人の人生とあhわからないものです。勝海舟は幕府の長崎海軍伝習所でオランダ海軍のカッテンデーゲという教官に学んで、その後の海軍の技術だけでなく人生における影響もずいぶん受けています。そういう意味で勝海舟の長崎海軍伝習所に学んだことはかなり大きな意味があるのですが、当初、勝海舟は長崎に行くのをあまり良く思っていませんでした。当時は幕府の中心である江戸にいて自分のやりたいことを考えていたようです。幕命によって長崎に行ったことにより貴重な経験が得られたのです。人生何が起こるか分かりません。しかし勝海舟は長崎行が決まると、今度は逆に長崎海軍伝習所に誠をつくします。決まったことは、もう開き直って誠を尽くすことによって、また大きな貴重な体験をするのです。この勝海舟の姿勢こそが、どんな逆境にあったても面白く生きがいのある人生をおくれるのでしょう。
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