いろいろ言ったらきりがない

八色と小出の間だったか｡
｢ＭＬえちご｣で長岡入りした後
石打まで入線するEF58 61の団臨を追っかける前に
新潟からの12系ハ・ハフ11連という団体臨時をここで撮った｡
田んぼはちょうど代掻きが終わって田植えに入る前｡
風が吹かなくって､いい水鏡加減…と思い
いざアングルを決めようとしたら
カメラ位置をsageないとうまく編成全体が写らない｡
三脚はデフォの状態までsageて､できるだけ畦に下りられるだけ下りても
まだ編成が向こうの畦で分断されそうだ｡
これ以上sageたら俺のほうが側溝に浸かって構えなきゃならない
けれども靴下脱いで入るには足を拭くタオルとかを持っていない｡
何てヘタレな俺なんだ､と泣く泣くこのアングルでシャッターを切る｡

↓牽引はEF64 1053｡

欲張り過ぎだ､と言われるかも知れない｡
しかし､出来た筈だったのに出来なかった
その不完全な形で撮らざるを得なかったことが恥ずかしく､許せなく
正直この写真については無かったことにしたかった｡
それでも大好きな写真だったし､見せずにおけない写真でもあったので
画像を改めてこさえて､今回のうｐにした｡

蛇足だが､因みにこの上沼垂運転区の12系客車を使った団臨
記憶が正しければ､所属12両中１両を除いた分を宛がったもので
しかもこの水上までの運用が最後だった｡
３年後のＧＷには『ばん物』の運転が始まっていたから
この編成の半分でも全検通していれば､と思うのだが…