今、日本企業の中国撤退が進んでいるという。
安価な労働力を求めて日本国内やNICs(韓国や台湾、香港など当時の新工業国を指す)から雪崩を打って中国へ進出したのがまだほんの昨日の出来事のように記憶しているがもう脱出する企業が続出しているそうな。
やれやれ、時が経つのは早いものである。
そして今度は撤退に伴う解雇トラブルが頻発しているようだ。
やはり中国にとっても日本企業の撤退は痛手なのだろう。
経済成長も鈍化傾向がささやかれている。
撤退する日本企業も「身の振り方」に頭を悩ますが中国当局は恐らくそれ以上だろう。
中国経済はまだ自立できるほどには育っていないのでもう高度成長は望むべくもない。
これからは概ね中程度以下の成長に甘んじるのではないか、臨海・内陸の地域格差問題を抱えたまま・・・。