マザー・テレサの視点ー人の行動の反省の原点

ノーベル平和賞受賞者でインドの貧しい人々のために活動した修道女マザーテレサの言葉はいつも私に反省の念をいだかせてくれます。
「私が自らを大人物であると考え始めたり、人が私を偉大な人間であると考えるべきであるとか、私はもっと高く評価されるべきであるとか、仕事はもっと効率的でなければならないとか、私はもっと多くの人々を助けて、社会の構造に大きな変革をもたらさなければならない、一口で言えば、真の指導者にならなければならない、と考え始めると、いつも問題が生じる。そのとき主よ、私は私自身を見ます、私が出来る少しのこと、私に出来そうなより小さいこと、を見ます。そうすれば、私の本当の姿が見えてきます。」（マザー・テレサ著「心の静けさの中でーカルカッタのマザー・テレサ及び共労者の黙想集ー」シオン出版社より）