暗いです。
読むのはオススメしません。
新規の利用者様。
アスベストの危険性がまだ明らかでなかった頃、
公営住宅の建設などに携わっていた方。
歳を重ねるごとに様々な疾患にかかり、
肺疾患(酸素カニューレ常時装着)、
皮膚湿疹や化膿(今は皮膚もすっかり変色しているけれど、かゆみと化膿は続いている)、
身体の痛み(モルヒネ並の坐薬が欠かせない)、
そして視力の喪失。
アスベストの影響としてはっきりわかっているのは肺疾患のみらしいのだけれど、
他の症状もおそらく…とのこと。
献身的に看病を続けてきた奥様は体力的、精神的に限界を迎えつつある。
今の症状では病院には入院はできない。
療養病棟には空きがない。
うちのような施設では、その方ひとりに付きっきりになれる人員の余裕はない。
きっと一生懸命働いてきたのでしょう。
その結末が…今。
その方は、早く死にたいと言います。
でも、命ある限り、生きなければならない。
最後は、安らかに余生を過ごせますように。
この世に生を受けて、生きてきてよかったと、思えますように。
ひとごとではないのをわかるから、
こころが痛かった今日。
健康な今に感謝。
思い残すことのないように、生きる。
読むのはオススメしません。
新規の利用者様。
アスベストの危険性がまだ明らかでなかった頃、
公営住宅の建設などに携わっていた方。
歳を重ねるごとに様々な疾患にかかり、
肺疾患(酸素カニューレ常時装着)、
皮膚湿疹や化膿(今は皮膚もすっかり変色しているけれど、かゆみと化膿は続いている)、
身体の痛み(モルヒネ並の坐薬が欠かせない)、
そして視力の喪失。
アスベストの影響としてはっきりわかっているのは肺疾患のみらしいのだけれど、
他の症状もおそらく…とのこと。
献身的に看病を続けてきた奥様は体力的、精神的に限界を迎えつつある。
今の症状では病院には入院はできない。
療養病棟には空きがない。
うちのような施設では、その方ひとりに付きっきりになれる人員の余裕はない。
きっと一生懸命働いてきたのでしょう。
その結末が…今。
その方は、早く死にたいと言います。
でも、命ある限り、生きなければならない。
最後は、安らかに余生を過ごせますように。
この世に生を受けて、生きてきてよかったと、思えますように。
ひとごとではないのをわかるから、
こころが痛かった今日。
健康な今に感謝。
思い残すことのないように、生きる。