エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

遠野物語・・・河童淵

2011年10月22日 | 旅行
遠野と言えば、民話の故郷であって豊かな自然があって、そこで人々は暮らしている。
田園風景はあくまでも、美的感覚に満ちている。



「藁塚(わらずか)」である。
晩秋の季語と歳時記に記されている。



遠野駅である。
ステーション・ホテルが駅舎と同じ棟にある。



ホテル側から見た駅舎である。



駅前の広場には河童が池で遊んでいる。
遠野と言えば、河童であるからだ。



女性の彫像である。
自分の髪の毛で陽射しを避けている。

顎(あご)の線がシャープでなかなか美人である。
モデルが偲ばれる彫像である。

さて「遠野」といえば、やはり柳田國男の「遠野物語」である。
『遠野物語』(とおのものがたり)は、柳田國男が1910年(明治43年)に発表した説話集。
日本民俗学の黎明を告げた名著である。



河童はキュウリで釣れるのである。
ここは、河童淵である。



トイレも面白い。

遠野物語は、岩手県遠野町(現・遠野市)出身の小説家・民話蒐集家であった佐々木喜善によって語られた遠野盆地~遠野街道に纏わる民話を、柳田が筆記・編纂し自費出版した初期の代表作である。
その内容は天狗、河童、座敷童子など妖怪に纏わるものから山人、マヨヒガ、神隠し、死者などに関する怪談、さらには祀られる神、そして行事など多岐に渡るのである。

そしてその代表はやはり河童である。



寺院の敷地を通ってこの川に至る。
ここで河童が目撃されたと語られる。



雰囲気のある川である。



河童淵の解説である。



句碑も建っている。
遠野は俳句の盛んな土地柄である。

河童伝説は、ロマンである。




にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村
 荒野人


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。