昨今の国会・予算算員会の論点を見聞きするにつけまだ無駄が多いのではないかと思うことがある。
昨日もNHK会長のハイヤー利用の公私混同や文科相の「政治とカネ」の問題が論じられたが結局甲論乙駁で終わった。
質問に立った野党議員は「追及を続ける」と言っていたがなかなかポイントが取れない議論を延々と続けるのもどうか。
与党議員の質問といえば相変わらず「政権持ち上げ論点」が目につく。
議員としては個別の事情があるのかもしれないがこの際自画自賛的演出は厳に慎むべきだろう。
それにしても原発廃棄物の最終処分地が未決のままの中間貯蔵地運用開始や再稼働方針は気がかりだ。
「その後のことは何とかなる」と考えるには余りに重い課題である。
大事なことだが解決できない問題を先送りしていることはないだろうか。
難問こそ取り上げるべきだと思うのである。