Haste not, Rest not

二度と返ってこない今の自分の気持ちを積み重ねる部屋。

ついしん。

2013-07-25 22:14:24 | 仕事
見えている景色が違う、
求めているものが根本的に違う、
そんな相手に、
こちらの思いを訴えても、
伝わるわけがないんだ。
相手に聞く気はハナからないのだから。
がんばれば伝わるはずとか思ってた自分が
どんなに無知で浅はかな考えなしのノータリンだったか。
こちらが何かを懸命に訴えてる間、
相手には何ひとつ響かず、
きっとそれは街中のノイズが何かのようだっただろう。
きっと煩わしさすらなかったんじゃないか。
意識的に遮断することすらせず、
ただ耳元を通り過ぎていくBGMか何かのようだったんじゃないか。
だってその人の頭の中は、
こちらの訴えなど入る隙間がないくらいに、
別の問題でいっぱいに占められているのだから。




頭の中ぐちゃぐちゃだ。
久々に考え過ぎてアタマ痛い。
価値ある仕事って何だろう。
そもそも仕事に価値見出すこと自体に価値があんのかな。
仕事すんならハンパは嫌だな。
でもやり過ぎると自滅するんだよな。
納得のいく生き方って何だろう。

あー、わたし、どうしよう。
つっても、なるようにしかならんけど。
でもどー考えても、
こんなんだから、役職つきは向かないよなぁ。
あ、そう、わたし、次の異動先、
やっぱり管理者みたいです。笑
腹括るしかない、って気持ちと、
数年前の日々のフラッシュバックと、
行き来して定まらない気持ち。

たかが一日の刺激で感化されすぎ…
まぁ、明日には忘れてるさー。
きっと目の前の事務作業に追われるだけ。

ネガティブー 笑

いや、金、稼ぐ。
パートだとせいぜい手取り15万そこそこ…
今の手取りとの差額と、
自分の為の時間を天秤にかけると、
やっぱりお金が勝つんだよな。
お金ないと休みも充実できんし。
休みがある。
家には仕事は持ち込まなくて済む。
夜は眠れる。
それがあの頃とは決定的に違うところ。
固くならずしなやかに、
でも一線は引く。
言いたいことはこれからも言う。
それで孤立するんなら上等だ。
ブレずにやってやらー。

新しい景色。

2013-07-25 20:57:24 | 仕事
今日は午後、支社長の思いつきで、
突然他のセンターを見学。笑
初めてで、刺激的だった!
デイは元気だー!

そして、掲示物とか、事務所のホワイトボードとか、
細かいところも舐めるように見てきた。笑
写メしたい勢いだったな。
真似したいことがたくさん!

ちょっとした工夫でムダを省く、
そんな要素をけっこー発見できたり。

最後は初めてのサ高住見学。
思ったより地味だったなー。笑
そこで会った本社の営業の方が、
なんともともと盛岡のセンターにいた人で!
私とは入れ違いだったからお互い初対面だったけど、
盛岡のセンターの話で盛り上がれて楽しかったー!
じゃじゃ麺冷麺の話はもちろん、
玉山のホルモンの話とか 笑
センターの職員さんもまだがんばってるみたい。
盛岡のセンターは美人ぞろいだった、ってその人がいってて、
やっぱり思ってたのは私だけじゃなかった!って感じ!笑
なんか盛岡行きたくなっちゃったなぁ。
他にも色んな話できたー。
勉強になったー。

最後にうちに欲しいなって言ってもらえて、
社交辞令だとしても嬉しい。
サ高住はムリだけど。笑

現場にいたら見えない景色がどんどん見えてくる毎日。
良くも悪くも、本当に刺激的。
上からしたら現場は本当にコマなんだ。
職員も利用者様も。
上から見ると、顔はみんなのっぺらぼう。
介護度とか転倒リスクの高さとか、
そんなのは情報から切り捨てられる。
具体で見ないのは、そういう細々を見ていたら、キリがないからだ。
上からは経費削減を迫られる。
人を雇いたくても雇えない。
数字がすべて。
中身など、あってないようなもの。
中身がどんなものであろうと、
それはきっと問題ではないのだ。
企業なんだからそんなの当たり前なんどけど、
現場にいると、そのシビアさは見えづらいし、
目の前の利用者様をいちばんに考えると、
収支ばかり気にしている上司にはついて行きたくなくなる。
まぁ本来は現場はそうあるべきとも言えるんだけどね。
それでも、まだうちの支社長は、
他の支社長に比べてダントツで決裁甘かったみたいで。
今の体制になって、権限半減させられた、って言ってたな…

