「何事をするにも、無我の境に入らなければいけないョ。得道徹底の極みは、ただ無我の二字にほかならずサ。いくら禅で練りあげても、なかなかそうはいかないョ。いざというとき、たいていの者が紊れてしまうものだョ。・・・・(略)・・・・
余裕・思慮・胆力などといっても、しかしそれはその人の天分だョ。天分というものは争われないものだ。おれ十七、十八、十九、血気盛りのこの三年の間、撃剣の修業をしたときに、いろいろ禅で練ってみたがノ、おれの修業は大層役に立ったョ」(勝海舟「氷川清話」より)
勝海舟の言葉はざっくばらんで面白いですが手厳しいです。色眼であっちこっち目が落ち着かない日々に反省しきりの私です。
余裕・思慮・胆力などといっても、しかしそれはその人の天分だョ。天分というものは争われないものだ。おれ十七、十八、十九、血気盛りのこの三年の間、撃剣の修業をしたときに、いろいろ禅で練ってみたがノ、おれの修業は大層役に立ったョ」(勝海舟「氷川清話」より)
勝海舟の言葉はざっくばらんで面白いですが手厳しいです。色眼であっちこっち目が落ち着かない日々に反省しきりの私です。