初秋・・・ものみなほの白く感じられるのである。
秋の色を白、とした先人の慧眼に感服するのである。
北原白秋、の名前も頷けるものがある。
白秋は、秋が良く似合うのだ。

これは「エノコロ(猫じゃらし)」だ。
エノコロも穂が絮に変わり始めている。

「風止んで秋の光の白さかな」

万緑だった緑が、仄白い。
夏の陽射しに、目が疲れている訳では無い。

とりわけ、蒼穹に映える緑は白さを増している。
白い秋の所以である。
荒 野人
秋の色を白、とした先人の慧眼に感服するのである。
北原白秋、の名前も頷けるものがある。
白秋は、秋が良く似合うのだ。

これは「エノコロ(猫じゃらし)」だ。
エノコロも穂が絮に変わり始めている。

「風止んで秋の光の白さかな」

万緑だった緑が、仄白い。
夏の陽射しに、目が疲れている訳では無い。

とりわけ、蒼穹に映える緑は白さを増している。
白い秋の所以である。
荒 野人