気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

850kmでの、プリウスVSインサイト燃費バトル

2009-04-03 21:45:00 | 

ベストカー誌でプリウスとインサイトの燃費バトルチャレンジをしていました。
その走行距離は高速主体の850km。

前回の「eアワード」の燃費記事は、どんな走行条件であの数値が出ているのかイマイチ私は把握できていません。

 

カー雑誌を物色していたら、ベストカー誌でまたまた「燃費バトル」の企画。

今回の目玉は、プリウスとインサイトのハイブリッドカーだけでなく、一般車種も含めての燃費バトルです。

 

車種は

 

プリウス G

インサイト L

iQ G

フィット L

フィールダー 1.8S

 

全5車種対抗。

 

 

コースは、

 

東京 → 関が原 → 岐阜 → 東京   約850kmの長丁場で、殆ど高速主体。

 

 

乗り方はエコ走りを無理してしないで、流れに乗る走り。

高速ではMAX120km/h制限とする。

 

この様な走りで比較テスト。

 

 

で、結論から言うと、やはりトータルではハイブリッド2車が上位だった。

 

しかし、「120km/hまで」という事は、高速も100km/h以上のアベレージで走っていたと思われるから、予想されたとおり燃費としてはかなり低かった。

 

 

              結果          10.15モード  燃費比率

プリウス    18.19km/L        33.0km/L   55%

インサイト   17.09km/L        30.0km/L   57%

iQ       16.22km/L        23.0km/L   70%

フィット     15.57km/L        21.5km/L   72%

フィールダー 14.00km/L        16.8km/L   83%

 

高速道路ではエンジンを回しっ放しにすることが主体になる。

ハイブリッドの美味しい部分である、「減速で溜め込むエネルギーを加速に使う」機会が殆ど無い。

 

そうなってくると、このくらいの燃費であっても、しかたないのかもしれないですね。

一応、一般車よりは燃費でも負けなかったから。

 

 

余談ですが、私のKeiワークスですと、セルボの例で比較するとiQと良い勝負かもしれません。

(一般道では20km/L超えるのに・・・)

 

また、私の友人Sさんが最近高速を数回往復する機会があったそうです。

片道約90kmを、高速でノンストップで往復した場合と、一般道で往復した場合ですが、燃費はそれぞれ18km/L台と19km/L台で、約1km/L高速の方が燃費が悪い(^^;)

 

かつては「高速を走ると燃費が良い」と言われていましたが、最近のエコカーは一般道主体のチューニングをしているのでしょう。

高速での燃費の方が落ちるようですね。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

LUXEL [2009年4月3日 22:13]
こんばんは^^
燃費データを見ると、プリウス以外の車種は全車にCVTが搭載され、プリウスを除くと、100km/h時の回転数が低ければ低いほど、良い燃費につながるという結果が導いているかもしれませんね。
私の経験上、日本車の高速燃費が悪くなるとは一概には言えませんが、車重/エンジンパワーの割合によっては、却って伸びる事があるかもしれません。
日本車で、高速でいい燃費をたたき出すとしたら、80~100km/hの速度レンジになりますね。
ファシスト [2009年4月3日 22:32]
こんばんは。
高速になれば、プリウスはずっと電気で走るのかと思ってました。
高速で燃費が低くなるのは驚きました。
60キロで走れば一番燃費がいいのでしたっけ?
GXE10 [2009年4月4日 5:46]
 CVTの「V」とは、決してベルトの事なんかでは無くVariableの略なのですから、コスト高と言う不幸の星を背負った日産のエクストロイドを始めとして、色々な方式が存在して居ります。
 TOYOTA/THSの場合は、一般にE-CVT或いはECVT (Electronically-controlled CVT)と言われる通りに電気式で有りますので、仲間外れにするのは止めて頂きたいと思います。
 従って、最も有利に走れるのはエンジンを全く使わないEV走行な訳ですから、得意技はモード燃費の測定時、そして市街地に於ける大渋滞時と言う事です。
 ちなみに、何故か最近良く見かける田舎道で3桁走行をして居る輩は、其の恩恵を受ける事等は全く有り得ません
EP82-SW20 [2009年4月4日 20:15]

