ナナゴの｢甲種車両輸送｣

　甲種車両輸送て言ったら､どっちかと言えば日本海縦貫線のパーイチやEF510さんの方が多くて､ナナゴったら数える位しか経験がない｡
　何せ､2000年代中頃から後期の新車輸送って言えばみな仙台止まり､しかも郡山から先は夜中とかそんなのばかりだから､それ以北で日中に運転されたのは片手でも余る程度｡尤も､台湾臨とかの客車使用の団臨はまだ月に何回かあったから､ネタならそっちで足りた｡(757と758の台湾臨はあるけど､759がなぁ)
　んな中で､青函トンネルのレール交換に使う､コキ350000から再改造の｢ロンチラ｣車の甲種車両輸送列車は貴重な１本だった｡

よく晴れた空を背景に､コキ350000由来の黄かん色が映えた（鹿島台〜松山町間にて：02.03.'08）

　しかしこの日は日曜日で､情報が入った時点から｢週休｣って頼んでいたのに､｢泊まり｣勤務｡それでも遅番にしてもらったので勤務開始までには間に合ったけれど､風邪ひくかと思う位現地が寒くて､仙台まで乗った電車の暖房がとてもありがたかった｡