親しくしてもらってる撮影仲間と一緒に撮影に行くと
初めての場所では「駅間は何処と何処の間?」って
しょっちゅう訊いてみたりしますが
そんな意味で97年秋に行われた山田・釜石お召しの時ほど
(いい意味で)ぁゃιぃ撮影行はありませんでした。
泊まり明けで、機材担いで「やまびこ」に乗り
盛岡から山田線の快速「リアス」だかに乗って
陸中川井で撮影仲間と落ち合う、って聞いた時点からもう…
目的は明日の「本番」なのは互いの共通意識だけど
何せ俺からして「りくちゅうかわい?ドコ?」って訊く程
撮影する線区についての情報が希薄でしたし
迎える仲間もまた、地図引き引きで車走らせてるので
撮れるかどうかすら分からない、あやふやな撮影行です。
件の陸中川井で俺が追い付いてから、ドコで撮るかの作戦会議。
山田線沿線を行ったり来たり、あーでもないこーでもないと
迷い悩んだ末にたどり着いたのは、R106そばの伐採地。
そこでは既に場所取り合戦は始まっていましたが
まだ偽三脚もテープも張られていない一角を見つけた俺らは
そこに偽三脚やらテープやらを張って陣地にして
あとはレンタカーを寝床にして朝を待つことにしたのでした。
そして、当日の朝。
「◯◯君、ここ、何処?」
「何処って、何ですか?(´・ω・)さん」
「いや、駅間。何駅と何駅の間。」
「あぁ…駅間だと、区界と松草の間ですねぇ…」
区界~松草?知らねぇ(w)
尤も、ここが嘗てC58牽引の貨物の難所だったと改めて知ったのは
ウチに帰ってきてからのことですが
みんな殆ど未踏のローカル線での撮影ですから
聞いたのすらぁゃιぃ。
まぁ、後で雑誌に出るだろうし
地元のNHKも取材に来たくらいだから
いずれは分かるでしょ、と軽く考えておりました。
ちなみにこの開けた場所に集まった鉄ちゃん、数百人。
ピントを確り極めようと気張りすぎたのか
出来はあんまりよくなかったようにみえたので
フィルムはマウントに入れずにスリーブのまま
十数年眠ることになりました。
で、こないだ。
改めてルーペで覗いてみた所
さほどピントがボケてるっていう感じではなかったのが分かり
マウント入れしてサルヴェージしました。
一番右の山が兜明神獄(かぶとみょうじんだけ)
その左隣の青い山が岩神山なら
左側、松の木の右にぴょんと小さく見えるのは
姫神山でしょうか。
あの時は闇雲に三脚立てて「陛下万歳!」とか叫んだりして
ただただ楽しんでたものでしたが
なんとまぁ…こんなネ申アングルで撮ってたとは。
ルーペ越しに見える風景を見ながら
しばらく懐かしさと新たな感動に浸っておりました。
初めての場所では「駅間は何処と何処の間?」って
しょっちゅう訊いてみたりしますが
そんな意味で97年秋に行われた山田・釜石お召しの時ほど
(いい意味で)ぁゃιぃ撮影行はありませんでした。
泊まり明けで、機材担いで「やまびこ」に乗り
盛岡から山田線の快速「リアス」だかに乗って
陸中川井で撮影仲間と落ち合う、って聞いた時点からもう…
目的は明日の「本番」なのは互いの共通意識だけど
何せ俺からして「りくちゅうかわい?ドコ?」って訊く程
撮影する線区についての情報が希薄でしたし
迎える仲間もまた、地図引き引きで車走らせてるので
撮れるかどうかすら分からない、あやふやな撮影行です。
件の陸中川井で俺が追い付いてから、ドコで撮るかの作戦会議。
山田線沿線を行ったり来たり、あーでもないこーでもないと
迷い悩んだ末にたどり着いたのは、R106そばの伐採地。
そこでは既に場所取り合戦は始まっていましたが
まだ偽三脚もテープも張られていない一角を見つけた俺らは
そこに偽三脚やらテープやらを張って陣地にして
あとはレンタカーを寝床にして朝を待つことにしたのでした。
そして、当日の朝。
「◯◯君、ここ、何処?」
「何処って、何ですか?(´・ω・)さん」
「いや、駅間。何駅と何駅の間。」
「あぁ…駅間だと、区界と松草の間ですねぇ…」
区界~松草?知らねぇ(w)
尤も、ここが嘗てC58牽引の貨物の難所だったと改めて知ったのは
ウチに帰ってきてからのことですが
みんな殆ど未踏のローカル線での撮影ですから
聞いたのすらぁゃιぃ。
まぁ、後で雑誌に出るだろうし
地元のNHKも取材に来たくらいだから
いずれは分かるでしょ、と軽く考えておりました。
ちなみにこの開けた場所に集まった鉄ちゃん、数百人。
ピントを確り極めようと気張りすぎたのか
出来はあんまりよくなかったようにみえたので
フィルムはマウントに入れずにスリーブのまま
十数年眠ることになりました。
で、こないだ。
改めてルーペで覗いてみた所
さほどピントがボケてるっていう感じではなかったのが分かり
マウント入れしてサルヴェージしました。
一番右の山が兜明神獄(かぶとみょうじんだけ)
その左隣の青い山が岩神山なら
左側、松の木の右にぴょんと小さく見えるのは
姫神山でしょうか。
あの時は闇雲に三脚立てて「陛下万歳!」とか叫んだりして
ただただ楽しんでたものでしたが
なんとまぁ…こんなネ申アングルで撮ってたとは。
ルーペ越しに見える風景を見ながら
しばらく懐かしさと新たな感動に浸っておりました。
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