今日は
の残り半分を読んだ訳ですが。
たった数万円の報酬で
ユーゴの紛争に「志願兵」として出ていった夫。
そして、その死を聞いて「遺体を是非持ち帰りたい」と
夫が戦死した村まで出掛けてその遺体を引き取り行く妻。
ロシアがユーゴと陸続きだったから出来た話とはいえ
その成就には、コサックの団体からの寄付等
いくつかの有り難い善意とかがあって
妻のユーゴ行きと遺体のロシアへの帰還が出来た訳で
よくまぁ、連れて帰ることが出来たもんだ。
手を貸したコサックの団体も団体で
気前よく色々と…。
大義名分の為に戦って死んだ同志のためなら、
ってのがあったとはいえ
普通はここまでやらないでしょ。
日本人だったらありえないな…
戦死広報が来た時点で納得してしまうもの。
信じられず、諦めきれないで、という話でも
せいぜい「岸壁の母」っていうのがあった程度で。
(来る日も来る日も舞鶴港にシベリアからの…って話ね)
でも、たかだか数万円の報酬(つか、無報酬)で出征して
コサックである自分を誇りに思い
笑って死んでいった人間に
なんか「かけた梯子を外す」ような結末は
正直、いかがなもんかと。
例え事実といっても、それはあんまりではないか。
もうちょっとね…
んな訳でこの本は 糸冬 了 。
次回はまたおもろいのを読みたいと思います。
の残り半分を読んだ訳ですが。
たった数万円の報酬で
ユーゴの紛争に「志願兵」として出ていった夫。
そして、その死を聞いて「遺体を是非持ち帰りたい」と
夫が戦死した村まで出掛けてその遺体を引き取り行く妻。
ロシアがユーゴと陸続きだったから出来た話とはいえ
その成就には、コサックの団体からの寄付等
いくつかの有り難い善意とかがあって
妻のユーゴ行きと遺体のロシアへの帰還が出来た訳で
よくまぁ、連れて帰ることが出来たもんだ。
手を貸したコサックの団体も団体で
気前よく色々と…。
大義名分の為に戦って死んだ同志のためなら、
ってのがあったとはいえ
普通はここまでやらないでしょ。
日本人だったらありえないな…
戦死広報が来た時点で納得してしまうもの。
信じられず、諦めきれないで、という話でも
せいぜい「岸壁の母」っていうのがあった程度で。
(来る日も来る日も舞鶴港にシベリアからの…って話ね)
でも、たかだか数万円の報酬(つか、無報酬)で出征して
コサックである自分を誇りに思い
笑って死んでいった人間に
なんか「かけた梯子を外す」ような結末は
正直、いかがなもんかと。
例え事実といっても、それはあんまりではないか。
もうちょっとね…
んな訳でこの本は 糸冬 了 。
次回はまたおもろいのを読みたいと思います。
運がよくて(復員などで本土に帰還する途上で病に倒れたりして、等で)お骨が帰ってくることはあっても
ひどいとみんなまとめて九段の方に(ゲフンゲフン
ロシア色々とね、あったと思うの。
陸続きではあっても検疫とか書類パスとかで、そのうちブチ切れるってこともあると思うんですよ。
なんで、辛抱とか忍耐とかも含めて大変だったろうなと。
それでもなお、家に連れて帰ったってのはすごいわけで。
さすがにロシアまで連れて帰ったのはその人だけだったそうです。