薬害問題などの社会問題に関わると、その問題解決に社会の関心を持ってもらうため人々の多く集まるところや大きな力を持っているところに目が行きがちですが、社会がまだ気づいていない小さな一人ひとりの被害者の声ほど、その問題の本質がそこに隠れていて、その人々と時間をかけて交流することによって問題解決の糸口があるとこに気づかされます。人々が多く集まるところでは物事を大きくとらえ、それを平均化していくので形容詞が入り抽象化していきます。それはだんだんと現場を離れていくことでもあります。被害者一人ひとりに違った様々な問題を抱えていることを知ることによって、より具体的な解決策を考えることが出来るのです。抽象的な理論だけでは問題は解決できません。小さな一人ひとりの声を大切にこれからも活動していきます。
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