昔、尊敬する先輩に言われた、
あんたには毎日に追われて現場にうもれてほしくない、
って言葉の意味の重さが、
今になってずんとくるのです。
わかってたつもりだったけれど、
全然わかってなかった。
それがまた浅ましくて恥ずかしい。

今の景色が見えてしまうと、
もう私はセンター長や支社長は憎めない。
こんな感じで、組織は上の人にモノが言えなくなっていくんだって、
皮膚で直に感じる日々。

現場で好き勝手にものが言えたのも、
幸せなことだった。
そんなことに気づけずにいた私は
やっぱりまだまだなんだって、
痛いくらい実感してます。

井の中の蛙、怖すぎる。

たかが一企業でこうなんだ、
政治の世界が数十年やそこらで変わるわけがないね。

デカイ会社はこうなってしまうんだな、と。
じゃあお泊まりデイみたいなとこがいいのかったら、そうでもない。

もちろん、上に立つ人間次第で、
どうにでもなるんだろうけど。
個々のセンターも、
会社全体も。

でも、上に行くには、そのまた上に気に入られなくちゃなんないんだ。
その人が変な人だとしても。

踊る大捜査線みたいになってきた。笑



でも、見ることができて、よかった。
知らぬが仏、とも言うけれど、
今の私にとっては、
その真実がどんなに残酷なものでも、
知らないままの幸せより、
それははるかに価値のあるものなんだ。

そして、
知らない幸せよりも、
知ったからこそ見えてくる幸せ
の方がずっと大きいと思う。

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2013-07-25 19:58:03 | 日記
選挙と新曲『ローリングストーン』
(2013/07/22 12:02)

 期日前投票のときに、「投票先についてオープンに話されるべきだ」ということを書いたのだけど「秘密選挙」という言葉について、知人から指摘があった(くわしくはこちら)。

 もちろん、どこに投票したのかどうかを言うのは、個人の自由。だけれども、どうして投票先が秘密にされているのかということを考えれば、直ぐにそれは民主主義を守るためだと理解できる。誰に投票したかを監視し合うような社会が、どんな状況なのか、考えてみると恐ろしい。というか、そういう時代を経て獲得されたものなんだね、民主主義は。自明(当たり前のようにあったもの)ではないってこと。

 無知の恥の上塗りで申し訳ない。俺の投稿が(誤解されないようにもう一度言っておくけど、特定の政党を積極的に支持してないよ)変なムードをつくってしまったら、それはマズイなと思った。みんながみんな、誰に投票したかなんて言う必要はないね。言わないひとが悪いってこともない。「オープンに話そう!」って言葉が、「オープンでないこと」を空気を作りあげてしまうことがあるってことだよね。それについての配慮は俺には足りなかったように思う。

 こういう愚かしいミュージシャンの発言や行動を反面教師に、あるいは笑い飛ばすためのネタにして、いろいろな場所でいろいろなことが話されたら嬉しい。それはさ、自分と同じ考えでないヤツを否定するためではなくて、世の中の多様性を認めるというか、そのためにってことなんだけど。多様性を認めるってことは、民主主義が獲得したひとつの成果でしょ。もちろん、ルールも決めなくてはいけないし、ルールについても考えないといけないのだけど、その範囲内で僕らが本来持っている自由(あるいは平等)が保証されていることっていうことも、自明じゃなかったんだよね。

 信条や、思想や、信仰や、人種や、いろいろなことが違っても、 “話し合う” ってことが大切なんだと思う。分り合うってのが難しいなら、思い合うってことをしたらいい。俺たちはある意味で、また質の違った監視社会を生きているものね。お互いをとにかく罵り合ってる。それだけはもう、終わらせないと、ここから先、どこにも行けないものね。原発だって、エネルギーだって、軍隊だって、戦争だって、憲法だって、そもそも俺ら市民のあり方だって、どうなのよ?って話合うこと、もう避けては通れない。あんまり気にしなくても、なんとかしてくれた人たちがいたっていうのも事実だし、そんなんに甘えながら音楽のことばっかり考えてきたし、30歳過ぎてやっとこんなこと言い出している自分のこと、心底恥ずかしいと思うけれど。

 でも、俺、無知とか、無教養とか、そういうところからでも、ちゃんと始めたいと思う。どうせ馬鹿だからって勝手に退場せずに、今、ここのラインをスタートにして、また勉強したいなって思う。

