2015.7.20(月)、猛暑の続くなか、東京・日本教育会館一ツ橋ホールに足を運びました。映画「ジョン・ラーベ-南京のシンドラー」を見るためです。3階のホールは満席でした。ここは日本演劇教育連盟主催の全国演劇教育研究集会が長く行われたところで、800席のはずです。ここだけでは収容しきれないというので、8階にも鑑賞席を設けていました。私も数人の仲間ともにこれを鑑賞しました。
この映画はドイツ・フランス・中国の合作です。2009年につくられてドイツ映画祭などで高い評価を得たものですが、日本ではようやく昨年あたりから自主上映が始まったようです。日本にとっては加害の歴史が描かれているものですから、上演に対してはさまざまな抵抗があったもののようです。
まずは、映画の概要を知ってもらいたいと思います。
〔公式ウェブサイト「ストーリー」より〕
日中戦争が始まって間もない1937年12月。日本軍は中華民国(蒋介石)の首都南京へ侵攻し陥落させた。首都機能はすでに重慶へ移転しており、数十万の市民と中国兵士、そして十数人の欧米人が南京に残留した。残った欧米人たちは、迫りくる日本軍から市民を保護する為、南京安全区国際委員会を設立、その委員長に選ばれたのがシーメンス南京支社長のジョン・ラーベだった。本作品は、ラーベと国際委員会メンバーの人道的活動を史実を基に描く。
ドイツ映画賞で主演男優賞・作品賞・美術賞・衣装賞を受賞、バイエルン映画賞では最優秀男優賞・最優秀作品賞を受賞した傑作。日本では上映不可能とまで言われた本作品がついに日本初公開!
見終わっての感想は、確かに日本人として決して見やすい映画ではないということです。でも虐殺の実際はこの程度ではなかったでしょう。
あるサイトには次のような加害シーンが描かれていたことを指摘しています。DVDをしっかり見て、書き込んだのでしょうか。
●カナザワ映画祭主宰者のメモ帳
『ジョン・ラーベ ~南京のシンドラー~』の10大ショック!!シーン
南京の街を日本軍機が無差別爆撃!! 日本軍が中国人捕虜を虐殺!! 避難民が乗った大型船を日本軍機が攻撃! 病院に日本兵が乱入し、医者と患者を射殺! 大記録!支那人100人斬り! 日本兵が一般家庭に乱入しレイプ! 日本軍が死体を使って道路工事! 日本兵が女子校の寮に乱入!強制身体検査! 安全区も安全じゃない! 当時の記録映像や写真で本物の死体がたくさん出てくる!
この映画はジョン・ラーベの日記をもとに映画監督が脚本を書いたということです。さまざまな事実を映画に盛り込んだのでしょう。
こうした映画に日本人はきちんと向きあわなければならないと思います。加害の歴史もドイツのようにしっかり教える中で、これからの日本を担う子どもたちを育てる必要があると思うのです。
この映画はドイツ・フランス・中国の合作です。2009年につくられてドイツ映画祭などで高い評価を得たものですが、日本ではようやく昨年あたりから自主上映が始まったようです。日本にとっては加害の歴史が描かれているものですから、上演に対してはさまざまな抵抗があったもののようです。
まずは、映画の概要を知ってもらいたいと思います。
〔公式ウェブサイト「ストーリー」より〕
日中戦争が始まって間もない1937年12月。日本軍は中華民国(蒋介石)の首都南京へ侵攻し陥落させた。首都機能はすでに重慶へ移転しており、数十万の市民と中国兵士、そして十数人の欧米人が南京に残留した。残った欧米人たちは、迫りくる日本軍から市民を保護する為、南京安全区国際委員会を設立、その委員長に選ばれたのがシーメンス南京支社長のジョン・ラーベだった。本作品は、ラーベと国際委員会メンバーの人道的活動を史実を基に描く。
ドイツ映画賞で主演男優賞・作品賞・美術賞・衣装賞を受賞、バイエルン映画賞では最優秀男優賞・最優秀作品賞を受賞した傑作。日本では上映不可能とまで言われた本作品がついに日本初公開!
見終わっての感想は、確かに日本人として決して見やすい映画ではないということです。でも虐殺の実際はこの程度ではなかったでしょう。
あるサイトには次のような加害シーンが描かれていたことを指摘しています。DVDをしっかり見て、書き込んだのでしょうか。
●カナザワ映画祭主宰者のメモ帳
『ジョン・ラーベ ~南京のシンドラー~』の10大ショック!!シーン
南京の街を日本軍機が無差別爆撃!! 日本軍が中国人捕虜を虐殺!! 避難民が乗った大型船を日本軍機が攻撃! 病院に日本兵が乱入し、医者と患者を射殺! 大記録!支那人100人斬り! 日本兵が一般家庭に乱入しレイプ! 日本軍が死体を使って道路工事! 日本兵が女子校の寮に乱入!強制身体検査! 安全区も安全じゃない! 当時の記録映像や写真で本物の死体がたくさん出てくる!
この映画はジョン・ラーベの日記をもとに映画監督が脚本を書いたということです。さまざまな事実を映画に盛り込んだのでしょう。
こうした映画に日本人はきちんと向きあわなければならないと思います。加害の歴史もドイツのようにしっかり教える中で、これからの日本を担う子どもたちを育てる必要があると思うのです。