グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

イスタンブールの反政府運動に思う

2013年06月16日 | 日記
イスタンブールで反政府運動がどうも止まらない。
政府は住民投票の実施など譲歩案を提示したが収束には至らず睨み合いは続いたままである。
今回の暴動のきっかけとなった再開発プランの完全白紙撤回かあるいは首相退陣以外に解決の道はないということか。
多くの死傷者を出した代償はあまりにも大きい。
話はそれるが一連の騒動を冷やかに歓迎している人々もいるかもしれない。
いうまでもなく2020年オリンピック東京誘致を目指す関係者の面々だ。
過去舌禍事件があって慎重にならざるを得ないが最大のライバル都市を襲った突然の不幸は東京誘致関係者にとっては思いがけない出来事だった。
いくら7年先のこととはいえあの暴動を目にしたら開催地として推挙することに躊躇するIOC委員も多いはずだ。
まさに「禍福はあざなえる縄のごとし」、人間社会は何が起こるか分らない。
東京はまだツイているか・・・。