エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

赤坂見附の冬さくら

2009年10月23日 | 日記
赤坂見附の交差点、その角に交番がある。
交番敷地内の「冬さくら」が満開である。



夕方の写真である。
赤坂見附ベルビーのサイドである。
正面は旧・東急赤坂、エクセル東急ホテルである。



左にあるのがエクセル東急ホテルである。
右がベルビーだ。

ここの桜をぼくは楽しみにしているのだけれど、今年は早々と咲いてくれた。
交番脇の樹は、もう満開である。
数本あるのだけれど、この分だと長期間に渡って桜の花が楽しめそうだ。




赤坂方面に出かけるのが楽しみになって来た。
今夜は嬉しいので風呂上りに一杯かな!


都内にお住まいの方、都内にお勤めの方、寄り道しても一見の価値ある「冬さくら」ですよ!





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                  荒野人

「ときめく」ということ!

2009年10月23日 | 日記
ときめく!
ということは、忘我という言葉と同義語である。

例えば、若いころは女性にときめいた。
電流が走るかのように、ときめいたものである。

いまは、若さとか美しさとかではなく、体現するものや負っている荷物の重さに感動するしときめくのである。





           ときめき


       ときめいてしまったのがぼくの罪である
       としたら
       それはあなたの罪でもある
       
       ときめきはある日突然
       ぼくの中惹起されてしまったのだ
       かならずしも美しさとか
       それへの欲望といったカテゴリーではなく
       ただ闇雲にときめいたのである

       ぼくはときめきのシンボルをあなたに見出した
       のかもしれない
       母性とか
       あるいは憧憬とか
       自らでは決して実現しえない
       結果を見出しえない
       崇高さへのときめきであるのだ

       バッカスとディオニソスが同意語であるのと一緒で
       あなたへのときめきは
       ぼくの内なる崇高さへのあこがれであるのだ
       あなたはぼくのフローラであって
       ぼくのヴィーナスと同意語であるのだ

       あなたへの告白は
       未来永劫ありえないのであって
       阿吽の呼気が
       飛天のように飛び交うとき
       安らかなそれでいて横溢した至福を招来する
       と言おう

       ときめきがゲームではありえないのは
       認知しつつ
       ぼくはその時間と空間に苦悩するのである

       吐息が
       それを産み出す唇が
       視線が
       それを産み出す瞳が
       甘やかな言葉が
       それを産み出す舌が
       響くような言葉が
       ぼくの内部に満ちるとき
       ぼくは昇天する



 

まるでジークフリートの黄昏のようだ。
夕景は人によっては「逢魔時」でもある。

その魔物は「ときめき」であるのかもしれない。




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                     荒野人  

韓国ソウルの肖像~漢江市民公園

2009年10月23日 | 旅行


漢江(ハンガン)はソウルを滔々と流れる大河である。
ぼくはハンガンの南側の市民公園に来ている。
江南地区である。
国会議事堂をはじめ、主な政府機関がこのサイドにある。

高級住宅街やおしゃれな街は、この江南地区に集中している。

ハンガンはソウルを二つに分ける大河なのである。



午後三時半頃である。
大きな橋の下で、女性たちが旗を振っている。



マスゲームでもなかろうに?とぼくは不思議な光景として捉えた。
中年以上の女性群であった。



この公園は広い。だだっ広いのである。
ここが休日ともなると、家族づれやグループごとの団体でいっぱいになる。
野球場もあれば、テニスコートはもとより、ボート遊びや水上スポーツなどを楽しむ施設が充実しているのである。

市民の憩いの公園である。

対岸にビル群を望みつつ、開放感溢れる公園で楽しむ。
夜ともなればライトアップされた橋が美しく川面に映えるのである。
そうなれば恋人たちのデート・スポットともなるのである。



噴水もある。

何かにつけてこの漢江・ハンガンは例えに使われる。
韓国の経済的発展を「ハンガンの奇跡」と称されたことがある。

1965年の日韓基本条約締結以降に起こった高度経済成長を、この漢江にちなんで「漢江の奇跡」と呼ばれたのである。

ぼくたちの記憶に新しいのである。



漢江沿いの並木に秋が迫っている。

この冬、ハンガンは凍るのだろうか?





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