(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

鳥海山と京屋と(12)

2019年09月24日 | 庄内・越後 \|EF81の記憶|/ 東北・常磐
 庄内平野も雪が溶けて田んぼの土が見える頃になると、いよいよ地元の鳥達が賑やかになってくる。
 ロシアの白い観光団のおばちゃん連中がいなくなれば、今度は近くの森のカラス共のお出ましだ。彼らの狙いは地表に出てきたミミズ等の生き物。都会でゴミを漁る姿が印象強いが、ここらのは本来の生活を送るとても健全なカラス達。
 一羽二羽なんて可愛い数ならいいが、何百羽の大群で訪れてくると困ってしまう。幸いヒトを攻撃する意図がないからヒッチコックの映画みたいなことにはならないが、線路っ端の田んぼにそんな大群でやってこられたら、同業ならもう想像はつくだろう。
 2012年改正前日の金曜日。27(後の627)の牽く4094レを目当てに待機していたら、昼過ぎの午後2時半ぐらいからカラスの群れが現れるようになってきた。最初は3~4羽の小さなのだったのが次第に数を増して、3時前には数百羽の大群になっていた。こんだけ集まると撮ってる方もおっかなくなってくるが、カラスが怖くて金失が出来るか!という。
 現地在住の知り合いと一緒に、その辺に転がってる石を投げたり、大声挙げたりして追い払う。しかし数が数なのでまだ退かないのも多い。最後は4094レの接近でなんとか全羽を退かせたが、逃げたコースがまずくて百羽近いカラスが写り込んでしまった。


 てな思い出があって、あんまりうpするのに気がすすまなくて一回やった後は暫くそっとしてきたが、今回「高画質化」を機にもう一回ちゃんとうpすることにした。なお真ん中の細かい点々はカラスなので、ツールでは消さずに残している。

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