このシリーズも長くなりましたので、次で終わりにします。
と言うか、一時的にあれだけ騒がれたウィシュマさんの記事の続編が出てこない。
次にアップする予定ですが、とある事実が有ってその真偽がわからないから、メディアが報道を控えている、そう勘ぐっています。
それはさておき、今回でNHKの記事について、「記事の中に書かれていた納得できない部分の解説」は終わりにします。
次は、
8.長期化する収容
今回も記事の抜粋を表示していきますが、この部分は前にも書きましたが一般論のみ。
ウィシュマさんが何故長期収容される結果になったのか、全く触れられていません。
これも私にしてみれば カルテとか色々取材しているのに、この部分はスルーなの? と言う疑問が沸いています。
ただ、入国管理法の悪い部分は指摘されています。
不法滞在外国人が8万人も越えていて、この為
在留資格制度の崩壊につながるだけでなく、日本人やルールを守って生活する多くの外国人の安心・安全な社会を脅かしかねない
だから法改正は必要、なのですよね。
次、
9.「不十分な医療体制」
これは一般論ですね。
体調を崩してもすぐに診察が受けられないそうです。
診察を受ける前に受信を希望する為の書類を書き、それが 提出から診察まで平均14.4日かかっているという。 と書かれています。
これは体制の問題になりますね。
せめて一週間くらいにしてあげないと、病気が悪化する原因になります。
次で最後。
10.制度を問い直す必要が
今まで見てきましたが、制度を問い直す必要が有り過ぎ、そう感じました。
それなのに、反対した野党3党の意図は何だったのか?
本来ならこのシリーズはここで結論を書いて終わりにする予定でした。
結論は・・・ 謎だらけ(苦笑)
・彼女の死は「入国管理法が良くない!」と言う大きな問題を世に知らしめ、世論は「入国管理法は悪法だ!」みたいに大騒ぎ。
・野党3党は「この真相が解明されない限り、改正案には応じない!」と あたかも改正案でなく改悪みたいな論調。
・でも、実際は現行法自体が悪くて彼女が亡くなった事になるわけだから、改正すべきはず・・・???
悪いはずの現行入国管理法を、(彼女が亡くなった事により)何故か野党3党が改正の議論をしないで廃案にしようと動き、そして政府が取り下げてしまった。
疑問が多々残ったままで個人的には不本意ですが、新しい情報を期待しつつ、このシリーズは終わりにします・・・。
とまぁ、この様に歯切れの悪い結論で終わってしまうはずでした。
ところが、この記事の冒頭で書きましたが、とても怪しい内容が書いて有る「ある書類」が一般の目にする事となり、事情が変わりました。
メディアの報道の仕方(NHK含む)・野党3党の対応・彼女のお別れ会 等
その書類が出てきた事からこれらを振り返って見ると、野党3党は法案成立を阻止する事が目的で(良い法案にしようとする気は最初から無い)、その為に彼女の死を利用したのではないか? と強く感じるようになりました。
それを次回、このシリーズの最後にアップしたいと思います。