(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

学園ガンダーラ信仰

2010年08月22日 | 【金の成る木ぢゃ】YouTube総合【ないんだよ】
「うる星やつら」や「究極超人あ~る」なんかを
コミックスで読んだりアニメ(後者はOAVか)を観たりして
あぁいう高校に行きたいなぁ
自由な雰囲気のガッコに行けたらいいなぁ
そう思った時期が俺にもありました。
果たして希望の高校に入って
実際どうだったかと言えば
正直、理想の学校は最初からそこにあるのではなくて
自分達で作っていくものなんだと気づいた訳で
そう気づいた時には、もう卒業してから
20年以上が過ぎておりました。
あぁ遥かなり、学園ガンダーラ。
でも、未だにそういうコミックスやアニメが
延々と色んな出版社やプロダクションから出てくるってのは
そういう夢やノスタルジーを見てる人が
まだまだ老若男女、いっぱいいるってことなんでしょうかしら。

んな訳で、ガンダーラ。
英語版いきます。
日本語版は件の「西遊記」のために
改めて別の人が歌詞を作って充てたものですが
元より後醍醐、いやゴダイゴは英語で歌う事にこだわったバンドなんで
このタケカワ・奈良橋コンビの英語版がオリジナル
なのかも、知れません。

でも、このゴダイゴの英語詞、実は掟破りで
英語(いや、西洋の言語)で詩を綴るときは
必ず「韻」を踏まなければならないと詩とは認められない
そういうのが定説になってるようですが
この動画に映される歌詞を見る限りでは
殆ど韻が踏まれていません。
いや、所々で踏んではいるけど
必ずしもそれには拘っていないという感じでしょうか。
尤もゴダイゴに限らず
当時英語で詩を作って頑張ってた
日本のアーティストはみなそんな感じでしたが。
で、その話を聞いたのは高校の時分で
「なるほど、これでは英米のチャートにも乗らない訳だ」と
70年代後期に日本の歌謡界・アーティスト達が
あんだけ世界進出に精出した割には
チャートに殆ど上らなかったことを一人思い出して
妙に納得した覚えがありました。

蛇足ですが
後にイギリスとオーストラリアでテレビ放映されて
後者ではマチャアキをネ申と崇める人も出たのは
興味深い所では、あります。

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2 コメント

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Unknown (ろびーくん)
2010-08-22 19:54:47
この英語の話は日本語と英語の全く違う言語の宿命でしょうね。
日本語のことばあそびは音数合わせで5,7,5とかやるじゃないですか。
でも英語は  Humpty-Dumpty sit on the wall みたいにリズムと韻でやる。
だから逐語訳で細かく英訳しないで、全体の意味が合ってればイイ てな感じで全く別の創作をした方が英語らしいと思った次第です。

とはいえ懐かしい曲ですねぇ。
一緒に大声で歌っていたら息子に「カマが翳るよ、マンダーラ」と突っ込まれましたがww
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Unknown (ぃょう@某家頁管理人)
2010-08-22 20:20:30
まぁ、リズムと韻を同時に踏む「漢詩」ってのもありますが

> 同志・r(ry

おっしゃる通りで。
つべなんかでも日本語のリズムをキープしながらオールヂャパニーズで歌ってる歌の方が
向こう(世界的な)の受けがいいことも多々ある一方
575のリズムの中にこれでもかこれでもかと単語を口から詰め込むみたいな
拓郎のはあちゃらかの方にあんまし人気がなかったり(推量)。
「花咲く旅路」なんかは、一応中国側がCとって向こうの歌詞に変えて歌ってたりしますが
そういや元歌の桑田さんの詞は実は全部日本語だったんだねー。

マンダーラか…アレは実に惜しい。
特に日没直前のマンダーラは惜しいを通り越して、痛いですな。
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