昨2025年3月8日、おそらく東京では今年最後の寒さの土曜日でした。久し振りの都心を目指して2つの大切な集会に参加しました。「さようなら原発3.8全国集会」(代々木公園)から「永田浩三教授最終講義」(練馬、武蔵大学)へ梯子です。
「さようなら原発全国集会」は春と秋に開催されます。秋はドイツ旅行と重なって参加できないことも多いのですが、極力参加することにしています。
それにしても春の集会は雨や風、雪などで天候不順のことが多く、今年も例外ではありませんでした。
タビーブルーのオープニングライブを聴きながら、いつもの会場の左側に座り込みました。防水した座布団を持参しているため、コンクリートの上でも寒さは感じません。
会場入り口で配布していたステッカーは3種類、裏にはこの日のプログラムや出展ブースやパレードコースの案内があります。
主催者あいさつは澤地久枝さんに替わって佐高信さん。自民、維新、国民を軽く揶揄して満場の笑いを誘います。
瓶子高裕さん(福島県平和フォーラム)、大河原さきさん(原発事故被害者団体連絡会)、沢居恵美さん(新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会)などのアピールが続きます。
タビーブルーのライブを挟んで、コメントが続いた後、閉会の挨拶は鎌田慧さんでした。国の原発愚策を痛烈に批判しました。
いつもなら渋谷コースのパレードに参加するのですが、今回は「永田浩三教授最終講義」に駆けつけることにしました。神宮前駅から新桜台まで地下鉄で一本です。小学生の時の遊び場だった武蔵大学まで迷うことなく辿り着きました。
大講堂ではおそらく学生が制作したであろうドキュメントが大スクリ-ンに映し出されていました。かなりのに人が参加していました。
映写終了後花束の授与があり、その後会場を50周年記念ホールに移してパーティーが始まりました。200人はいらしたでしょうか、かなりの盛り上がりでした。
最初のお祝いメッセージは「報道特集」の金平茂紀元キャスターでした。その後次から次へと祝言が続きました。永田さんの温かい人柄やその業績が人を呼ぶのでしょう。新刊の『原爆と俳句』を購入して、連れ合いが永田さん、ギャラー古籐の大崎文子さん、田島和夫さんに挨拶をして失礼しました。永田さん、名誉教授就任おめでとうございます!
長くも充実の一日になりました。