キジ白くんが初めてこのブログに登場したのは…
確か 2009年11月3日の日記だったと思います。
その頃は近所で見掛けるだけだったので、
性別も分からず「キジ白さん」と呼んでいました。
――以下の写真は 少し前に撮ったものを載せています――
そのキジ白さんがecru家の庭を訪問するようになったのは今年の8月頃。
他にも たま~に訪れる のらさん達がいるけれど、常連化したのは彼だけ。
性別も分かり、「キジ白くん」と呼ぶようになりました。
(ちゃんとした呼び名を付けると情が移ってしまうと思い
敢えて、「キジ白くん」という呼び方をしていました)
暫くは 朝夕のご飯を与えるだけ、という お付き合い。
食べる様子を少し離れたところで見る くらい。
そのうち、“いつも ご飯をくれる人”として
親しみを持ち始めたのか、足元に すり寄ってくるように。
そういうことなら撫でさせてくれるかな?と思い、
遠慮がちに頭を撫でたところ、喜んでいるような?
その後、暫くしてから 食事の後に ひょいと抱え上げ
膝に載せたら…嫌がる素振りもなく、喉をゴロゴロ。
“もしかしたら去勢手術が出来るのでは?!”と思い、
5にゃんの掛かりつけの動物病院に電話で尋ねてみました。
そうしたら…のら猫の不妊手術もして下さるということで
アドバイスに従って準備をし、翌朝に来るのを待ちました。
手術前は あまり食べさせない方がいいかな?と思ったので
いつもの容器にカリカリを少しだけ入れ、それを平らげた後、
準備しておいたキャリーバッグの中にカリカリを数粒入れてみました。
すると、すんなりと中に入ったので
そぅ~っとキャリーの蓋を閉め、捕獲終了。
上手くいくかとドキドキしたけれど
あっさり入ってくれてよかった。(〃´o`)=3
上からフリース布を掛けて、キジ白くんには玄関前で10分ほど待ってもらい
キャリーを車に載せ、動物病院へ連れて行きました。(12/ 7)
おとなしい飼い猫の場合などは、直接 麻酔を打つことができるけれど
のら猫などの場合は その処置が難しい時があるので、ケージに入れたまま
ガスを使って麻酔をかけるそうです。(キジ白くんの場合も この方法で)
無事に手術を済ませて帰宅。(車の中では ほとんど鳴かず、静かだった)
キャリーの蓋を開けるや否や、ササーッと外へ飛び出し
いつもの空き地の方向へ走り去って行ったのでした。
あっという間に姿が見えなくなったキジ白くん。
“明日の朝、いつものように来てくれるかなぁ?”
と気になりつつ、家の中に入ったecruでした。
術後の獣医さんの説明で…左の睾丸に噛まれた傷があり
膿んでいたので切開の場所をずらした、ということと
その傷も消毒しておいたので そのうち治るでしょう、とのこと。
前日の夕方、股間を しきりに舐めていたのは
ケガしていたからだったんだ、と後で気付きました。
ここからは、昨夜の写真です。
彼を「キジ白くん」改め「キジ太」と呼ぶことにします。
翌朝(12/ 8)は冷たい雨が降り、何時になっても姿を現さないので
“もしかしたら嫌われちゃったかな…”などと落ち込んでいたのですが
その日、すっかり暗くなってから(午後6時半ごろ)やっと訪問がありました!
いつものように、玄関ドアのガラス部分から こちらに顔を向けて…。
お腹が空いていたらしく、いつにも増して がっ付くキジ太。
24時間ぶりの再会が嬉しくて、食事する様子をずっと見てました。
食事が済んだら、スキンシップの時間。
いつもより長い時間、撫で回してました。(笑)
多少 警戒する様子はあったものの、手術前と大して変わらず ホッ♪
ただ…やはり手術跡が気になるようで、股間を せっせと舐めてました。
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手術に連れて行くための準備は――
○キャリー(またはケージ)を準備し、下にペットシーツを敷いておく
○キャリーの蓋が開かないように、留めるためのガムテープを準備する
○キャリーの上から掛ける布を準備しておく
(興奮して暴れたりする場合も、上から布を掛けてやると落ち着くとのこと)
他にもいくつかありましたが、大まかには以上でした。
事前の獣医さんからのアドバイスや
HP「地域猫の作り方」の「のらねこ学入門」を参考にしました。
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