場つなぎのつもりで買った車ではあったけど・・・。
そんな車が、私のHNにしている「EP82型スターレットターボ」だった。
前述の理由(→過去記事)により、買いたかったMR2を断念。
「生まれながらのスポーツカー」として設計されたMR2から比べると、「廉価な大衆車のスポーツバージョン」であるスターレットターボは、明らかに見劣りはした。
ただ、MR2に試乗する前の期間、ほぼ同じ時期に登場したこのEP82スターレットターボがその車格以上のパフォーマンスを秘めている事は、各種カー雑誌のインプレッションから明らかになっていた。
馬力こそターボエンジンの225馬力(当時)のMR2に遠く及ばない135馬力ではあったが、
1,260kgのMR2に対して830kgという軽い車体は、ノンターボの165馬力(当時)のMR2の加速力にひけをとらなかった。
それに、エンジン単体を取ってみても、私が乗っていた1.6Lカローラレビン(115馬力)や、その次のモデルのAE86の130馬力を凌いでいた。
唯一の懸念点は、FFという事。
それまでFRで雪道や氷結路の経験は十分持っていたけれど、フロントタイヤが効かなくなったらほぼ何もできなくなるFFは、はっきり言って怖かった。
フロントが滑った時の大きな違いは、アクセルオフでFRは(僅かではあるが)リヤタイヤがエンジンブレーキを掛けてくれるのに対し、FFはフロントタイヤが食いつきを取り戻すまでは「成す術が無い」という事。
FF未経験の私の場合、コーナーでフロントが外に流れてしまった場合の対処方法についての不安が大きかった。
(今ではFFの方に長年乗り慣れたのでそこそこの雪道は楽しめるようになっているけどw)
FRに馴染んでいた私には残念ながら、この頃から世の中の主流はFFに移向。
AE86の後継、AE92型レビン・トレノもFFになり、2000cc以下のクラスではFR車は無くなっていた。
そこで、当時ようやく大衆車にもオプション設定され始めたABSを付けて、その時の為の「安全の確保」をしたのだった。
また、MR2に比べれば車両本体では半額程度だった。
「どうせ場つなぎだから・・・」と言う事で一番スポーティーなGTをほぼフルオプション仕様にして買う事にしたのだった(苦笑)
大きなオプションは、今では殆どの車が標準の
ABS
パワーウィンドウ
エアコン(オート)
電動ドアミラー
逆に言うと、今のヴィッツRS1.5Lは全てこれが標準なのだから、割安かもしれないw
そして、この後12年以上、15万キロ以上のお付き合いが始まる事になるのだけど、まだその時点ではそんなに長くお付き合いする車になるとは、思ってもいなかった(^^;)
写真は、当時のカタログから抜粋
「青春のスターレット」だって(^^)
実際、人がスターレットをお神輿のように担いでいる宣伝をTVで流してました。
写真では見えないけど、安全の為に中央に柱があって、支えていたそうですw
当然、「走り屋」だった私は、迷う事無くGTを選んだw
コメント
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
- 真鍋清 [2012年3月16日 23:40]
- こんばんは!
現行ヴィッツのターボ復活を切望している!
1.3リッター直噴+ターボ145psの標準型と1.5リッター/180psの「G'sバージョン」の二本立てで、現ヴィッツのモデルサイクル後半にさしかかる2013年頃に追加してもらいたいとトヨタにお願いしているさなかだ。
さて愛車2004年製ヴィッツ1300U-L、目下96663kmに達しレスポンスこそ良好な一方でエンジンからの轟音ががさついたものになっており、今年6月の定期点検でファンベルトの交換が必要なのでしょうか。 - 宮ちゃんNO1 [2012年3月16日 23:41]
- こんばんは~ 宮ちゃんで~す!
スターレットターボ・・・友達が乗って居たのは
この前の方のKP・・・FFのターボは魅力的でしたが
仰る通り・・・雪道で滑ると成すすべがない(笑)
加えて・・・軽量なだけ怖い!
でも・・・今この姿を見る事は滅多にないデスよね~(爆) - ファシスト [2012年3月18日 18:44]
- こんばんは~
スターレットがお神輿になってる!!
軽いと燃費もよくなりますねw - まめ八 [2012年3月21日 10:41]
- こんにちわ。
このタイプのスターレット、当時付き合っていた彼女が車を買い替える際に相談を受け、コイツを強く推して最終的に購入させてしまった事を懐かしく思い出しました。
エンジンは勿論NAエンジンで車体色は赤。。。
納車されれた真っ赤なスターレットに乗って嬉しそうに微笑む彼女の顔が瞼に焼き付いています。 - EP82-SW20 [2012年3月21日 19:34]
>真鍋清さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
ヴィッツターボ、良いですねぇ(^^)
トヨタが1.3LRS残しておいてくれれば(当然MTで小回り性能が優れている当時と同様のバージョン)、私はKeiワークスを買う事もなかったでしょうね。
ノンターボ1.3Lでも真鍋ヴィッツがかなりの性能を発揮していますから、ターボモデルなら真鍋さんが十分満足できる性能を発揮するかとw
ファンベルトとウォーターポンプ。
まだ頑張ってもらうみたいですから、10万キロを機に両方交換しておく方が無難かとw
>宮ちゃんNo.1さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
FFの前モデルだと、EP71だった気がしますが、「カッ飛び」ターボがありましたねw
この「カッ飛び」も魅力的でしたが、やはりFFに対する抵抗から、決断できませんでした(^^;)
次のスターレットのバージョンで、早速 FFの「洗礼」を受けた事をアップしますよ(^^;)- EP82-SW20 [2012年3月21日 19:36]
>ファシストさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
はい、830kgだったので、比較的楽に手で押して転がせませしたよ。
燃費もハイパワーを出せる割に、15km/L以上コンスタントに出せましたねw
>まめ八さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
おお、まさに「青春のスターレット」でしたね(^^)
甘い思い出が蘇りましたかw
私も、当時この車でデートした記憶があります(^^)
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