>LUXELさん、こんばんは。コメントありがとうございますw

ハイブリッド2車を除くと、排気量が小さいほど燃費が良い、と言うことになりますね。
また、カタログ燃費との比率も排気量の大きい車の方がその差が少ない、と言えそうです。
ハイブリッド2車の燃費がいいのは、一般道区間での優位分が出ていると思われます。


>ファシストさん、こんばんは。コメントありがとうございますw

現行プリウスの場合40km/hくらいまでは電気だけで走れると思いました。
それでも、バッテリーが空になってしまえば充電のためにエンジンを回しますから、やはり燃費は落ちますね。
エンジン回しっぱなしになる高速は、ハイブリッドのメリットは生かせないでしょう。
EP82-SW20 [2009年4月4日 20:19]

>GXE10さん、こんばんは。 連続コメントありがとうございますw

そうですね、確か初代インサイトはMTもありましたよね。
私も高速道路を100km/hアベレージで走りますが、プリウスに抜かれた事はありますが、抜いたことは皆無です(苦笑)
真鍋清 [2009年4月5日 1:18]
小生も最近、上記テストと全く同条件で愛車2004年製ヴィッツ1300U-L・CVT付きで燃費を測定した所16.3km/l平均、メーカー公表値の23.5km/lの七割弱の達成データであった。
1.3Lエンジンに高速域での負荷は相応に大きいのでこんなもの、という見方もできますが、ではメーカーデータの公表値は殆ど実用的な加速が得られない滑走状態で測った物なのかと勘ぐれるあたり、どうにも収まりません。
試しに市街地でメーカーが想定したエコ走行法を行ってみた所まさに評判通り、50ccバイクに煽られうる程に全く加速しませんでした!そこでアクセルを多めに踏んで人並みのダッシュを得ようとすると今度はエンジンがガ行の叫び声を上げて、到底快適とは言えません。これを帯たすきと言わずして何というのでしょうか?
こうした小型ガソリンエンジンの燃費改善には、フリクションの低減やCVTの効率改良、可変気筒の導入(ホンダのインサイトがやっている)など気が遠くなるほど深遠かつ壮大な課題が控えていますね。新プリウスの場合も高速走行でモーターが息切れしないで済むか、気がかりな点も依然多いです。
おぺ [2009年4月5日 1:51]
こんばんは、お久しぶりでございます。
なかなかキビシイ自動車業界ではありますが、市場にインパクトを与えうるのは、やはりインサイトとプリウスでしょうね。インサイトの予想以上の好評価で、(掟やぶりの?)現行プリウス併売などトヨタの焦りを感じますが、こういう競争にはうまくのっていって市場を元気づけてもらいたいものですね。
EP82-SW20 [2009年4月5日 21:55]

>真鍋清さん、こんばんは。コメントありがとうございますw

あの10.15モード測定方法は、ユーザーの走行環境に近い測定方法ではなく、排ガス規制の為の測定方法、だそうですよ。
当然JC08モードも同じ理由による測定パターンでしょう。
しかし、私は「カタログデータである以上、テスト状態より好環境で走れば、それ以上の数値が出なくてはならない」という気持ちがあります。
その点、条件限定ですがシエンタはそれをクリアしていますからまだ我慢できます。
ただ、10.15モードの走りは、カメそのものですよね(苦笑)
EP82-SW20 [2009年4月5日 22:06]

>おぺさん、こんばんは。コメントありがとうございますw

プリウスはどうやって併売するのか、興味深々ですね。
まず、新プリは205万から、旧プリは180万円台にと、なりふりかまわないやり方は、社長が変わることによってトヨタも良い方向に変わろうとしている気がします。
イストをまた引き合いに出しますけど、「我々が良いと思って造った車なのだから、黙ってそれに乗りなさい」と言うような「驕り」を私は感じています。
今回の不況を機に、「日本ユーザーのニーズを反映した車」を造るメーカーに戻ってもらいたいと思いますね。
まずは、プリウス・インサイトで市場が回復してくれる事を祈りたいですw
コメント
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