昨日の日記で予告したように
今日はキジ太について書きたいと思います。
昨年8月の台風も上手くやり過ごした
キジ太だから、今回の地震も安全なところに
身を潜めていると思ってはいましたが
本震の後、なかなか姿を見せなかったので
とても気になっていました。
地震直前のキジ太の体調が思わしくなく、
ひょっとしたら、身体がとても弱っていて
地震によるダメージが大きいのではないか?と
思ったからです。
少し長くなりますが順を追って書いてみます。
4/8 のこと――
この日も朝ごはん待ちで庭に居たのですが
ハウスから出てきたキジ太の背中が
雨(?)で びっしょり濡れていました。
こんな状態で待っていたのは ほとんど無いし
左目の上も少しケガしているようでした。
(出血はしていないが、引っ掻き傷&脱毛)
食欲はあり、いつものように完食したけれど
食後のパトロールには出かけず、
1日のうち、殆どハウスの中で寝ていました。
翌日の夜には、今年初のお土産(ヤモリ)を
玄関前に持参したりして、
元気だと思っていたのですが・・・
ホメリアの今年の1番花が咲いた4/12、
いつもより遅く来て 朝ごはんは食べたものの珍しく 少し残してハウスの上に。
キジ太の左目が少し潤んだ感じで
あまり元気がありませんでした。
13日は全く姿を見せず、翌14日の16:00頃、
ハウス横の板の上に静かに座っていました。
鼻水が出て くしゃみをし、
涙目(特に左目)で 声がかすれていました。
一週間ほど前の朝、雨に濡れていたせいで
風邪をひいてしまったのかも知れないと思い、
“明日の午前中に病院へ行き、
撮ったキジ太の写真を見てもらって
症状を知らせ、薬を処方してもらおう”
と予定していたのですが…
この日の夜、「前震」が起きたのです。
地震の時、おそらくキジ太ハウスに居た彼は
咄嗟にハウスから飛び出したと思われ、
そのまま どこかへ行ってしまったようです。
そんな経緯もあり キジ太の消息を気にしていた
24日の朝のこと――
セキュリティ部長のレフトが窓の外に向かって
警戒するような鳴き声を発していました。
動画です。
(音量大きめです。注意して下さい!)
↓↓
そろ~り そろりとコチラの様子を伺いつつ
見覚えのあるキジ猫さん(キジ太のライバル)
が レフトを牽制していました。
窓を挟んで ふたりの間に緊張感が漂います。
緊張して イカ耳になっているキジ猫さん。
でも、こっちの様子も気になる?
そんな遣り取りがあった日の夜のこと――
玄関の灯りを点けていたら
ドアの向こうに見覚えのある影。
(先に気付いた夫が私に知らせてくれたので
玄関へ見に行って気付きました)
待ちかねていたキジ太の訪問でした。
バンザイしたい気持ちを抑えつつ、
直ぐに食事を準備して持っていくと…
ガツガツ という感じで食べ、
あっという間に いつもの量を平らげました。
思ったほどは やつれていなかったけれど
食事の後 抱き抱えると
体重が少し軽くなっているのが分かりました。
それと…
地震前から気になっていた風邪のような症状が
まだ治っていなくて、涙目で辛そうでした。
動画です。
↓↓
追加の食事(パウチ)を食べている様子です。
実は――
この後も もっと食べたそうでしたが
あまり一度に食べると戻してしまうかも
と思ったのと、
明日の朝も食べに来て欲しいと思ったので
帰還初日の食事は これで お終いにしました。
その後の経過については、
また後日お知らせします。
応援ありがとうございます。(*´▽`*)ノ
ようやく気持ちが落ち着いてきたので
平成28年熊本地震について書くことにします。
4/14 21:26頃、リビングでTVを見ていたら
突然、家がガタガタと揺れ、慌てて食卓の下へ。
その揺れが おさまってから、普段 寝る時は
ケージに入れない ライトとレフトを
それぞれ マルス、センタのケージに入れました。
(所在がハッキリ分かるようにと安全のため)
台所の食器棚の扉が開いて食器が数枚割れ、
2階の大きな本棚が倒れて本が床一面に散乱、
壁の石膏ボードのあちこちにヒビが入り、
家具が動き、あちこちに物が散乱する
…という状態でした。
この時は、震度5弱。(推定)
その後も揺れが続き、不安で眠ることが出来ず
食卓の下に座るような体勢で一夜を明かしました。
翌朝(4/15)。
眠れなかったため、身体が怠いけれど
取り敢えず台所の割れた食器を片付けました。
恐怖感から、揺れるたびに身体が硬直し
慌てて食卓の下へ入ったり、
クッションを頭の上に載せたり…
ということを繰り返していました。
以下は 11時前後に撮った写真です。
ライトと
レフトだけ、交代でケージから出し
暫くしてから、またケージに入れました。
センタ用のケージにはトイレの横に
箱ベッドを入れ、臨時の寝場所を作りました。
マルス用のケージにも箱ベッドを入れました。
(マルスの向こう側に少し見えているもの)
ルナちゃんにも申し訳ないけれど
安全のためケージでガマンしてもらい
さくらのケージもリビングに移動しました。
暫しケージから出したレフトも
何だか不安そうにしていました。
センタはケージのベッドで静かにお休み中。
キャットタワー1号のBOX部分に入るレフト。
また、皆をケージに入れると
いつもと違う生活や、度々起きる地震のため
ニャーニャーと交互に鳴いていましたが
ecru_自身が地震に対する恐怖で
対処する余裕がありませんでした。
そうこうしているうち、断水。(15時ごろ?)
