グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

高級時計タグ・ホイヤーのウェアラブル参入に思う

2015年03月21日 | 日記

スイスの高級時計で知られるタグ・ホイヤーがウェアラブル端末に参入するとのことである。

タグ・ホイヤーといえばメカの神様ではないかと思えるようなモデルが「売り」で価格も半端ではない。

そんなタグ・ホイヤーがエレキの権化であるウェアラブル?・・・もっとも対極的な存在だと考えていたのでこのニュースには驚いた。

グーグルやインテルと提携するというのもピンと来ない、ン?

一体どんな機能を付加してどんな価格で市場に打って出るのだろうか。

高級イメージを毀損することはないのだろうか、・・・ついつい余計なことを心配してしまう。(笑)

さすがに数ある時計メーカーでもウェアラブル化への対応はまちまちのようである。

震源地のアップルは4万円程度から100万円以上するものまで用意しているようだ。

これを時計のフルライン化と呼ぶのだろうか・・・、ちょっと違うか・・・(笑)。


ポール・マッカートニーの武道館公演に思う

2015年03月20日 | 日記

今朝の新聞にポール・マッカートニー武道館公演の全ページ広告があった。

ポールにとってはビートルズ時代の1966年以来、約50年ぶりの武道館公演ということだからさぞかし感慨深いことだろう。

あれからもう半世紀も経ったんだねぇ。

ビートルズのメンバーも既に2人が物故、ビートルズとしての活動はできなくなってしまった。

時の流れはある意味で残酷でもある。

ポールには是非とも当時の日本公演演奏曲を是非とも再演してほしいものだ。

「ロックン・ロール・ミュージック」「アイ・フィール・ファイン」「ペーパーバック・ライター」をビートルズの一員として。

それにしてもアリーナ席100,000円とは・・・。

1966年の公演は2,100円が入場料金の最高額だった。

この違いは一体何だろう、単なる物価水準の差だけではないと思うのだが・・・。

 


ラジオ放送開始90年に思う

2015年03月19日 | 日記

日本でラジオ放送が開始されて90周年だそうだ。

ラジオ放送で印象に残っているのがボクシング白井義男の世界タイトルマッチだ。

今では考えられないことだが夢中になってラジオに耳を傾け白井の世界チャンピオン誕生を見とどけた、いや聞きとどけたと云うべきか。(笑)

その後テレビ放送が始まってすっかり存在感を失ってしまったがそれでも根強いファンはいるようだ。

ラジオはラジオで見えない分だけ想像力を掻き立てる。

大相撲もラジオで聞いてテレビで確かめるなどはなかなか面白いものである。

「ああ、そういうことだったのか・・・・」

アナウンサーもセンスが要求されるものだ。

ところで今日初めて知ったのだがラジオとテレビでは音声に若干のズレが生じるそうだ。

最近流行のインターネット放送でタイムラグが発生することはよく知られているがラジオとテレビでもラグがあるのはどんな理由によるものだろうか。

何故かラジオとテレビが張り合っているようだ。(笑)


日・EU間の個人情報移転容認化に思う

2015年03月18日 | 日記

EUは従来から日本の個人情報保護ルールは甘いとしてEU域内の(本人同意のない)個人情報を日本に移転することを認めていなかった。

ゆえにEU域内で活動する日系企業はある種のもどかしさ、不便さを強いられてきたのだがこのたび関係者の尽力で例外扱いながら容認されることになったようだ。

これはEUで活動する多くの日本企業にとって朗報だろう。

「情報」が第4の経営資源と言われるようになって久しい。

なかんずく個人情報は宝の山である。

ただプライバシー問題が解消したわけではない。

以前にも増して個人情報保護に留意し万全を尽くさなくてはならないことは言うまでもない。

さもなくばまた以前の状況に戻ってしまうかもしれないと考えた方がよい。

それにしてもよEUがよく歩みよってくれたものだ。

EUは米国との間は「セーフ・ハーバー・ルール」とかいう特例措置で企業を限定し国際移転を認めている。

こちらの方は何ら動きがあるのだろうか。


国会・予算委員会の論点に思う

2015年03月17日 | 日記

昨今の国会・予算算員会の論点を見聞きするにつけまだ無駄が多いのではないかと思うことがある。

昨日もNHK会長のハイヤー利用の公私混同や文科相の「政治とカネ」の問題が論じられたが結局甲論乙駁で終わった。

質問に立った野党議員は「追及を続ける」と言っていたがなかなかポイントが取れない議論を延々と続けるのもどうか。

与党議員の質問といえば相変わらず「政権持ち上げ論点」が目につく。

議員としては個別の事情があるのかもしれないがこの際自画自賛的演出は厳に慎むべきだろう。

それにしても原発廃棄物の最終処分地が未決のままの中間貯蔵地運用開始や再稼働方針は気がかりだ。

「その後のことは何とかなる」と考えるには余りに重い課題である。

大事なことだが解決できない問題を先送りしていることはないだろうか。

難問こそ取り上げるべきだと思うのである。

 

 


