エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

今日の空~黄櫨と桂が紅葉中

2009年10月19日 | 日記
新しい週が始まった。
爽やかな1週間になりそうである。

空は高く、食事が美味い!



花梨の実が熟しつつある。
間もなく落下しそうな気配が濃厚である。



香り立つ花梨の実である。
誰かが摘果していくのが通例であって、それが何時なのかは誰も予想できない。

ある朝、突然無くなるのである。

霞が関周辺の桂の木が紅葉して空を飾っていた。



桂の紅葉である。そのしたの植え込みは・・・。



桂の葉の柔らかな「しとね」となっていた。

黄櫨には二種類ある。
ナンキンハゼとヤマハゼである。

南京黄櫨                    山黄櫨
  

どちらも鮮やかな紅葉である。
南京黄櫨は丸い葉であり、山黄櫨は細長い葉である。

ぼくの家の近くでは山黄櫨(やまはぜ)が赤く高揚した葉を見せ始めた。



山黄櫨は赤くなった葉から落ちる。
道路が赤く染まるのである。

山黄櫨の紅葉は極めて叙情的である。
空を見上げる一日であった。




ぼくは、こんな日が大好きだ。
明日はもっと熱くなると言うのである。
肌がしっとりと汗ばむ感覚は今でしか無い。






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                          荒野人

韓国ソウルの肖像~インサドンで韓式お茶をする

2009年10月19日 | 旅行
この日、ぼくはインサドンに出かけた。
仁寺洞と表記する。



そもそも骨董街である。
それなのにスタバがあったり、お菓子(龍のひげ)うぃ売る屋台が騒がしい。
雰囲気は違っている。



喫茶店だ。
店内は小じゃれた作りである。

ぼくはアイス花梨(かりん)茶を注文した。



美味いのである。
インサドンにはいわゆる伝統茶の店が多い。

器は大きなマグカップだと思っていただければ、良いと思う。
程よい甘さが疲れた身体に沁み込んできた。



喫茶店の天井である。
ランタンを上手に使っている。
お洒落である。

カリン茶のレシピを紹介する。
因みにハングル語で「モグァチャ」と呼称する。

カリンの皮を取り、切って種を取り除き、薄く切って同量の砂糖につけてビンに入れておく。
一週間ほど過ぎると澄んだ液が出てきて、実が上に浮かんでくる。
実と果汁を1スプーンずつカップにいれて熱い湯を注いで飲んだり、やかんに実を入れて少し煮たてて飲む。

簡単に家庭でも出来る。
いま、スーパーなどでも売っている。
「マルメロ」という種類でも良い。香りを楽しむ事もできる。

玄関に置いておくと良い香りを発し爽やかな気分になるのである。

一緒に行った謎のペルー人は「ゆず茶」を注文した。



ゆず茶のレシピである。
ハングル語で「ユジャチャ」と呼称する。

秋に新鮮な柚子を選び、四等分して皮は薄く千切りにし、中身は種を取り出し汁を絞って、同量の砂糖にねかせるか、蜂蜜を入れてビンか,カメにつけこむ。
一週間くらいすれば、果汁が出てくる。
この汁を柚子膜といい、実と汁を1スプーンずつコップに入れて、熱い湯を注いで飲んだり、やかんに実を入れて少し煮立てて飲む。
夏には冷水に入れて飲めば、清涼飲料よりずっとさっぱりした飲み物になる。

これも家庭で簡単に出来る。
やはりいまスーパーで売っているはずである。
ぜひ、お試しあれ!




インサドンは横道も楽しいのである。
是非、横道散策を楽しみたいものである。





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