グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

国家戦略特区の第1弾に思う

2015年03月05日 | 日記

国が地域を特定して規制緩和を行う国家戦略特区第1弾に6地域が選ばれ具体的に動き出す。

6地域の一つに東京が選ばれており八重洲口に50階建てビル2棟が建つようである。

東京は国家戦略特区構想の中で容積率・土地利用計画の緩和、外国人滞在施設の整備、各種ビジネス申請窓口の一元化など国際ビジネス拠点機能の更なる拡充を目指す。

それはそれで結構なのだが一方で国内全体に目を転じるとますます東京一極集中が進むのではないかと心配してしまう。

「東京」が頑張れば頑張るほど地方のポテンシャルが吸い寄せられ相対的に「地方」が廃っていくだろうしまた東京戦略特区が一番実現性が高いように思うのである。

国土の均衡ある発展は言うは安く実現は難しい。

筆者が神戸に在住していたころ神戸市がプロクター&ギャンブル日本法人のヘッドクォーターを誘致して随分話題になった記憶があるがもうそんなことは考えられないのだろうか。

東京は東京としての論理があるだろうが日本全体のこと国政が考えないといけない。