グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

シニア向けイベントの盛況に思う

2013年06月19日 | 日記
最近立て続けに地元のシニア向けイベントで定員オーバーのため入場制限を受けてしまった。
一つは地元バンドによるジャズ・コンサート、もう一つは民放アナウンサーOBによる老後の生き方に関する講演会だった。
主催団体は定員数入場後の来場者への対応に大わらわだったが「立ち見でも構わないから」と食い下がる来場者には双方とも期せずして「消防法」をタテに説得を試みていた。
結局最後は法律の出番だ。
ところで主催者側の予想を上回る来場者数の要因は何かといえばは無論ニーズを掴んだイベント企画の巧みさもさることながらシニア層の急増があるのではないかというのが筆者の見立てである。
段階世代の定年退職が始まっている今、前述のような情景はこれから日常茶飯事になるような気がするのだ。
余暇対策ならまだいいが我が国の高齢化対策は就労問題にしても介護問題にしても課題山積で深刻だ。
早め早めに対応していかなければ日本社会が破綻してしまうと思うことがしばしばだ。