ山から伏美岳への稜線を歩く。遥かなるトムラウシ山、今は背にしている・・・
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トムラウシ山と伏美岳の中間コルにテントを設営した。テン場からもトムラウシ山を望む。
14時30分、最低コルに到着。
硬かったり埋まったりの稜線だったが、今日の日もなんとかここまで来たかぁ~という満足感で
先の事も考えずにここをテン場と決めた。
ブロックを積んで立派なテン場?・・・と勝手に言えるが実は、あの安着が待ち切れず作業は
途中で中止。15時40分、冷やしたビールの栓を切ってしまった!
まぁこんなことが出来るのも夫婦であればこそ、その時々で決められる気軽さは良いものだ。
17時、テントに入ってからは、すぐに二次会の開始。
夕食は、レトルトスパゲティー、自家製カレー、アルファー米(白米)、たこ酢、つけもの、
つまみの数々が並ぶ。(二人なのに何でこんなに豪華なんでしょう)
今夜も夫婦の山談義が続くが、ラジオの天気予報で明日は悪天と知り、早朝の出発と決めた。
★ 快晴から雨の最終日・・・
3時、起床。
早くもポツンポツンと雨の音を確認。風も少しずつ強くなりテントを揺らす。
昨日のまったりした余裕はもう無い。朝食もそこそこに出発準備に取り掛かった。
5時30分、出発。
急峻な伏美までの稜線をビショ濡れになりながらスノーシューで登る。
伏美岳頂上には8時10分に到着。実に2時間40分も掛かってしまった。
ここは証拠写真だけ撮ってすぐに下山する。
夏道を順調に・・・降りているつもりだったが濃いガスが邪魔をして時々下り尾根の
方向が不安になる。一瞬ガスが切れて尾根全体が見えて間違いないと確信し更に降りる。
しかし、降り過ぎていた・・・。
1時間位迷った・・・小屋に到着したのは11時45分。
ちょっと焦ったが、後は長い7キロの林道を辿りひた歩く。
そして、14時15分。無事に下山した。
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急峻な尾根に悪戦苦闘しながらようやく着いた「伏美岳」頂上
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ここも風が強くガスで何も見えないので一人ずつの撮影となる
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びしょ濡れで辿り着いた伏美小屋でようやく安堵する・・・
【12年前の自分たち・・・】
当時はまだ48歳・・・そう思えば若かったとも言えるし無謀でもやり遂げた山行だったとも言える。
3日目が仮に天気が良くても計画していた「妙敷山」までは行けなかっただろう。
スノーシューではなくスキーに代えていたらどんな山行になっていただろう?
ビールや酒を持たずもっともっと軽くしていたら、もっと早く歩けたかも知れない。
翌日の悪天は予想出来なかったのか? 今の記憶ではそれも分からない。
トムラウシ山の単発ではなく、縦走に切り替えたのは必ず理由があったと思う。
それが何かも今は思い出せない・・。
現在60歳になった夫婦。
まだまだ未踏の山は多く、もっと過酷な山だって多い。
12年前の体力も瞬発力も我慢強さも無くなった。経験と装備と時間だけは
以前より余裕があるのか。GPSの有難さを知り、ピンクテープの重要性も身に染みている。
これからの夫婦登山。
果たしてどういう展開になるのか。この先12年後にまだ山に登っているのか。
夫婦の目標は達成したのか。今は、誰にも分らない。
ただこれからも開設前の山行記は機会ある毎にアップしたいと思っている・・・。
リベンジ日高縦走記
トムラウシ山(1477m)~伏美岳(1792m)
■ 山 行 日 2005年04月05日(火)~07日(木) 山中1泊
■ ル ー ト トムラウシ山東尾根~トムラウシ山~伏美岳~夏道ルート
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №5
■ 登 山 形 態 スノーシュー登行
■ 地 形 図 1/25000地形図 「妙敷山」
■ 三角点・点名 トムラウシ山 三等三角点 点名「富良牛トムラウシ」
伏美岳 三角点・点名無し
■ コースタイム 2日目 8時間45分 3日目 9時間
【4/6】
05:45 登山開始
06:15 林道分岐
06:30 砂防ダム横から作業道へ
08:30 東尾根942ピーク
09:15 東尾根1005稜線分岐点
11:10 東尾根1182ピーク
13:15 トムラウシ山頂上 (登り7時間30分)
14:30 1320最低コル テント設営 C2
【4/7】
05:30 出発
08:10 伏美岳頂上 (登り2時間40分)
10:10~ 道迷い
11:30 夏道登山道駐車場着
11:45 伏美小屋着
14:15 林道入口
14:30 美生ダム C1駐車場
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当時、ワードで作成した山行記
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トムラウシ山概念図
★ リベンジ縦走記・・・
昨年は、トムラウシ山のみを目的にトライした夫婦登山だった。
しかし、予定していた登山口を見つける事に時間がかかったり、
登行ルートも間違えて稜線までの時間が掛かり過ぎた。
更に腐った雪に悩まされて結局はタイムアウト・・・途中下山で終わってしまった。
