後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔538〕後期ゴシック彫刻を歩く㉑ 世界遺産、博物館島のボーデ博物館は新しい発見の連続でした。

2022年11月20日 | 美術鑑賞
 後期ゴシック彫刻のメッカと言えば、まずは世界遺産、博物館島のボーデ博物館をあげるしかないと思います。次に、ミュンヘンのバイエルン国立博物館、ニュルンベルクのゲルマン国立博物館ということになりそうです。他の博物館も含めて写真集第Ⅴ巻にまとめて紹介しています。
 ボーデ博物館には何回足を運んだことでしょう。館長のシャプュイさん(写真集第Ⅴ巻所収)と親しくさせていただいて、写真撮影の許可もいただいています。







 9月10日(土)、Sバーンの駅を降りて、川添に歩いて行くとボーデ博物館が木立の向こうに見えてきます。企画展の案内の大きな絵はリーメンシュナイダーのゲオルク像でした。
 お馴染みのリーメンシュナイダーやゲルハールト、ミヒェル・エーアハルトの作品との「再会」にはざまざまな新しい発見があります。それとともに、ラインベルガー、ペーター・デル、グラッサー、ハンス・ムルチャー、ハンス・トーマンなど、今まで見逃していた秀品を見つけ出し、心が躍りました。



 博物館の反対側の出口では古本や様々なものが売られていて賑わっていました。実はこの近くにメルケルさんが住んでいて、運が良ければ会うこともあるそうです。首相の邸宅があるということだったのでしょうか。前にMさんに教えてもらいました。

 ドイツ歴史博物館が残念ながら閉館中でした。
 この後、絵画館でハンス・ムルチャーの絵を見ることになります。

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