It's にゃんだふるライフ♪

猫たちの日常。
ほぼ予約投稿で更新中。 

思い出の詰まった段ボールハウス

2010-09-14 | 茶トラ兄弟日記

先日、和室の片づけをしていたら
レフトとセンタが のら時代に使っていた
「段ボールハウス」が出てきました。




最初は、ただの「みかん箱」をそのまま使っていたのですが
雨が降ったら濡れて使えなくなるので 外側をビニールで包み、
寒くなってきたら 少しでも寒さを凌げるように と内側に気泡緩衝材を貼って、
という改良(?)を繰り返しながら、およそ4か月の間、
茶トラ兄弟(=現在のレフトとセンタ)に使ってもらいました。


以前書いた日記と重なることもあるとは思いますが
今日の日記は、レフトとセンタ兄弟の写真を交えながら
この箱についての お話をしたいと思います。


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これは センタがecru家の庭を訪問し始めた頃。




ほぼ1日に2回、ご飯を食べに来るようになった頃。




最初は1匹だと思っていたのに、実は兄弟2匹でした。




ご飯待ちのレフト。




兄弟揃って お食事中。




先輩と網戸越しに アイコンタクト?




このころは、親猫らしき茶トラ猫と一緒に訪問していました。




そして…いよいよ、段ボールハウス登場~!
まだ、みかん箱をガムテープで留めただけの状態。




親子(?)揃って お食事。
この後、パパ(?、一緒に来ていた雄猫)がパタッと来なくなりました。




段ボールハウス、ビニールで包んで バージョンアップ♪
下には、フリース(その下には新聞紙)も敷きました。




更に、箱の内側に 気泡緩衝材。




この段ボールハウスは・・・
“1日2回食事をしに来る猫たちが 出来るだけ長く滞在してくれるように”
と思い ecruが置いたもので、
ご飯の準備が出来るまでの間に待つ時や、
食べてから暫く寛ぐ時に使ってくれていました。




でも、ここに ずっと居ることはなく、どちらかが先に去ると




そのうち もう一方も去っていく、という繰り返しでした。




きっと近所に、ここよりもっと落ち着ける、
暖かい ねぐらがあったのかもしれません。




冬場の寒い日も ここをしっかり利用してくれて、、、




モコモコ冬毛の兄弟。記念すべき日の朝ごはん。
この日の夜、レフトが先に ecru家の一員になりました。




外では独りになったセンタでしたが、
以前と同じように 毎日食事に来ました。




レフトと網戸越しの対面。
この日の夜、センタもecru家の一員に。




そして、暫く兄弟2匹 和室での生活です。




気持ちが落ち着くように…と、
外で使っていた段ボールハウスも和室に持ってきました。




和室に居る間は、こうやって交替で入ったり、




大きくなった身体で無理やり2匹入ったりしていましたが




和室暮らしに終止符を打ち、
リビング・デビューを果たしたレフトとセンタ。

たまには 先輩にゃんことケンカもするけれど、
リビングの真ん中でビロ~~ンと伸びて
寝ることも出来るようになりました♪

―――というわけで、この機会に 思い切って
思い出の段ボールハウスを処分しようと思ったecruです。

今まで ありがとう…


長い日記に最後まで お付き合いくださり
ありがとうございました。<(_ _)>



20.レフトとセンタの手術

2009-03-12 | 茶トラ兄弟日記

蚤の駆除も済ませ、あとは去勢手術…。



新しいベッドで仲良く


最初に家に迎えたマルスの時、
不妊(去勢)手術について
生き物の自然な形に
人間が都合のいいように手を加えることになりはしないか?
手術をしてもいいものだろうか?
・・・などと、ずいぶん悩んだものだ。

今でもこれがbestだとは思っていないが
不妊手術をすることは
一緒に暮らす上でbetterな選択ではないかと思っている。

レフトやセンタの不妊手術の件を先生に相談したところ
ワクチン接種後、1週間ほどで手術ができるとの事。
レフトは 3月2日に、
センタは 3月6日に
それぞれ去勢手術をしてもらった。
(午前中に病院へ連れて行き、夕方迎えに行った。)

センタの手術が終わったとき、先生から
「これで安心ですね。」
と言われ、
やっと第一段階をクリアしたような気持ちになり
ホッとした。

2匹の「のらねこ」をほぼ同時期に保護し、
家族として迎え入れるために
金銭的な負担や
精神的な負担(「親」としての悩み等、いろいろ)も抱えてきた。


窓の外を眺めるセンタ


自由に外で暮らしていた彼らを、
家の中だけで過ごさせることに
「ごめんなさい」的な気持ちも まだあるけれど、
この家に来てよかったなぁ、
と一瞬でも思ってくれるなら…。