来年のリベンジを強く決意して今年の計画となった。
★ 例年にない大雪・・・
計画は、トムラウシ山~伏美岳~妙敷山までの贅沢山行で自宅を出発した。
いつものように日勝峠を越えて清水町から芽室町上美生方面へ道道55号線を走る。
伏美岳登山口となるトムラウシ林道を過ぎて美生ダム入口前のゲートで車止めとなる。
例年にない大雪の影響で林道にはまだ1m以上の雪が積もっていた。
ここをC1テン場と決め早々テント設営に取り掛かる。陽は少し傾きかけながらも
明るく静かで暖かいテン場は車を横付けにしての適地だった。
16時、すっかり設営を終えてるといつもの安着の儀「乾杯!」が実質的登山開始の合図となる。
夕食は、「タラ鍋」。尽きない夫婦談と美味しいビールと酒は、時を忘れるほどに充実している時間だ。
19時50分、満天の星を仰ぎながら明日の好天と登山の成功を願って就寝する。
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美生ダムの近くに張ったテントがC1となる
★ カバノアナタケは伏美までお預け・・・
3時、起床。
トイレに起きて外に出ると星空と無風の静かな朝が迎えてくれた。
なんか良い感じ・・・でもピリッと寒いかな?って気分上々だ。
コーヒーを落とし「まったり」としたひと時を噛み締め今日の日の決意を新たにする。
4時、朝食。
昨夜の残り汁とアルファー米わかめご飯、ミニトマト、玉子焼き、マグロのフレークそして
漬物といった豪華なメニューが並ぶ。車横付けという好条件とシェフチーヤンの献立には
いつも敬服している。しっかり食べて、ボチボチと出発準備に取り掛かった。
5時45分、いよいよ出発。
美生川沿いに延びる林道を北西に約1.5キロほどツボ足で歩くと美生川支流となる沢と
林道が交差し、沢沿いに作業道らしき道の分岐点に出合う。(6時15分)
沢沿いに作業道を10分程歩くと砂防ダムがありそのすぐ横には作業道が942m標高点の
尾根に向かって伸びているので利用する事にした。
作業道の雪はまだ1m以上あるが、快晴と気温の上昇で早くも腐り始めた。
まだ6時40分なのにスノーシューに履き替えることになる。
8時30分、942ピークに立つ。
結構急峻な斜面をジグを切りながら登るが、時々ヒザ位まで埋まる所もあり苦労させられた。
しかし、尾根上に上がると昨年の記憶がどんどん蘇えり懐かしささえ感じてしまった。
スノーシュー登行は、比較的順調に進み各標高点で休憩を挟みながら稜線を歩いた。
所々に目に付く「カバノアナタケ」は、見て見ぬふりして通過する。
何せ重装備(ビールの荷揚げ)で限界だった・・笑
1182ピークには11時10分に到着したが、途中雪が腐って埋まる箇所も幾つかあり
辛い登りが続いた。
それでも一歩ずつ登れば辿り着くのが頂上・・・
13時15分、ついにトムラウシ山頂上に立った。
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作業道の分岐点にて・・・真後ろに見えるのが942ピーク
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942mへの急斜面を登る
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942mピーク手前から作業道分岐や美生川を見下ろす・・・
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1182m手前のコルから伏美岳を背に・・・昨年と同じ場所で撮影した。
★ リベンジ登頂した トムラウシ山・・・
13時15分、トムラウシ山頂上。
チーヤンと固い握手をして用意したビールで乾杯・・・と行きたかったが、強風のためすぐに稜線に降りることにした。
それにしても目の前に聳える名峰「伏美岳」は、そこまでの稜線と迫力のあるうしろ姿は、今までの伏美岳を
見て来た方向と違い、実に「男らしさ」を感じる山だった。
しかし、すぐに現実的となり伏美まではここから150m降りて450m登らなければ着かないのだ。そう思うと
少し力が抜けた・・・。
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4/6 トムラウシ山1477m 頂上にて
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4/6 風が強かったので一人ずつ撮影する。
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トムラウシ山頂上から望む伏美岳・・・右側の尾根を登り左側の尾根を下る
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トムラウシ山から伏美岳への稜線を歩く。遥かなるトムラウシ山、今は背にしている・・・
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トムラウシ山と伏美岳の中間コルにテントを設営した。テン場からもトムラウシ山を望む。
14時30分、最低コルに到着。
硬かったり埋まったりの稜線だったが、今日の日もなんとかここまで来たかぁ~という満足感で
先の事も考えずにここをテン場と決めた。
ブロックを積んで立派なテン場?・・・と勝手に言えるが実は、あの安着が待ち切れず作業は
途中で中止。15時40分、冷やしたビールの栓を切ってしまった!
