(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

釣りの話でもすっか。~後編~

2009年11月16日 | 日々雑感
で、初めてチャリで遠出して釣ったのは
東根は長瀞のお堀だったかな。
ザリガニやソウギョがいる!って
クラスの仲間で話題の場所でした。
ザリガニは某アニメの「最終回」じゃないですが
(他人んちの風呂桶いっぱいとか、ありえねぇ…)
そこで洗面器2杯ぐらいは釣ったことあったかな。
スルメ烏賊だの鱈だのカワハギだの、酒のつまみを
ナイロンの4号とか太めの釣糸なんかで縛って
(極端な話ビニル紐でも桶)
足元に垂らして、乗っかった!と思った時がアタリ。
そーっと引き上げて、網で掬えば一丁アガリでした。
普通に釣りの外道で釣れたりもしましたが
しっかり針をくわえてるんで、
その時は両手をもいでから外して
また水辺に放り投げてました。
…まぁザリガニは放っといても
もいだらまた手が生えてきますから。
でも、ソウギョは釣れなかったなぁ。
寧ろ釣れなくてホッとしてたというか。
水面に垂れた草や水草が主食で
黙って向こう岸を眺めてると、何もいない筈なのに
「ザザッ、ザザッ」と音をたてて
菖蒲の葉っぱが水中に引きずられるのが見えるんです。
アレ、ソウギョが「食ってる」んですね。
しかも㍍級とか聞いてたから
かかったら最後、仕掛けが壊されると思ったんで
どーかひとつ、掛かんないで!と願ったもんでした。

ソウギョは釣らなくても、フナとかコイは釣ってました。
フナなんか近くで釣りゃいいじゃないかと思うでしょうが
ド下手な人間でも数が(多く)釣れるって聞けば
遠出してでも行きたくなるというもの。
地元の用水池は、底が深くて
その頃短い竿しか持ってなかった俺っちには
なかなか釣れない場所ばかりだったんです。
それに比べて長瀞のお堀は
比較的幅も狭くて底も浅いとこだったので
時期と自分の頑張り次第では
フナでも二桁釣って帰ることもできる釣り場でした。
…自分が釣り糸垂らしてるトコにコイがいなければ。
面白いことに、フナが一匹も釣れない日は
いつもそばにコイがいたりして
フナが餌に食いついてこないんです。
(んでコイがいなくなったらまた食いついてきた)
それで我慢してずっと仕掛けを投入してると
突然強い引きがきて、格闘戦の始まり。
コイに仕掛けを引きちぎられるか。
自分がコイを引きずりあげるか。
こっちは道糸1号、ハリス0.8号に袖針4号の
細っそい細っそいフナ仕掛け。
何せハナからそのつもりできてる訳ではないので
切れたら今日の釣行は 糸冬 了 。
ですが、こっちも来た以上は釣りたいので
竿を握って、ない頭絞って考えながら
向こうが弱るまで頑張る訳です。
でも、向こうを疲れさして水面に上げて
直接口から空気吸わしたらこっちの勝ち。
あとはゆっくりと引きずり出して…。
こうして釣ったのが2回ぐらいあったかな。
1回は持ち帰って水槽に入れて飼ってましたが
尺近いおっきなコイだったんで
入れ物に困った困った。
近くの店でビニル袋貰ってそれに入れて
ヒィヒィ言って自転車漕いで帰りました。
あと1回はその場で逃がしたような。

まぁ、鉄チャンの道にずっぽり嵌まることがなければ
ずっと釣りやってたんでしょうが
どこをどう違えたのか、今に至っておりまして。
たまに親父の付き合いで釣りに行ったりもしましたが
昔みたいにはうまくないですね。
親父が何か釣っても、こっちはボウズ
何も釣れません。
でも、嫌いになった訳ではないんで
今でも撮影地のそばに川とか淵とかあると
何が釣れるか観察したりしてます。
例えば、ツッキーカーブ(槻木~岩沼)の用水路
あすこ、貴重な日本ザリガニがいたみたいですよ。
尤も、5年前の話ですがね。

さて来年あたり、暖かくなったら
久しぶりに自分の竿持って出掛けてみようかな?
釣れるかどうかはさておきとして。

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