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2013-07-25 19:57:43 | 人生

政治になんて関わりたくない (2)
(2013/07/17 11:11)

 日曜日は仕事なので期日前投票に行ってきた。

 いろいろ悩んだけれど、今回は前々から一択だなと思っていた政党と、その候補に投票してきた。はっきり言えば、支持したい政党がないっていうのが本音なのだけど、消去法というか(あまりいい方法ではないけれど)、有利だと予想されている自民党に野党としてものが言えるのはどの政党か(たとえば、原発事故の前から、津波による電源喪失の危険性に言及していたのはどの政党かっていうと...)。どの政党が躍進することが現政権に対するメッセージになるのか。そう考えると、俺としては、どんなに考えても一択なんだな、今は。もう一回繰り返すけど、「今」は。

 音楽家の言葉と、政治の言葉は違う。これは俺の持論なんだけど、表現の言葉は、実際的な場所から吐かれないから力を持つんだよね。「人間なんて皆、愚かでしょう」と言える(様々な喩えで)のは文学(広い意味で)であって、政治家が民衆に向かって放つ言葉とは違う。と僕は思っている。だからこそ、音楽や文学や表現一般は魅力的だし、チカラがあると思っている。

 三宅洋平のスピーチは感動的だし、腑に落ちる言葉がたくさんあって、本当に心に響いた。俺は「みんなが変わらないとでしょう?」ということだと受け取った。だから、本当に良く考えてみた。彼を支持しているミュージシャンは実際に多いんだと思う。彼のやっていることは、とても意義のあることだしね。俺たちに変革を求める、素晴らしい言葉を鳴らしている。だから、ちょっと言いにくいんだけどさ、まあ、ちゃんと書こうと思う。俺は共産党とその候補者に投票しました。

 最初に書いた通り、かなり消極的な選択なのだけどね。共産党のすべてを支持しているわけでは、もちろん、ない。共産党?なんか嫌じゃない?って気持ち、あるよ、俺。ソ連とか中国とか、そういうとこから連なってるネガティブなイメージ、普通に(多分、俺ら世代に共通だと思うけど)持ってる(それとは違う!って書いてあったけど...)。党員でもないしね。

 あと、どこに投票したのか、別に普通に言いあえて、そういうのが人格攻撃などにならない社会を俺は求めるよ。

 いよいよ「気持ち悪い!」とか言われて(もう言われているけれど)、俺の音楽が忌避されるならば、それも仕方ないかな。実際、こんなこと書くの、面倒だし怖いよ。誰もしてないじゃん?まわりを見回しても。見かけたことないもん。「◯◯党に今回は投票しましたー!」とか言ってるミュージシャン。そんなんでリスナーや仕事が減ったらたまらんものね。笑。

 そして、この日記は支持を促す目的で書いているわけではない。何度も言うけど、自分で考えて欲しい。ただ、「政治になんて関わりあいたくない」という日記が、誤読されているように感じたので(そういう要素は俺が用意したものだけど)、ちゃんと自分のことを表明しておきたいなと思ったの。選挙に出てまで「俺はこうだ!」と言っているひとがいて、それに俺は感動したわけだから、まあ、俺もさ、俺のことちゃんと書いておこうかなって思った。馬鹿にされるならば、正しく馬鹿にされたいの。消去法だなんて、自分の無知や不勉強を晒しているようなものだという自戒も、もちろんあるから。

 つうことで、みんな投票に行くべきだよ。で、投票して終わりではなくて、ちゃんと話すべきだと思うよ。オープンなものにしていかなきゃ。そうやって、変わるべきは、俺たちだと思うよ。

ゴッチの日記 転載

2013-07-25 07:54:18 | 人生


政治なんかに関わりたくない
(2013/07/13 10:11)

 政治なんかに関わりたくない。そりゃそうだ。なーんにも関係ないところで、政治性とかお金のこととか全部忘れたところで、音楽に没頭してたい。だから政治なんてまっぴらごめんだなんて思う気持ちが、俺の腹の中にはたっぷりある。立候補?ほとんどギャグじゃねーのって、思ってるよ、申し訳ないけれど。

 でもねぇ、グラッグラしてる。三宅洋平のスピーチを観てドキドキしてる。それはさ、彼の魅力ってのにドキドキした気持ちもちょっとあるけど、自分の矮小さに気づいて、心臓の鼓動する速度が増してるの。「政治なんかに関わりあいたくない!」それじゃ恥ずかしくない?って、自分の心が俺の身体にメッセージを送ってる。だからドキドキする。ギューってなる。



