(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

1997年9月(2) ~雨がシトシト、13日~

2011年06月27日 | ぎゃらりぃ「チラ裏」
 なんか天気がよくなかった印象があるこの年の9月、第2週となった13日はその典型的な一日で、当日は未明から雨がシトシトと降っていた。
 EF58 89のレインボーを撮るのに、こんな雨降りでは露出が出なくて”沈没”してしまう・・・雨に濡れる駅構内を恨めしく眺めた、高崎の夜。明けてぞ今朝は、覚悟の出撃。
 一応駅前かどっかのコンビニで買った傘を持って、上り初電で本庄に向かいそこから望遠専門撮影地『ウラポン』へ。尤も十何年も経ってくると、どうやって行ったかも忘れるもので実の所、本当に上野行きの初電で上ったか、或いは高崎で鉢合わせした知り合いのクルマで向かったか、その辺の記憶が㌧でたりするが・・・211系の初電で上がってから「アレ?(´・ω・)さんじゃないですか!」って知り合いに呼び止められて、それで一緒に撮ることになったんだっけ。今、思い出したw
 記録によれば、撃ち出しが8003M、18
9系11両編成の「あさま73号」からなので朝も8時過ぎてからやっとこ。雨はまだ降っていて、皆傘を差しながらの撮影。
 「さよなら碓氷峠レインボー」は、まだシトシトと雨が降り続いている0840時に、予定通りEF58 89牽引で通過。

↓9301レ

 パンタグラフの摺り板から水飛沫を噴きながら、待ち受ける鉄ちゃんに向かって「撮れるモノなら撮ってみろ」と言わんばかりの高速で橋梁を渡るパック。ゴハチだと知っていても、「通常営業」だと解っていても、露出の厳しい中でやられたら、もう堪らない。あの時のパック程恐ろしいものは今だに見ていない。
 だいぶ降り方が弱まってきた頃、貨物を1本挟んだ次は0911時、EF62 46牽引の12系客車8連による「さよなら碓氷峠」号。

↓9347レ

 この頃はまだ、ヘッドマークの手作り感がウケていた。
 後でもう1回同じ列車を撮った時に、別ver.の『看』があることが分かったがそれはまた次以降の話に。
 EF64 1001牽引の旧型客車による、「レトロ碓氷号」なんてのも走った。6日の編成から2両抜いて代わりにスハフ32を足して、便洗代用12系客車を逆位置に繋げた編成は、時刻表に掲載のない団体臨時列車か何か。通過は昼頃だった。ただこの列車だけ時間を記録してなかったので、詳細は不明。

↓9321レ

 次から次と機関車牽引で信越線に抜ける
列番9300代の列車が岡部~本庄間を駆けて行く。朝っぱらから待ち構える我々も、コレだけネタがあると帰るに帰れない。列番、列車番号を振る方も苦心したんではないか?と思う所。
 さらにもう1本。

↓9713レ

 つくば万博が開かれた折のお召し列車牽引機、EF81 81の牽引によるお座敷列車「江戸」の団臨。
 碓氷とは余り関係ない列車(列番9700代は高崎・上越線へ抜ける)で、ホントならコレを撮らずに、もう帰ろうかと思ったが、今朝方俺を呼び止めた知り合いの彼に

「(´・ω・)さん、コレ撮ってから引き上げましょうよ」

と教えてもらったので、さらに居残りで撮った次第。数十人はいたウラポンの鉄ちゃんも
この時には半分ぐらいに減っていた。
 やっとこ全ネタを撮り終え、件の知り合い氏のクルマで彼の実家近く宇都宮線の某駅まで載せてもらって帰路に就いた。せめて雨さえ降らなきゃ良かったと思うが、パックの牽引(列車)だし是非に一度は行かねば、と思ってたので、結果この日は貴重な一日になった。
 しかし、パンタの摺り板から水飛沫噴いて走る列車は初めて見たけれど、本当に怖かった。ショートしないものなのだろうか、心配になった。

(´・ω・)っ「つづき」   


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2 コメント

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Unknown (tgv844)
2011-07-03 07:45:31
はじめまして、トラックバックありがとうございます。私の旧ブログもご覧頂いていたのですね。

このころは機関車も客車も種類が豊富で組み合わせも楽しみでしたね。
今はSLは増えたけど客車の将来も考えてほしいと思います。高崎支社に期待しましょう。

今後とも宜しくお願いします。
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Unknown (ぃょう@某家頁管理人)
2011-07-03 08:20:03
> tgv844様
検索タグからお邪魔した次第でした。

確かにいろんな組み合わせのバリエーションがありすぎて
組み合わせ次第では「行かない」とか宣言したりした
そういう贅沢な時期でもありました。

C61はまだ撮ってないのですが、いずれの機会に。
ありがとうございました。
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