グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

カルビーの脱同族経営に思う

2015年03月25日 | 日記

スナック菓子大手のカルビーが成形タイプのポテトチップスに新規に参入し18年度にはシェア50%を目指すという。

この分野は現在のところ先発2社の寡占状態なのだがカルビーの参入で一気に流動化する見通しだ。

カルビーといえばもともと広島で生まれた同族企業だったが10年ほど前から脱同族経営を志向、外部の人材を会長や社外取締役に登用してきた。

そのせいかどうか分からないが同社の商品戦略は積極的で過去数々のヒット商品をモノにしている。

当社の株価はたしかこの1年で約2倍、5年スパンで見れば5倍くらいになっていると記憶している。

同族経営に固執せず企業経営に新しい風を吹き込み企業価値を高める方法もあるのだ。

父娘間で経営権争奪戦を繰り広げるどこかの会社に聞かせたい話ではある。