久しぶりに国会前19日行動に参加しました。参加の言い出しっぺは連れ合いでしたが、辺野古新基地に土砂投入、人管法・水道法などの強行採決など安倍政権の暴走、暴挙は枚挙にいとまがありません。寒さの凍みる師走19日ですが、2015年10月から毎月続く19日行動主催者と参加者に敬意を表し、連帯する意味で駆けつけることにしました。
■『安倍9条改憲NO!辺野古新基地建設は断念を!安倍政権退陣!12.19国会議員会館前行動』2018、12/19(水)18:30~ 場所:衆議院第2議員会館前を中心に
いつものように地下鉄有楽町線永田町駅で下車、国会と向かい合わせの衆議院第2議員会館前に夕方の6時10分に到着しました。集会は6時半からということで、中央ステージまで様子を見に行ったところ、なんとか発言者の顔が見られるところに潜り込ませてもらいました。演説者まで2,30メートルの距離でした。妻は残念ながら前の人の背が高いため発言者は見えないと言っていました。
6時半きっかりに集会は始まりました。
司会はおなじみの男性、コールは女性、頼もしい2人の若手でした。今日のステッカー「辺野古新基地建設は断念を!」「安部9条改憲NO!」を揺らしながらのコールです。
最初に立憲野党の挨拶です。到着順でした。
福島みずほ(社会民主党)、山下芳生(日本共産党)、小宮山泰子(国民民主党)、 山川百合子(立憲民主党)
国民民主党の小宮山泰子氏が野次られているのが印象的でした。くれぐれも第2か第3の自民党にならないといいのですが。
続いて連帯の挨拶です。耳で聞いての書き写しなので正確性には欠けると思いますが、記録しておきましょう。私の調べた範囲では、2800人参加のこの大行動をマスコミは伝えません。ならば私が書くしかないか。(以下、フルネームをご存じの方は知らせてください。)
・小田川さん(憲法共同センター)
・木村さん(沖縄反戦一坪地主会)
・南さん(改憲問題対策法律家6団体)
・高田さん(9条壊すな実行委員会)
19日行動は40回に達しようとしています。こうした市民と立憲野党の共闘は自民党の憲法「改正」案を憲法審議会に提出させませんでした。さらに、国民投票法の改正の審議に入らせませんでした。このことは誇っていいのではないでしょうか。
マスコミが伝えないならユーチューブで見るしかありません。下記のユーチューブは幾度となく、ばっちり我々が映し出されています。
https://www.youtube.com/watch?v=hSI0m5zq1aA
最後に自称「反逆老人」の鎌田慧さんの新聞コラムを読んでみてください。
◆辺野古の海を埋め立てる行為はバベルの塔のように神々の怒りを買う
「絶対に諦めない」…玉城デニー沖縄県知事
鎌田 慧(ルポライター)
とにかく力ずく。道理も情愛も思いやりの一滴(ひとしずく)もない。無表
情で命令するだけ。辺野古の海に土砂が投入されるのを目の当たりにして
玉城デニー沖縄県知事は「胸をかきむしられる」と表現した。あの海の色を
知る人たちの共通感覚である。
ジュゴンとウミガメなどさまざまな生き物が棲(す)む手つかずの海に、
汚れた土砂を投げ込むのは神を恐れぬ行為だ。160ヘクタールもの海域を埋め
立て、米軍の戦争用の軍事基地をつくるという。
「悪魔とは他の人間の犠牲の上に生きる人間のことである。そして殺し
合い、奪い合い、だまし合って生きる人間のことだ」(『米軍と農民』)とは
戦後、伊江島で米軍の土地収用に、非暴力抵抗をつづけた阿波根昌鴻さんの
言葉だ。伊江島は玉城知事の母親の里である。
玉城知事は土砂投入に抵抗して座り込んでいる人びとに「勝つことは難し
いかも知れないが絶対に諦めない」と激励した。負けるというのではない。
諦めないでがんばればかならず道は拓(ひら)かれる。
「耐え難い日を迎えた。が、打つべき手は絶対にある」。玉城知事の
言葉は、自信に満ちている。
埋め立て予定地の東側海底はマヨネーズ状態。活断層もある。工事は無理
なのだ。160ヘクタールもの海を埋め立てる行為は「バベルの塔」のように