→事前に浴槽に水を貯めておいたので
生活用水として使え、非常に助かりました。
停電はしませんでしたが、ガスは怖くて使えず
あまり食欲はないものの、
何か食べておいた方がいいかと思い
電子レンジで調理出来るものを食べました。
22時前、夫が帰宅。
独りで心細かったので 心強く感じたけれど
度々起こる揺れに恐怖を感じつつ、
ヨガマットと布団を持ってきて
食卓の下に頭が来るようにして
ラジオや懐中電灯、スマホをすぐ傍に置き
室内履き&靴下を履いたまま、
取り敢えずは横になりました。
4/16 1:25頃、ウトウトしていたところに
突然、大きな揺れが襲いました。
反射的に身体を食卓の下に滑り込ませましたが
14日夜よりも更に大きな揺れでした。
(推定…震度6強)
事前に「余震」に備えて高いところのものは
床に置いたり場所を移動させていたりしたので
自分の上には物は落ちてきませんでしたが
家中のものがガタガタガタ…と高速で揺れ、
揺れが おさまったかと思うと直ぐに揺れ、
それが30分ぐらい続きました。
その後、2階のベッドで寝ていた夫に
やっと、LINEで「大丈夫?」とメッセージ。
「大丈夫」と返信があってホッとしました。
猫たちの所在(ケージの中)を確認し
暫くして夫と近くの空き地に行ってみると
近所の人たちが集まっていました。
家の前の道には地割れが出来ていてビックリ!
敷地内(庭)にも地割れが!
家からブルーシートやら布団などを持ってきて
その後は明るくなるまで空き地で横になりました。
ズズーンと下に落ちるような感覚(地震)で
なかなか熟睡出来ませんでしたが
家の中よりはマシでした。
明るくなってから家に戻り、
まずは気になっていた猫たちの様子をチェック。
ケージの外に出られない不自由さゆえ、
ニャーニャー鳴いているものの
カリカリも多少減っており
人間より落ち着いているようにも感じました。
家の中を改めて見てみると…
それはそれは凄まじい散らかりようで
(14日の地震後、殆どそのままにしていて更に散乱)
何から手を付けていいものかと呆然とするも、
気を取り直して台所の大量に割れた食器類から
片付けを始めました。
17日も少しずつ片付けを進め、
居住スペースが確保できてきたので
3日間ケージに入れっ放しにしていた猫たちを
1匹ずつ、時間差でケージから出しました。
冷蔵庫の上にまずレフトが上がり、
その後、暫くしてからライトが上がりました。
「ようやく自由の身に慣れたニャ」
「ケージの中は疲れたニャ…」
とでも言っているような表情のライト。
彼の後ろの壁には地震で出来た ひび割れが。
レフトは、冷蔵庫の仄かな暖かさを体感中。
幸いにもecru_家は避難せずに家で生活でき、
続いていた断水も21日(木)のお昼前に復旧。
だいぶ日常に近い生活が戻ってきました。
猫たちを連れて避難する事態を回避できたのは
とても有難かったです。
人や猫たちの食糧にも困ることなく
普段の生活を取り戻しつつあります。
けれども、震度3程度の余震は毎日起きており
揺れるたび 猫たちもビクッとなっているようです。
マルスは、最初の地震(前震)の翌日ぐらいに
頭にハゲが出来てしまい、現在 治療中ですが
だいぶ回復してきています。
キジ太は 14日夜の地震の時、
おそらくキジ太ハウスに居て
咄嗟に逃げたと思われますが
その日以来、ずっと姿を見せなかったので
気になっていましたが、24日(日)の19:30頃
玄関前にキジ太の影があるのに夫が気付いて
「玄関に待ってるよ」と知らせてくれました。
キジ太の様子については、
また、明日の日記で詳しくお知らせします。
◇ 追 伸 ◇
4/16に更新するつもりで写真だけになっていた日記に
遅ればせながら文章を添えました。
大したことない日常の様子ですが
よかったら読んでくださいね。
応援ありがとうございます。(*´▽`*)ノ
雨風が強かった日の朝
ecru_がご飯を持っていくと
ハウスから出てきたキジ太。
背中が濡れた状態で ちょっとやつれた感じ。
食べている時に濡れた身体を拭いてやると
食欲はあるものの、食べてすぐハウスの中へ。
暫くしてからハウスの屋根に居たので
顔を見てみると…
左の目の上 2か所、毛が薄くなっていました。
夜のうちに誰かとケンカしたのかな?
いつもなら食後のパトロールに
出掛けることが多いのですが
この日は、ほとんどハウスの周りにいて
こんな風に寝ていました。
――それから数日経ったので
怪我はほとんど目立たなくなったようですが
昨日の朝は、左目が涙目になっていました。
またケンカで無ければいいけど…。
数日前、れんげ畑に行って
写真を撮ってきました。
蜂たちがたくさん飛び回っていて
ぷ~んと蜜の匂いがしていました。
応援ありがとうございます。(*´▽`*)ノ
接近遭遇
2016-04-10 | 日記
ecru_家の紅2点、ルナちゃんと さくらは
相性が悪く…というか
一方的に さくらがルナちゃんを敵視しており
このふたりが接近遭遇すると
非常に険悪な雰囲気になります。
数日前の夜…
ecru_を挟んでルナちゃんとさくらが近距離。
試しに、そ~っと席を離れたところ
短い間でしたが、この状態が保たれました。
その翌日…
今度はルナちゃんが ecru_ の膝に来て
前日より更に接近。
ecru_が席を立つまで この状態は続きました。
さくらが一方的に敵視する理由は不明ですが
少しずつでもいいから、
距離を縮めていってくれたらいいなぁ、と
期待する ecru_ でありました。
応援ありがとうございます。(*´▽`*)ノ