まぁこんなことが出来るのも夫婦であればこそ、その時々で決められる気軽さは良いものだ。
17時、テントに入ってからは、すぐに二次会の開始。
夕食は、レトルトスパゲティー、自家製カレー、アルファー米(白米)、たこ酢、つけもの、
つまみの数々が並ぶ。(二人なのに何でこんなに豪華なんでしょう)
今夜も夫婦の山談義が続くが、ラジオの天気予報で明日は悪天と知り、早朝の出発と決めた。
★ 快晴から雨の最終日・・・
3時、起床。
早くもポツンポツンと雨の音を確認。風も少しずつ強くなりテントを揺らす。
昨日のまったりした余裕はもう無い。朝食もそこそこに出発準備に取り掛かった。
5時30分、出発。
急峻な伏美までの稜線をビショ濡れになりながらスノーシューで登る。
伏美岳頂上には8時10分に到着。実に2時間40分も掛かってしまった。
ここは証拠写真だけ撮ってすぐに下山する。
夏道を順調に・・・降りているつもりだったが濃いガスが邪魔をして時々下り尾根の
方向が不安になる。一瞬ガスが切れて尾根全体が見えて間違いないと確信し更に降りる。
しかし、降り過ぎていた・・・。
1時間位迷った・・・小屋に到着したのは11時45分。
ちょっと焦ったが、後は長い7キロの林道を辿りひた歩く。
そして、14時15分。無事に下山した。
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急峻な尾根に悪戦苦闘しながらようやく着いた「伏美岳」頂上
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ここも風が強くガスで何も見えないので一人ずつの撮影となる
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びしょ濡れで辿り着いた伏美小屋でようやく安堵する・・・
【12年前の自分たち・・・】
当時はまだ48歳・・・そう思えば若かったとも言えるし無謀でもやり遂げた山行だったとも言える。
3日目が仮に天気が良くても計画していた「妙敷山」までは行けなかっただろう。
スノーシューではなくスキーに代えていたらどんな山行になっていただろう?
ビールや酒を持たずもっともっと軽くしていたら、もっと早く歩けたかも知れない。
翌日の悪天は予想出来なかったのか? 今の記憶ではそれも分からない。
トムラウシ山の単発ではなく、縦走に切り替えたのは必ず理由があったと思う。
それが何かも今は思い出せない・・。
現在60歳になった夫婦。
まだまだ未踏の山は多く、もっと過酷な山だって多い。
12年前の体力も瞬発力も我慢強さも無くなった。経験と装備と時間だけは
以前より余裕があるのか。GPSの有難さを知り、ピンクテープの重要性も身に染みている。
これからの夫婦登山。
果たしてどういう展開になるのか。この先12年後にまだ山に登っているのか。
夫婦の目標は達成したのか。今は、誰にも分らない。
ただこれからも開設前の山行記は機会ある毎にアップしたいと思っている・・・。
体力的に充実していた頃だよなあ。
私が48歳の時は、8月の盆休みに「旭岳温泉」~「天人峡温泉」~『化雲岳』~『忠別岳』~「白雲岳避難小屋」~『北海岳』~『旭岳』~「旭岳温泉」を一日で踏破した。
総行程14時間だった。これが一日に歩いた最も長い距離。
そんな日のことを思い出させてくれた。
私、『トムラウシ山』は未踏なんだ。
あそこまで行くと、どうしても『ピパイロ岳』や『妙敷山』に目が行ってしまってなあ。
今度は登ってみよう。
夏道が無い日高の山々はどこも超マイナーですから。
何かを求めている愛好家でない限りこの山を登山の対象にする方は少ないでしょうね。
でも、そんな中で残雪期なら比較的登り易く
条件さえ揃えば日帰りも可能でしょう。
若い時は、なんでも出来ますが歳を重ねると
何かが減っていきますよね・・・。
是非、来春挑戦してみてください!