後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔342〕フランクフルト・リービークハウスのステファン・ロラーさんから『完・祈りの彫刻』絶賛のメールでした。

2021年03月07日 | メール・便り・ミニコミ
 十数度の渡独の起点はフランクフルト・アム・マインです。フランクフルトはマイン川(ライン川支流)沿いの美しい街です。この川縁に沿っていくつかの美術館・博物館が並んでいます。代表的なのがシュテーデル美術館です。
 この岸壁の博物館群の中にフランクフルトにおける中世彫刻のメッカ、リービークハウスがあります。『地球の歩き方 南ドイツ』にも掲載されていないというのは信じられないことですが。
  このリービークハウスのステファン・ロラーさん(博士)は研究員で中世彫刻の責任者です。ゲルハールト・フォン・ライデンの大冊の図録の著者で、以前にサイン本をいただきました。
 その彼から連れ合いに『完・祈りの彫刻 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち』贈本のお礼のことばが届いたのです。この本の表紙はゲルハールトの自刻像です。所蔵するストラスブールのルーブル博物館に掲載を仲介していただいたのは彼でした。





 実は、彼の文末にある「次の本」の発行を予定しています。今度は緑だけでなく私も共著として加えてもらおうと思っています。今年中に発刊できれば素晴らしいですね。そして来年の1月には第2回の福田緑写真展を多摩地区(国分寺)で開催予定です。詳細はこのブログで順次お知らせします。

●ロラーさんからのメールです。

「あなたからメールをいただいてからずいぶん経ってしまいました。メールの返信だけでなく、クリスマスの細々した素敵な贈り物や何よりもあなたの本にお礼を言います。
 あなたの新しい本、本当におめでとうございます。いつものように美しく、素晴らしい本です。文章は残念ながら読めませんが、あなたが選んだ彫刻や美しい写真を見れば、これは素晴らしい本に違いないとわかります。私たちの中世彫刻に対するあなたの情熱に感嘆しています。すばらしい仕事です。

 願わくばお連れ合いもあなたも健康にお過ごしでありますように。そして次の本を楽しみにしています。」

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