遊びに参加





*このブログを読んで下さったみなさんへ*


新しく家族に迎え入れたレフトとセンタについて
何か形にして残しておきたいと思い、始めたこのブログ。

私の拙い文章を読んで下さり、ありがとうございました。


これからは
"先住猫のエピソードも写真と一緒に紹介していけたら…"
と思っています。

1~20は「記録」の要素が強かったので、文体も固めでしたが
これからはちょっと雰囲気が変わるかも…です。

もしよかったら、これからも遊びに来て下さいね。





19.センタ、血液検査を受ける

2009-03-12 | 茶トラ兄弟日記

翌日(2月27日)、午前11時。
家族が皆休みの日なので、遅――い朝ごはん。
(普段は6時頃が朝ごはん)

我が家の猫たちは
定時に朝ごはんを要求するということがほとんどなく、
「私が起きた時間が朝ごはん」ということになっている。
私に似たのかも?!(親の勝手な思い込み^^;)


兄弟揃ってお食事


それはそうと…
センタを入れていたケージの床面がびしょびしょに濡れていた。
水を入れておいた器を夜中にひっくり返してしまったらしい。

ベッドやら、ベッドに敷いていた毛布やらが
濡れてしまっていたのでベッドを一旦撤去し、毛布を洗濯。
水だけだと思っていたら、おしっこも混じっている様子。

トイレの使い方がまだ分からなかったらしい。

一通り済ませたところで
レフトと同じトイレを買ってきてケージの中に設置。

今度は、ちゃんとここで用を足してくれるといいな。


寛ぐレフト、固まるセンタ


午前中にレフト&センタ関係の用事を済ませるつもりだったが
予定が狂ってしまい 午後、センタを病院へ連れて行った。
念のため洗濯ネットに入れてからキャリーバッグに。



18.兄弟揃ったね^^

2009-03-11 | 茶トラ兄弟日記

パニクっているセンタを抱きかかえ、
ケージのある和室へ連れて行く。

しばらくは呼吸が荒かったが、
抱いている間はじっとしていて静かだった。

センタは用心深く、
家の外でごはんをもらっているときは
レフトのようには一度も抱っこさせてくれず
抱き上げようとすると 
するりと逃げて行ってしまったものだ。

こうやって今、
私の膝の上で大人しく抱っこされているのは
かなり予想外のことだ。

今日、センタを保護すると
決めていたわけではなかったので
センタ用のトイレやら、
ベッドやらの準備ができていなかった。
センタに申し訳なく思いながらも、
臨時トイレ(段ボールの箱にビニールを被せ
新聞紙を敷き、トイレチップを載せる)を作り、
ベッドはレフトのものと同じようにセットした。

今夜は、念のためセンタをケージに入れ、
扉を閉めておくことに。


ブラッシングさせてくれるものの、固まっているセンタ


レフトは、というと…
ベッドより、やはり例の細長い段ボール箱が落ち着くようで
その中で夜を過ごしたようだ。



17.センタも一緒に

2009-03-11 | 茶トラ兄弟日記

カリカリ(鰹節&またたびをトッピング)の
入った器を家の中に置き
器を少しずつずらして 
じわじわと奥のように入るようにしてみた。

用心深いセンタは、警戒して何度か外に出たが
またたびの誘惑には勝てなかったようで…
だいぶ家の奥へと入ってきた時、
タイミングを見計らって 
そっと後ろの窓を閉めることに成功!

そのことに気付いたセンタは
慌てて出口を探そうとウロウロするが
レフトが すり寄って来て、戸惑っている様子だった。

“レフトは久々に兄弟と対面できて嬉しいんだろうなぁ…”
と思っていると…
レフトがセンタにまたがり、センタの首の後ろを咥えて
腰を振り始めた。
(そう長い時間ではなかったが)



ん? この怪しい動きは…?!

成長段階(推定8ヶ月)や季節的なことを考えると
2匹に発情期がきてもおかしくない。

センタを無事に保護できたことは嬉しかったが
兄弟の再会がちょっと妙な展開になってしまった。

血液検査、ワクチン接種が済んだら
去勢手術も早めにしたほうがよさそうだ。



16. 落ち着かないレフト

2009-03-10 | 茶トラ兄弟日記

レフトのケージは和室に置いていて
戸を閉めると隔離できる。

室内の生活に少しずつ慣れるように…と
レフトを短時間ずつリビングに出してみた。

まだ、
自分がどこに居るのか?
なぜ ここに居るのか?
などと戸惑っているらしく、
しきりに鳴きながら1階を歩き回る。

窓際へ行くと見慣れた風景が目に入るらしく、
外を見つめてはまた、しきりに鳴いていた。


キャットタワーで寛ぐレフト


ケージにはベッドがあるけれど
細長い段ボールの箱の中が落ち着くらしく
姿が見えないと思うと、その中によく入り込んでいた。


段ボールの中は落ち着く…


慣れない生活ながらも
トイレや爪とぎを上手に使うようになり
私をホッとさせるのだった。

レフトを保護してから5日後の2月26日、午後8時ごろ
いつものようにセンタが晩ごはんにやってきた。



15.先住猫と対面

2009-03-10 | 茶トラ兄弟日記

レフトを保護してから3日目。
まだ早いと思ったが、
先住猫たちと対面させてみようと思った。
(全くの初対面ではないので)