 マイノリティの票っていうのは、死んでしまう票で意味がないだなんてニヒルなやつ、現実的なやつは言う。それはそうだよね。政治って実際的なものだもの。プラグマティック。

 だけれども、選挙結果に関わらず、この国や俺たちの生活は続いていくわけで、この選挙で誰が勝った負けたかっていうのも見過ごせないけれど、それぞれの意識が変わらなかったら、いろいろなものを消費して終わりだよ。流行りのショップでシャツかなんか買って、2、3回使ったらボタンが取れて、だったら新しいの買えばいいやって話じゃダメだ。ボタンを付け替えてでも着続けなきゃ。そう思うシャツを選んで着るのが、流行じゃない本当のお洒落でしょう。

 新しいものは、最初は見向きもされない。それはなんだってそうだ。ただね、続けることで、堰が切られる瞬間ってのが、絶対にやってくる。それまで続けられるかだと俺は思う。水位は上がったり下がったりするよ。それに一喜一憂する瞬間も経ないといけない。「意味がないのかな」なんて思う日もあるかもしれない。でも、それは、堰が切られるその一瞬のためにある。 

 何度も何度も何度も変わりたいって思ってきて、実際にいろいろなことにもトライしてみたけれど、また、こんな動画を観て、俺は変わりたい!って思ってます。

 あ、選挙に立候補したりはしないよ。笑。俺は、政治家にはなりたくない。そこだけは変わらない。嫌だよ、静かに電車に乗りたいし。

 ただ、ひとりの市民としては、もっと意識を高く持ちたいなと思う。そして、表現や創作をしている人間として、できることを考えたい。ずっと考えているけれどね。ほら、目の前でっつうか画面の先でだけど、とてもエネルギーに満ちた言葉を吐く表現者がいるわけで、俺はそれに負けたくないと思うわけ(「勝ちたい!」ってことじゃないのが重要なんだけど、伝わるかな)。

 決して、誰かを扇情したいわけではないよ。文学や、音楽や、そういうものにしか書けない言葉があって、俺はそれを使って、自分の考えることをしっかり綴りたいの。

 ひとりひとりが、どうしていくかということだよね。俺はそう思うよ。ひとりぼっちでも「YES」と言えること。言うこと。その先で繋がっていくこと。口裏を合わせずに集うこと。その集いが、いつか堰を切ったように世の中を変えること。それを諦めないこと。

 あ、彼に投票して!ってことではないからね。いつでも俺は同じことを言うよ。「自分で考えて」って。音楽もそう。何を聴くかは自分で選ぶでしょう。笑。だってさ、信者を獲得するゲームじゃないんだもの、俺にとってバンドや音楽は。そして、この日記も。ね。君の一票は君のもんだ。ドブに捨てたっていいんだよ。君が誰を選んだかなんてことに責任持たされるのだけはゴメンだよ、マジで。笑。政治に関わるよりも嫌。俺のせいにしないでね。あはは。

 つうわけで。


**********



私は今回選挙に行かなかった。
行くつもりはあったけど、
旅行会社で思いの外時間を食って、20時を過ぎてしまって。
という、完全なる言い訳。
本気なら朝に行くことも、切り上げることもできた。
あーあ、社会人失格…と思いつつ、
まぁ私の一票なんてあってもなくても一緒だしな、と思っていたのは事実。
私が入れる党の人が当選する可能性は低かったので。
開票結果は案の定。
入れてもいないのに落胆するというダメな国民の典型 苦笑
まぁ、それが国民の総意なら仕方ない、
なるようになればいい、
と思いつつも、
投票率の低さを見て、
残りの人が皆与党以外に入れたら…?という甘い夢を見たり。
まぁ夢なんですけど。
多分、選挙行く人は毎回行くし、
行かない人は次回も行かないから。

そんな心持ちで読んだ日記。
選挙の前に読めばよかった。
そしたら投票、行ったかなぁ。
モチベーションは間違いなく高くなっただろうな。
とくに、シャツや水位のくだり。
喝入れられた気分。

ゴッチがこうして思いを発信する意味って、
こういう意味でデカイよなぁ、と思う。

選挙前の駅前スピーチかなんかよりも、
私には、ずっと心に響く。

もっとも、駅前スピーチなんて、
まともに聞いたことないけどね。

次回はちゃんと行こう…と思う。今は 笑