マイナンバー制度の導入に思う

2015年03月16日 | 日記

マイナンバー制度が導入されることになった。

最近話題に上ることが増えたので「いよいよ」かなと思っていたらもうこの10月には本人宛て通知、16年1月から運用開始という。

いつの間にか本決まりのようだ。

この種の制度についてはかって「グリーンカード構想」なるものがあったが結局実現しなかった。

それにいつだったか住基カード番号なる通知があった。

何桁だったか失念したがあれは一体何に使われているのだろうか、ふと疑問がよぎる。

たしかあの番号はタンスの奥にしまわれたままで使った記憶はない。

誤解がないよう云っておきたいがマイナンバー制度に反対しているわけではない。

ただ過去の経緯を踏まえもう少し丁寧に意義と役割を説明したほうがいいと思うのだ。

過去の失敗を繰り返さないために・・・・。

 

 


北陸新幹線の開業に思う

2015年03月15日 | 日記

昨日北陸新幹線が開業した。

まだ延伸計画があるので区間開業なのかもしれないが東京から見れば金沢まで行けるのだからゴールのようなものだ。

昨年秋に上越新幹線と在来線を利用して富山まで行ったのだが富山駅周辺は駅舎のリニューアル等でまだ大騒ぎの状況だった。

さぞかし今頃はきれいに整備されているのだろう。

いつもながら思うのだが建設業者の納期遵守能力は凄いねぇ。

それにマスメディアの開業盛り上げ努力も凄い。

何気なくテレビを見ているだけで金沢・富山事情に随分詳しくなった。(笑)

ところが開業初日、列車によっては空席があった(一番列車は完売)と聞いてちょっと意外な気がした。

てっきり満席状況が続いているものだと思ったがそうでもなかったのである。

JR東日本の社長が記者会見で「(過去の部分開業の例に比較して)予約状況は非常にいい」と発言していたが開業日でこの程度なのだろうか。

新しもの好きの日本で…。

(開業日ですら)この乗車率でいつまでにモトがとれるのか、いささか気になった。

もっともJR東日本は首都圏のアガリがあるので心配はなかろうが・・・。

 

 


米国富豪の戦艦武蔵発見に思う

2015年03月14日 | 日記

米国の富豪で戦史ファンのポール・アレン氏が水深1000メートルの海底に眠る戦艦武蔵を発見した。

氏の執念には本当に敬服する。

戦艦武蔵の船体は相当散乱していたようだからやはり自爆が致命傷になったのかもしれない。

多くの攻撃を受けながら自力走行を続けた後の自爆だとしたら何やら死期を悟った戦国武将を連想させる。

戦艦武蔵は1942年に就役、翌1943年には非業の死を遂げた山本五十六連合艦隊長官の御霊を日本に運んだのだが何とその時の雄姿を近所の古老が憶えていた。

船体があまりに巨大過ぎて横須賀軍港に直接着岸できなかったとのことだ。

フィリピン・レイテ沖に沈んだのはその翌年1944年だったからこの「不沈戦艦」が沈まずに活躍した期間はそう長くない。

そしてその船体を70年ぶりに探し出したのは宿敵米国の富豪だった。

氏は艦を引き上げて日本に寄贈してもいいといっているようだがこのままそっとしておいてやったらどうかと思う。

折角70年かけて安住の地を見つけたのだから。

 


高齢者増加に関わる法整備状況に思う

2015年03月13日 | 日記

昨日久しぶりに近くの警察署を訪れた。

用件は運転免許の更新だったのだが講習を受けてあらためて高齢者対策を学ぶことになった。

高齢者が免許証を更新する場合は認知機能をはじめ情況に応じた各種検査を受けることが義務付けらている。

他方で高齢等による自主返納者に対する運転経歴証明書の交付や難聴者運転可能車両の拡大や高齢者専用駐車区間制度など高齢者に対する様々な配慮も生まれていることを初めて知った。

警察庁か国交省だか知らぬがなかなか頑張っているようだ。

ところで話は変わるが同じく高齢者がらみでなかなか減らないのがオレオレ詐欺の類の拡大である。

最近は振込だけでなく金銭授受手段も巧妙化しており単に「振込め詐欺」という名称もピンとこない。

こちらの方はどうにも行政サイドが追い付いていっていない。

米国には「Don't Call List」とかいう販売目的の電話コールを望まない一般市民を守る制度がある。

日本は事業者側にやさし過ぎるのか、なかなか法制化が実現しないのだがとにかく高齢者は増える一方だ。

何とかしなくてはいけない問題だろう。

 

 

 


洲本市の近隣住民殺人事件に思う

2015年03月11日 | 日記

またしても悲惨な多数殺人事件が起きてしまった。

特に今度の場合は容疑者がネット上に中傷記事を投稿、被害者は何度も警察に相談していたというから未然に事件を防止できなかったか・・・、本当に残念だ。

容疑者の親が近所の住民に対し「息子を見かけたら警察に電話を」と要請していたことからもうパトロールの実施くらいではどうにもならないところに来ていたはずだ。

もう一つ痛感したのは凶器としてサバイバルナイフが使われたことだ。

サバイバルナイフのスペックを熟知しているわけでもないしし実物を見たわけではないがこれだけ殺人行為に用いられるのであれば刀剣類と同様に取締りを強化すべきではないだろうか。

サバイバルとは「生き延びるために必要」との意だと思うが本来の意味で使われる以上に殺人ツールとして注目されている。

殺人目的以外にサバイバルナイフが生きてくる環境がこの平和な日本にどれだけあるのだろう。