神々の怒りを買おう。ましてパワハラは国際的な恥である。
(12月18日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)
■『安倍9条改憲NO!辺野古新基地建設は断念を!安倍政権退陣!12.19国会議員会館前行動』2018、12/19(水)18:30~ 場所:衆議院第2議員会館前を中心に
いつものように地下鉄有楽町線永田町駅で下車、国会と向かい合わせの衆議院第2議員会館前に夕方の6時10分に到着しました。集会は6時半からということで、中央ステージまで様子を見に行ったところ、なんとか発言者の顔が見られるところに潜り込ませてもらいました。演説者まで2,30メートルの距離でした。妻は残念ながら前の人の背が高いため発言者は見えないと言っていました。
6時半きっかりに集会は始まりました。
司会はおなじみの男性、コールは女性、頼もしい2人の若手でした。今日のステッカー「辺野古新基地建設は断念を!」「安部9条改憲NO!」を揺らしながらのコールです。
最初に立憲野党の挨拶です。到着順でした。
福島みずほ(社会民主党)、山下芳生(日本共産党)、小宮山泰子(国民民主党)、 山川百合子(立憲民主党)
国民民主党の小宮山泰子氏が野次られているのが印象的でした。くれぐれも第2か第3の自民党にならないといいのですが。
続いて連帯の挨拶です。耳で聞いての書き写しなので正確性には欠けると思いますが、記録しておきましょう。私の調べた範囲では、2800人参加のこの大行動をマスコミは伝えません。ならば私が書くしかないか。(以下、フルネームをご存じの方は知らせてください。)
・小田川さん(憲法共同センター)
・木村さん(沖縄反戦一坪地主会)
・南さん(改憲問題対策法律家6団体)
・高田さん(9条壊すな実行委員会)
19日行動は40回に達しようとしています。こうした市民と立憲野党の共闘は自民党の憲法「改正」案を憲法審議会に提出させませんでした。さらに、国民投票法の改正の審議に入らせませんでした。このことは誇っていいのではないでしょうか。
マスコミが伝えないならユーチューブで見るしかありません。下記のユーチューブは幾度となく、ばっちり我々が映し出されています。
https://www.youtube.com/watch?v=hSI0m5zq1aA
最後に自称「反逆老人」の鎌田慧さんの新聞コラムを読んでみてください。
◆辺野古の海を埋め立てる行為はバベルの塔のように神々の怒りを買う
「絶対に諦めない」…玉城デニー沖縄県知事
鎌田 慧(ルポライター)
とにかく力ずく。道理も情愛も思いやりの一滴(ひとしずく)もない。無表
情で命令するだけ。辺野古の海に土砂が投入されるのを目の当たりにして
玉城デニー沖縄県知事は「胸をかきむしられる」と表現した。あの海の色を
知る人たちの共通感覚である。
ジュゴンとウミガメなどさまざまな生き物が棲(す)む手つかずの海に、
汚れた土砂を投げ込むのは神を恐れぬ行為だ。160ヘクタールもの海域を埋め
立て、米軍の戦争用の軍事基地をつくるという。
「悪魔とは他の人間の犠牲の上に生きる人間のことである。そして殺し
合い、奪い合い、だまし合って生きる人間のことだ」(『米軍と農民』)とは
戦後、伊江島で米軍の土地収用に、非暴力抵抗をつづけた阿波根昌鴻さんの
言葉だ。伊江島は玉城知事の母親の里である。
玉城知事は土砂投入に抵抗して座り込んでいる人びとに「勝つことは難し
いかも知れないが絶対に諦めない」と激励した。負けるというのではない。
諦めないでがんばればかならず道は拓(ひら)かれる。
「耐え難い日を迎えた。が、打つべき手は絶対にある」。玉城知事の
言葉は、自信に満ちている。
埋め立て予定地の東側海底はマヨネーズ状態。活断層もある。工事は無理
なのだ。160ヘクタールもの海を埋め立てる行為は「バベルの塔」のように
神々の怒りを買おう。ましてパワハラは国際的な恥である。
(12月18日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)