まずは、同じ茶トラのライトと。
ライトをケージのある部屋に入れてみた。
先ずレフトの方へ行き、匂いを嗅ぐ。
ライト、ちょっと及び腰? ^^;



次に…トイレ、ベッドは念入りにチェック。
ライト、フレーメン顔。

お次はecru家の紅一点、ルナ嬢と対面。
鼻を合わせて ごあいさつ。

あいさつの後は、またもやお部屋チェック!
あちこち匂いを嗅ぎまくり…。
レフトの匂いを覚えてくれたかな?

最後は、先住猫No.1のマルスと対面。
見知らぬ猫に対しては、
人(猫?)一倍、警戒心の強いマルス。

回り込んで匂いをしきりに嗅いでから
レフトに接近。
予想通り、「シャー!」と激しく警戒。

さてさて、この3匹の先住猫たちは
レフト、
それから あとからやって来る(予定の)センタと
仲良くなれるのだろうか?



14.レフト、血液検査を受ける 

2009-03-09 | 茶トラ兄弟日記

嬉しいことに、センタが翌日も訪問。(お昼前)
いつものようにカリカリの食事を済ませ 帰って行った。

さて、レフトも早速行動開始!
(とはいっても自分で行動するのではなく、
連れられて動物病院へ行くのだが)

病院へ向かう車の中で
不安そうに時折鳴いていたが
病院では落ち着いていて
採血する間もじっとしていた。

検査の結果は――
猫白血病、猫エイズ 共に陰性だった。
これで一安心。

5種混合のワクチン接種も済ませ
無事帰宅。


毛繕いするレフト


この夜、ケージを置いている部屋に布団を持ち込み、
私も一緒に寝ることにした。

落ち着かないらしく
レフトが部屋の中をあちこち歩き回るので
熟睡できず、翌朝 私は睡眠不足状態だった。

睡眠不足ともう一つ、問題が…。
レフトとスキンシップのためスリスリした
あごの辺りが何だか痒い…。
おそらく、レフトの身体に住んでいる(?)蚤の仕業だろう。

蚤の駆除もしなくては…。



13.レフト、新しい生活をスタート

2009-03-08 | 茶トラ兄弟日記

私がレフトを保護しようと抱きかかえた時点で、
センタはどこかへ行ってしまった。
また、いつものように食事にやってくるか気になったが、
来てくれるように祈るしかなかった。

さて、保護したレフトは…

すぐにケージに入れ、念のため扉を閉めた。
暴れもせず、鳴き叫ぶこともしないが
寂しそうな声で しばらく鳴き続ける。



ケージの中のレフト


翌日――

昨夜準備しておいたカリカリは、食べた形跡がなかった。
人が近づくと鳴くが、少し落ち着いたのか
ベッドの中でじっとしている。

ケージの扉を開けて撫でてみた。
しばらく撫でていると 
ゴロゴロと のどを鳴らし始めた。



“この様子なら、早く慣れてくれるかも…”
と嬉しく思った。



12.2月22日 夕方

2009-03-07 | 茶トラ兄弟日記

早朝と夜遅くなってからの訪問が多い茶トラ兄弟。
この日も 夜になってから来るだろう…と思っていたら
夕方3時ごろ 2匹連れ立ってやってきた。

2匹分の食事、カリカリ(=ドライフード)を
いつものように準備して
センタとレフトの前に器を置いた。


食事中のセンタ(左)とレフト


2匹同時に保護するのは難しいと思っていたが
どちらを先に保護するかは決めていなかった。

2匹が食べている間に
それを決める必要があったので、
焦りながらも考えた。

その結果…治りかけとはいえケガをしているし
どちらかというと私により慣れているレフトを
先に保護することに決めた。

食べ終わるとすぐにどこかに
行ってしまうことも考えられたので
残りがあと少し、というところで
素早くレフトを抱え上げた。

すんなり抱きかかえられたレフトだったが
窓を素早く閉めると動揺したらしく
窓ガラスから外を見るようにして
“ここから出して~。閉じ込められるのはイヤだよ~。”
と言いたげだった。

自分なりに考えて行動したのだが
これが彼らにとって
「best」とはいかないまでも「better」なのか?
ということに関しては
まだ迷いがあった。