今日は京橋で行われていた「西郷隆盛と幕末三舟の書展」に行ってそれぞれの書を鑑賞してきました。やはり勝海舟が一番好きだけれども明治維新後早くに隠遁生活をおくった高橋泥舟の書には惹かれるものがありました。「狸には あらぬ我身も、つちの船 こぎ出さぬが かちかちの山」この書には一艘の小舟が書いてありました。なんとも高橋泥舟らしいです。猛暑の都会の中でしたが暑さを忘れるくらい西郷隆盛と幕末三舟(勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟)の書には、それぞれの心が染み透っていました。
渋沢栄一が関わった東京養育院の歴史は明治からの日本の貧困対策の行く末をよく表しています。東京養育院はもともと江戸時代に老中松平定信が江戸の貧困対策に七分金制度ー積立金を貧困層に割り当てたことかあ始まっています。明治に入りこの七分金を利用して病気にかかっても手当てが出来ない貧困層の施設として東京養育院の設立・運営に使いました。しかし東京養育院をその施設の設置に苦労します。最初の浅草から上野谷中、大塚、板橋と転々とします。また、貧困層の病者が増え、ハンセン病患者を収容したりして近隣住民から苦情も出たりして、その運営は大変でした。また、東京市にはじまり東京府、東京都と行政の運営で、財政上の理由から予算も削減されていきます。そこで頑張ったのが渋沢栄一ですが、渋沢栄一の死後は東京養育院も形を変えて名前も東京都長寿医療センターに変わっていきます。現在は板橋に立派な病院として残り病院の中には渋沢栄一の銅像や渋沢栄一に関するコーナーなども設けられています。しかし、その精神は変わっていき、弱者が切り捨てられていく歴史にも見えてきます。史跡などで風化させないことも大切ですが、その精神、志を引継いで実践していくことが現代に求められているのではないでしょうか。
毎日毎日、大変暑い日が続いております。暑中お見舞い申し上げます。
今日も外回りに出かけましたが、うだるような暑さに歩いていても身体がヒリヒリしていました。
今度の日曜日は北区王子の渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェです。
こんな暑い日にはお茶を飲みながら参加する様々な立場の人々と交流して暑さを忘れるくらい語り合いましょう。
渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェ
日時:7月22日(日)13:30~15:30
場所:北区NPOボランティアぷらざ・サロンコーナー(北区王子の北とぴあ4階)
参加費:500円
今日も外回りに出かけましたが、うだるような暑さに歩いていても身体がヒリヒリしていました。
今度の日曜日は北区王子の渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェです。
こんな暑い日にはお茶を飲みながら参加する様々な立場の人々と交流して暑さを忘れるくらい語り合いましょう。
渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェ
日時:7月22日(日)13:30~15:30
場所:北区NPOボランティアぷらざ・サロンコーナー(北区王子の北とぴあ4階)
参加費:500円
毎月、渋沢史料館で行われている渋沢栄一「論語と算盤」読書会も今回が最終回。テーマは「成敗と運命」-「成敗に関する是非善悪を論ずるよりも、まず誠実に努力すれば、公平無私なる天は、必ずその人に福し、運命を開拓するように仕向けてくれるのである」実践あるのみ。
今年も夏の横浜エイズフォーラムが近づいてきました。今年も薬害エイズを考える山の手の会は参加します。テーマは「薬害エイズの教訓は生かされているのか」ということでHPVワクチン副反応問題を取り上げます。実際にHPVワクチン副反応被害者に会場に来ていただき薬害エイズ被害者と一緒に考えます。来週に例会を開き最後の準備をします。
薬害エイズを考える山の手の会・例会
日時:7月24日(火)19時~21時
場所:東京ボランティア市民活動センター会議室C(飯田橋)
AIDS文化フォーラム IN YOKOHAMA(8月3日~5日)
日時:8月5日(日)13時~15時
場所:かながわ県民センター303
薬害エイズを考える山の手の会・例会
日時:7月24日(火)19時~21時
場所:東京ボランティア市民活動センター会議室C(飯田橋)
AIDS文化フォーラム IN YOKOHAMA(8月3日~5日)
日時:8月5日(日)13時~15時
場所:かながわ県民センター303