今回も記事の抜粋を表示していきます。
相変わらず、記事の内容には「はぁ?」が多いです。
次に行って、
5.仮放免は・・・・
ようやくここで仮放免の話が出てきますが、これも抜粋すると
上の赤枠は、「仮放免制度がどんなものか」と言う説明ですが、下の赤枠にまたしても「はぁ?」な部分が。
最初の仮放免申請が、体調が悪くなる前の1月4日って・・・
5ヶ月もの間、合法的に外に出られる手続きを何もしなかったわけ??
うん? 良く見直すと、1回目の申請は「支援者」の文字が無いから、支援者が居なかったって事?
難民などの支援にあたる「START」という団体が彼女のメインの支援団体で、その代表が松井さん と記事に書かれています。
2回目の時にわざわざ「支援を受けて」と書かれているという事は、1回目の時は支援者がまだ見つかっていない、とも取れます。
仮にそうであった場合、8月から1月までの間、彼女は何もしないし何もできなかったことになります。
これも問題でしょうね・・・。
因みに、その支援団体のHPはこちら。
STARTは、日本で生活する外国人労働者・難民の方々への支援団体です。東海地方を中心に社会人、学生メンバーで支援活動を行っています。
とあります。
支援者が見つかる前の期間が長いですよね。
シリーズ その3でアップした内容を再度紹介。
この一番下の赤枠部分。
日本で支援者が見つかったことから日本に留まる事を希望するようになった・・・
と有るので、支援者が見つかるまでの5ヶ月間、彼女は帰国という選択肢も考えていた とも言えるわけですよ。
支援者が見つかって、DV元同居人の対応及び旅費を工面して帰国をする、その選択肢も有った と取れます。
結果的に国内に留まって病気になってしまったわけですが・・・。
そして、彼女が何もできなかった部分は、支援者が見つかるまでどうやっていいのか手探り状態だった、と考えられますね。
こんな状況に陥らないで済むように、法案改正が必要なのではないでしょうか?
野党3党は 反対するより、不備な点は改善して法改正を進める 何故そうしなかったのでしょうね。
疑問が深まるばかりです。
次に行って・・・
6.死の直前には
抜粋です。
因みに、これ正式なカルテや診断書ではないですね。
医師が「どうしたものであろうか?」って書いてあるから、収監所に対する意見書かな。
この下枠、NHKが上の診断書とされる写真記事から抜粋していますが、これを読んだ時疑問を感じました。
仮釈放すれば、良くなることが期待できる。・・・
何でよ?
その前に書かれている文言(写真のアンダーラインの部分)を入れてないから、文の意味が通じないのね。
患者が仮釈放を望んで、心身の不調を呈しているのなら、
なるほど、つまり心の病(うつ病の類でしょう)になってしまったと解釈されますね。
そうなってくると、結果的に5ヶ月間の空白期間、さっきも書きましたが、これも問題になるわけです。
この 健康であった5ヶ月間に合法的に自由になれる手段は無かったのでしょうか?
でも、基本は帰国ですよね。
期限切れで日本国内に居座る事は、今の入管法では犯罪に当たります。
彼女に同情を寄せる人達には、「彼女は本来帰国しなければならない立場の人間だったのに、(事情はあるにしても)帰国しない選択をしていた」事実を、改めて認識したうえで、同情すべきでしょう。
次、
7.真相究明を
ここには推定される死因について書かれています。(というか、それだけ)
「甲状腺炎による甲状腺機能障害により全身状態が悪化し、既存の病変を有する腎などの臓器不全が加わり死亡したとするのが考えやすい」
とは有りますが、この様な病気に何故なったのか? という事が書かれていません。
病気と死因だけが真相では無いと思いますよ。
・5ヶ月間の健康状態だった時に、合法的に自由の身になれなかった、と言う問題。
・その後発病してから亡くなるまで2か月間の、収監所での対応の様子がわからない、と言う問題。
大きく分けてこの二つでしょうけど、後ろの病気になってからの問題ばかりクローズアップされている気がします。
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